綺麗な胸を手に入れる!正しい胸ニキビの治し方

2016/08/05

思春期は過ぎたのに胸にニキビができてしまって、なかなか治らない…そんな悩みを抱える方も多いでしょう。

実は胸周りは、体にできるニキビの中では、顔、背中に次いで3番目に多くできる場所です。

ニキビはできやすい人だと、なかなか治らなかったり、次々とできてしまったりして辛いもの。胸は特に皮膚も薄く、ニキビ跡が色素沈着しやすい場所でもありますから、一度できると胸元のポツポツは意外と目立ってしまいます。

普段は服で隠れていますが、夏には露出しがちな胸はやっぱり綺麗にしておきたいですよね。

「もういや!どうせ治らない!」と諦める前に、胸ニキビができる原因、予防法、対処法を知って、自身の持てる胸元をゲットしちゃいましょう!

胸ニキビは顔ニキビと原因菌が違う!原因のマラセチア菌とは

そもそも胸ニキビとは一体なんでしょうか。胸ニキビと顔にできるニキビは見た目もそっくりで、違いが判りませんね。

胸ニキビと顔にできるニキビは、実は同じところと違うところが両方あります。胸ニキビとは何なのか、顔ニキビとの違いをまずはチェックしましょう!

ニキビは状態に合わせて4種類ある

ニキビは、家庭のケアで充分治せる初期~皮膚科などでの治療が望ましい末期まで、次の5種類があります。

ニキビの初期段階から重症ニキビの状態

ニキビの種類 段階 状態
白ニキビ 初期 角栓ができて毛穴に皮脂が溜まっている
黒ニキビ 初期 毛穴に皮脂や汚れが溜まって黒ずんで見える
赤ニキビ 中期 白ニキビや黒ニキビに菌が繁殖して炎症を起こしている
黄ニキビ 後期 赤ニキビが進行して毛穴に膿が溜まっている
紫ニキビ 末期 黄ニキビが進行して毛穴に血と膿が溜まっている

このニキビの区分は、顔ニキビも胸ニキビも同じです。

毛穴は袋状の構造になっていて、これを毛包といいますが、毛包は大小さまざまな袋が集まってできています。

この中でも、皮脂を分泌する脂腺性毛包に、皮脂が溜まった結果、白ニキビや黒ニキビができると言われています。

胸ニキビの原因菌は「マラセチア菌」だった!

ニキビの種類は同じだから、胸ニキビと顔ニキビは同じものだと考える人が多いです。確かに白ニキビと黒ニキビの場合は、胸ニキビも顔ニキビも全く同じものです。

しかし、顔にできる赤・黄・ニキビの主要な原因がアクネ菌の増殖によるものであるのに対し、胸ニキビの主要な原因はマラセチア菌であるという違いがあり、胸ニキビは正しくは「マラセチア毛包炎」といいます。

マラセチア毛包炎について、にきび専門外来を設けているソララクリニックHPでは次のように紹介されています。

皮膚の表面に常在するカビの一種である「マラセチア(malassezia)」が多量に存在する時に引き起こされる毛穴の炎症が「マラセチア毛包炎」です。
下記のような症状・特徴があります。

赤くてやや光沢がある
赤いブツブツ(紅色丘疹)は均一な感じで、表面が滑らか(平滑)
汗ばむ季節になると見られることが多い
頚部や体幹、特に胸や背中、肩、腕と言った部位にブツブツと発生しやすい
ニキビと違って押してもつぶせない、中身がでない
引用元: ソララクリニック にきび専門外来 体にできるニキビに似た症状の別の疾患 ― マラセチア毛包炎

どちらも、たまった皮脂が原因でニキビになるという点は同じですが、赤ニキビや黄ニキビに悪化する際に、原因となる菌の違いが、胸ニキビと顔ニキビの違いだったんですね。

マラセチア菌は胸だけじゃなく体中にいる!?菌の特徴は?

マラセチア菌によってニキビができやすい場所は胸に限らず、二の腕、背中、肩などで、顔以外の身体の中でも皮脂分泌の多い場所です。

このマラセチア菌はカビの一種ですが、ニキビができる人にだけいる菌というわけではなく、実は誰にでもいるありふれた常在菌です。

原因菌は異なりますが、顔ニキビと胸ニキビはニキビのでき方はほとんど同じです。

マラセチア菌は脂を好む菌のため、皮脂腺に好んでひそみ、増殖します。また、嫌気といって酸素を嫌う性質があるため、特に角栓がつまって酸素の入ってきにくい毛穴に多く増殖します。

角栓は皮脂や古くなった皮膚がはがれずに溜まったものや、角質が凝固して皮脂腺や毛穴をふさいでいるものです。

増殖する際にマラセチア菌は皮脂を分解して遊離脂肪酸を作ります。この遊離脂肪酸が酸化して毒性のある過酸化脂質ができた結果、皮膚が炎症を起こして、赤ニキビや黄ニキビへ変化します。

簡単に言うと、豊富にある皮脂をエサにしてマラセチア菌が増えてしまうと、赤ニキビや黄ニキビが発生するということですね。

このように菌が増えたせいで炎症を起こす点で顔ニキビとでき方は同じですが、顔ニキビが放っておいても自然治癒するのに対して、胸ニキビのマラセチア菌は自然治癒しにくいという特徴があります。

また、顔ニキビに比べるとかゆみや痛みが少ないのも特徴です。

原因菌は違うけど根本の原因は同じ!

胸ニキビができる直接の原因はマラセチア菌ですが、マラセチア菌の増殖を促しているのは角栓や皮脂の過剰な分泌です。

皮脂はマラセチア菌の栄養になるため、皮脂が多ければ多いほど、胸ニキビはできやすくなってしまうのです。

皮脂が過剰分泌することや角栓ができるのを抑えられれば胸ニキビの退治に一歩近づきますね。次はこれら皮脂や角栓ができる理由から、胸ニキビの予防法を知りましょう。

ニキビって顔だけじゃなくて背中とか胸とかいろんなところに出来る可能性があるってこと!?

それにニキビに種類があるなんて知らなかったー。

でも結局は、汚れとか炎症が原因でニキビができるわけだから、そこさえ気を付ければ予防できるっていうことだよね!

皮脂の過剰分泌がマラセチア菌増殖の鍵!原因と対処法は?

首下から胸元の胸周りは、もともととても汗をかきやすく、そして皮脂の分泌が多い場所です。

これは胸元に皮脂を分泌する皮脂腺がとても多く、活発に皮脂を分泌するためです。

皮脂の分泌が多いのに、胸元は服で覆われているためにふき取ることがしにくい場所であるため、汚れも他の部位に比べ溜まりやすく、ニキビができやすいのです。

でも、胸元が皮脂が多いとは言っても、全ての人に胸ニキビができるわけではありませんよね。

そこはもともと皮脂の分泌が多いところに、更に皮脂が多くなりやすくなる理由があります。

高カロリー・油・甘いもの・刺激物は皮脂を増やす!

食事の内容によっては、皮脂の分泌を過剰にしてしまいます。特に脂っこい食べ物、甘いもの、刺激物などのカロリーが高い食品は皮脂の分泌量を増やしやすいです。

高カロリー食品は、脂質を大量に含んでいることが多く、体内で分解しきれなかった脂質が皮脂として分泌されることもあります。

脂っこい食べ物の中では、特にハンバーガーやフライドポテトといったジャンクフードは脂を大量に含みカロリーが高い割に、脂質を分解できるビタミン類が少ないため、皮脂の大量分泌を促してしまいます。

甘いものも脂っこい食べ物と同様、脂質を多く含む割にビタミン類が少ないため、脂質が分解しきれない事が多く、取り込んだ脂質が皮脂として分泌されやすくなります。

カレー、コーヒーなどに代表される刺激物は、脂質が低いものでも、刺激物自体が発汗を促し毛穴が開いてしまいます。毛穴が開くため、皮脂も分泌しやすくなってしまいます。

このように、食事で脂質を取り込みすぎたり、刺激物で毛穴を開いてしまうことによって、皮脂が分泌されやすくなる状態になってしまいます。

また、皮脂が過剰に分泌されることで毛穴がつまり、毛穴の黒ずみを生む原因にもなってしまうのです。

バランス良くビタミンを摂取できる食事で皮脂増加予防を!

脂っこいもの、甘いもの、刺激物によって皮脂の分泌は増えてしまいますが、逆に食事によって皮脂の分泌を抑えることもできます。

皮脂は体内に取り込まれた脂質が分解しきれなかった場合に、過剰分泌されることもあるため、脂質を体内で分解することを促すビタミン類を積極的に摂取することが望ましいです。

ビタミン類の一覧

  • ビタミンB2(乳製品、卵、豚肉、大豆など)
  • ビタミンB6(さんま、鯖、鰯、レバーなど)
  • ビタミンA(かぼちゃ、ニンジンなど緑黄色野菜)
  • ビタミンC(いちご、みかん、アセロラ、レモン、芋など)
  • ビタミンE(モロヘイヤ、ニラ、ピーナツなど)
  • ビオチン(レバー、かれい、鰯、大豆など)

()の中は該当のビタミン類を特に多く含む食品です。これらのビタミン類は単体で摂取してもあまり効果がなく、バランス良く摂取することで効果を発揮します。

このため、例えばビタミンCのみのサプリメントを飲むよりは、豚肉、ニンジン、じゃがいも、大豆の煮物と、鰯とニラのなめろうをあわせて食べるなど、全てのビタミン類をカバーするようなおかずでバランスよく摂取する方が良いでしょう。

ストレスでも皮脂増加する!?その理由とは?


男性ホルモンによる皮脂の増加の様子

ストレスが皮脂増加につながることもあります。ストレスを感じると身体は自律神経のバランスを崩して、ホルモンバランスが崩れてしまいます。

女性の場合、通常時は女性ホルモンが多く、男性ホルモンが少ないですが、ホルモンバランスが崩れると男性ホルモンが多く、女性ホルモンが少なくなってしまいます。

男性ホルモンが多く分泌されると、男性ホルモンは皮脂の分泌を促してしまいますので、皮脂の量が多くなってしまいます。

また、女性ホルモンであるエストロゲンは皮脂の分泌を抑える働きをしますので、女性ホルモンが減ると皮脂が抑えられなくなってしまいますので、ホルモンの働きで二重に皮脂が多くなってしまうのです。

精神的なものだけじゃない!?意外と知らない身体的ストレス

ストレスによるホルモンバランスの乱れは精神的なストレスだけでなく、身体的ストレスによっても起こります。

身体的ストレスとは
病気、けが、姿勢の悪さ、騒音、パソコン、暑さ寒さ、食品添加物やたばこなどの刺激物、ウィルス、花粉などが挙げられます。
このように、肉体に直接受けるストレスや周りの環境から受ける外的ストレスのことを、身体的ストレスと呼んでいます。

また、身体的ストレスは自分自身が影響を与える、食べすぎ、偏食、運動不足、睡眠不足、不規則な生活などの内的ストレスも挙げられます。

一見ストレスとは思いにくいようなこともストレスにつながるため、注意が必要です。

特に睡眠不足や不規則な生活、偏食などは心当たりがあれば自分でも改善できるものなので、ストレスが原因で皮脂が多い人は、治すよう心がけると良いでしょう。

生活習慣等によって改善が難しい場合には、できるだけストレスを発散するようにし、ホルモンバランスを正常状態に導けるのが望ましいですね。

肌が乾燥しても皮脂が増加する!理由と予防法は?

肌が乾燥することで、皮脂が過剰に分泌する場合もあります。肌が乾燥すると、肌を保護する機能が低下し、そのままでは肌が荒れてしまいます。

潤いをなくした肌を守るために、水分の代わりに皮脂腺から皮脂を分泌して肌を覆い、肌を守ろうとする機能が働きます。結果として、皮脂が大量分泌してしまいます。

これを予防するには、化粧水やボディーローション等で充分に保湿してやることが重要です。

また、皮脂がたくさん出ている場合には一見しっとりしているので、乾燥していないと思いがちですが、もしも綺麗に洗っても洗っても皮脂が多かったりべたついていると感じる場合には乾燥している可能性が高いため、一度保湿してみることをお勧めします。

日々の食事もニキビを促してしまう要因になるなんて…最近お食事会も多いし脂質を摂る多くなってしまいがちだから心配です。

それに意識していなくてもストレスを溜めている気がして怖いわ。普段、一番どこに気を付けておくのが良いのかしら?

まずは、普段からビタミン群を積極的に取り入れる習慣づけをしておくと良いわ。皮脂の分解を促してくれるから、外食が多い人なら特にオススメよ。

ストレスは自分で気が付かないうちに溜め込んでしまうこともあるけど、まずは睡眠時間をしっかり確保することが大切!

何かリラックスできる自分だけの時間を作るようにするのも良いわね。

角栓も胸ニキビの敵!できる原因と予防法は?

角栓の主な成分は皮脂と角質、そして毛穴に溜まった汚れです。

皮脂が過剰に分泌されてしまう原因は先に説明したので、次は毛穴に汚れが溜まりやすい原因や角質ができやすい原因をお伝えします。

汚れが洗い流せず溜まっている

身体に汚れが溜まり、角栓ができる原因として、汚れが洗いきれていないということが挙げられます。

汗や皮脂、日々古くなった角質、胸元へのメイクや化粧水などが毎日のお風呂で洗い流せていないと、それらが毛穴に詰まって角栓の元になります。

汚れがついたりなすりつけたりして角栓ができる

皮膚についた汚れが洗えていないことに関連しますが、汗や皮脂をたっぷりと吸った下着をいつまでも着用していると、汚れをいつまでも肌に押し付けることになります。

このため、下着や肌に直接触れる衣服は清潔なものを使用しなければ角質の温床になってしまいます。

また、下着等は清潔でも、きつい下着や通気性の悪いナイロン、ポリエステル等の化学繊維の衣服を身につけていると、肌が蒸れやすくトラブルの元になり、きつい下着ですれると汚れが肌にすりこまれることになるのです。

胸周りには、毛穴隠しのためにファンデーションやBBクリーム、また日焼け止めを塗る方もいますが、これも肌にとっては汚れになるので、お風呂でクレンジングをしっかりとする必要があります。

胸元には、髪の長い女性では髪の毛先が当たって、それが汚れになる場合もあります。髪の毛が当たる方はできるだけ髪の毛先があたらない髪型や服装の工夫が必要です。

下着の選び方でニキビ対策!?オススメの素材とは

胸にできてしまったニキビを予防するためには、下着の選び方も重要になるということですね。

胸は谷間になっているため、汗をかいても中々乾かず溜まってしまう場所です。そのため、残っている汗によって、胸の皮膚は大変不衛生になってしまい、にきびを悪化させる原因になってしまいます。

特に夏場などは要注意です。そこで、行っていただきたいのが汗対策です。気をつけたいことは、以下の2つです。

  • 汗をかきにくい服装をする
  • 吸収性の高い服装をする

特に、インナーにはこだわってください。

真夏には服の中はブラジャーだけという方も多いでしょうが、実はブラジャーだけだと汗が流れ落ちにくく胸に滞留しやすく、そのまま汚れとなってしまいやすいのです。

しかし、吸収性の高いインナーを着ていれば汗を適度に吸ってくれるので、ブラジャーのみの場合よりも清潔さを保つことができます。

また、インナーだけでなくその他の服装にも、出来うる限り風通しの良く、吸収性の高い「汗をかきにくい」格好になるように心がけましょう。

上記で1つ注意して頂きたいのは、そのまま汗を吸収したインナーや服を着続けるのも大変不衛生だという事です。

これでは吸収性が高くても意味がないので、できれば小まめに着替えられるようにした方がよりよいかと思います。

汚れの付着による角栓を予防するには、肌に当たる衣服は常に清潔なものに交換することです。

下着は毎日新しいものに取替え、夏などで胸元をあけて寝る場合には、シーツなどもできれば毎日取り替えるのが理想です。

古い角質が剥がれ落ちずに溜まりすぎる

ニキビのことを考えるためには、まず角質について知ることも大切です。

角質とは
肌の一番表に出ている皮膚の層で、本来は肌を刺激やトラブルから保護するためのバリア層です
正常な時期に剥がれ落ちずに溜まりすぎると角栓やニキビの元になってしまいます

角質が溜まりすぎるのは、外部からの刺激から、より一層身体を守ろうと働く結果です。

刺激は、衣服によるこすれ、圧迫、肌の乾燥、合わない化粧品、ボディローションの塗布、強い紫外線などがあげられます。

角質が溜まりすぎるのを防ぐには、服でのこすれや圧迫が多い場合はゆったりとした服を見につけること、肌の乾燥は化粧水やボディーローションでの保湿、合わない化粧品などは思い切って使用をやめてみるか、低刺激のものに切り替えると良いでしょう。

体の洗い方が重要!?毎日のシャワータイムでは意識しよう

角質はこすれなどの摩擦によって溜まりやすくなるため、身体を洗うときに、皮膚をこすりすぎないように注意も必要です。

胸ニキビの原因にはお風呂に入った際に髪を洗ったシャンプーやリンス、さらにボディーソープの洗い残しが原因でなる場合もあります。

見えにくい場所でもないので、洗い残しはしないだろうと思われる方も多いようですが、汗と同じで谷間になっている胸には皮膚に洗剤が付着して、思ったよりもしっかりとシャワーで流さないと落ちないようです。

特に見落としがちなのが、髪を洗った際のシャンプーです。シャンプーを洗い流した後は、胸の部分にも丁寧にシャワーで流すようにしましょう。

もちろん、胸部だけでなく背中も十分洗い流すようにしてください。

また、洗い方の順番を変えてみるのも効果的です。いつも身体から洗っている人は、頭→身体の順番で洗うようにしてみましょう。ボディーソープでしっかりとシャンプーを洗い流し、そのボディーソープもきちんと洗い流すことが重要です。
下着の素材も胸ニキビ対策になるなんて思わなかったなー。特に気にしたことないけど、確かに汗そのままって肌に悪いのかも。

シャンプーとかボディーソープも何となく流してたけど、しっかり落とさなきゃいけないんだね。ちょっと気を付けよ。

胸ニキビは自然治癒しにくい!治療はどうやってすべき?

前述の通り、胸ニキビは顔ニキビと異なり、自然治癒しにくいニキビです。

先に紹介したできるだけ食事に気をつけたり、身体を洗う順番に気をつける方法などは、白ニキビや黒ニキビといった軽いニキビであれば有効で、それだけで改善する可能性も高いです。

しかし赤ニキビや膿をもった黄ニキビでは、先の予防法ではあくまで皮脂や角栓を減らすだけにとどまり、増えてしまったマラセチア菌を除去してニキビを完治させ、炎症を抑えることは難しいです。

ただし、悪化させず、新しいニキビを増やさない方法として先に説明した皮脂や角栓の発生を抑えるための予防策は欠かせません。

赤ニキビなどの重症のニキビでは、「痕を残さずに治療する」という点では皮膚科での治療などがメインになります。

重症化した場合のニキビの対処方法を家庭での方法と皮膚科での方法に分けて解説します。

家庭でもできる対処法は予防策の実施が大前提!

胸ニキビの原因は、ニキビを作りやすい肌環境と、マラセチア菌が合わさっているものです。このため、家庭で行うニキビの対処は、次の通りになります。

  • 過剰な皮脂の出にくい肌にする
  • 角栓や角質のたまりにくい肌にする
  • マラセチア菌を除去する

皮脂を出にくくしたり、角栓のできにくくする対処は、基本的には先にお伝えした予防法を日常的に行うことになります。

マラセチア菌を除去するには、マラセチア菌除去用のボディソープか、ボディローションを使用することになります。

マラセチア菌除去用のボディソープは、一般的なボディソープに比べるとかなり高額ですが、胸ニキビだけでなく背中や二の腕などのニキビにも有用なため、悩んでいる方は是非使ってみてください。

マラセチア菌を除去することは、既にある白ニキビや黒ニキビを赤ニキビにさせないことと、既に赤ニキビや黄ニキビになっているものを、それ以上悪化させない意味があります。

しかしながら、マラセチア菌を除去しても即時に、炎症が治まる訳ではないので、マラセチア菌を除去しながら、悪化してしまったニキビは自然に炎症が治まるのを待つしかありません。

ニキビをこすると悪化してしまいますので、患部を洗うときには優しく泡でなぞるだけにして、絶対にこすらないようにします。すすぐときには、ぬるま湯で泡が絶対に残らないようにします。

基本的に家庭での対処の場合には、赤ニキビも黄ニキビも触らずに、上記の対処法を繰り返していくことになります。

赤ニキビや黄ニキビ自体をすぐに自宅で解決する方法はなく、皮膚科での対処に比べ、改善に時間がかかる場合がありますが、皮膚の生まれ変わりの周期は4週間なので、少なくとも2~3ヶ月は続けてみてくださいね。

家庭での対処を続けても治らない場合には、個人では解決しにくい問題が起こっている可能性もあるので、皮膚科の受診も検討してみることをお勧めします。

お肌には睡眠が大切!肌の黄金タイムでターンオーバーを促そう!!

そして、なにより肌を美しく健康的に保つにはターンオーバーが円滑に行われることが一番です。

ターンオーバーとは
身体が自然的に行っている肌の再生機能のことです。
このターンオーバーは、生活習慣の乱れによって正常に機能しなくなってしまう

ですから、胸ニキビを改善するために睡眠時間は大変重要な項目となるわけですね。睡眠不足になると肌のターンオーバーも遅れてしまい、結果として体調不良するだけでなく胸のニキビの原因となってしまいます。

人は睡眠中に自己治癒力が活発になることがわかっています。特に重要なのが、夜22時から深夜2時に睡眠をすることです。

この時間帯は体内のあらゆる組織が活発に活動できる時間帯で、ターンオーバーもこの時間帯に行われるため、肌の黄金タイムといえます。

ホルモンもその1つです。大人にきびの最大の原因がホルモンバランスの乱れにあることはご説明しましたが、実はこの時間に質の良い睡眠をとることでホルモンバランスの乱れが改善される事が分っています。

まさに、にきび改善には最適な睡眠時間なのです。といっても、この時間帯に寝るのは難しいかと思います。

できれば、遅くても夜12時までに寝ることが理想ですが、これが無理であれば、できる限り睡眠時間をとるように心がけましょう。

ニキビ専門外来がおすすめ!皮膚科での対処法は?

通常の皮膚科での治療は、重症化したニキビに対して、ステロイドや、抗真菌剤を塗布して一時的に炎症を抑えるという対症療法になります。

こういった通常の皮膚科の対症療法では、その時あるニキビは治ってもマラセチア菌を継続的に除去することはできず、繰り返しニキビができることの解決にはいたらない場合が多いため、できるだけニキビ専門の外来を設けている皮膚科の受診をお勧めします。

ニキビ外来では何をする?状態に応じて行われる治療法とは

ニキビ外来のある皮膚科では次のような治療を提供しています。

  • ケミカルピーリング
  • ピル、抗生物質、ビタミン剤など内服薬処方
  • 抗生剤などの塗布薬の処方
  • イオン導入
  • レーザー治療

ケミカルピーリングとは、皮膚に薬剤を塗布して、溜まりすぎた角質を取り健康な肌へと導く処置です。

角質が溜まりすぎていてニキビができている場合に有効な処置で、定期的な実施が望ましいです。こちらは保険適用外の治療になります。

抗生物質、抗生剤はマラセチア菌を抑え、除去することを目的とした内服薬または外用薬です。保険適用の治療になり、通常の皮膚科でも受けられます。

ビタミン剤の内服薬は、ビタミン類が皮脂の増加を防ぎ、肌を正常化することの手助けになるため、処方されます。こちらも保険適用の治療になります。

ピルは、ホルモンバランスを整え、男性ホルモン過剰な状態を抑え、女性ホルモン優位の状態に導き、女性ホルモンのバランスも整えて、肌トラブルを抑えるために処方します。こちらも保険適用の治療です。

内服薬の処方は、免疫機能向上効果のある漢方薬を処方する場合もありますが、こちらも保険適用になります。

イオン導入は、ビタミンCを肌に取り込む施術で、肌を正常に導くためのものです。こちらは保険適用外の治療です。

レーザー治療では、重症化したニキビなどを直接レーザーで焼ききったり、コラーゲンを肌に導入したりするレーザーなどがあります。

種類によって効能は異なりますが、いずれも保険適用外治療となります。保険適用外のため治療費は高いですが、その分即効性の高い治療といえます。

肌を清潔に保つとか睡眠とか自分で出来ることもあるようですが、やっぱり皮膚科で治療をしてもらうっていうのが大切なんですね。

ニキビぐらいで…って考えがちだったんですけど、胸のニキビは場所が場所だからこそキレイに、早く治したいっていうものあります。

保険の適用かそうじゃないかっていう点は気になるけれど、確実に・キレイに治療してもらえるっていうのは魅力的です。

まずは予防をしっかりと!ニキビができたら治療薬を!

このように、胸ニキビのでき方は顔ニキビとほとんど同じで対処法も、対マラセチア菌の治療を行うこと以外は、予防法なども顔ニキビと同じになります。

胸ニキビを撲滅する基本は、皮脂や角栓を増やさないように食事などの生活上でのケアに努め、マラセチア菌の増殖する環境を作らないことです。

その生活を続けていても、既に赤ニキビ以上の重症化した胸ニキビが多い場合には、家庭治療にはマラセチア菌除去用のボディーソープやローションを使用し、場合によってはニキビ外来のある皮膚科にかかり、治療すると良いでしょう。

大人になってからのニキビは、思春期のニキビと違ってなかなか退治が難しいですが、複数ある原因を一つ一つつぶしながら、根気良く対処していってくださいね。

胸ニキビは普段から気を付けていれば予防できるものなのよ。

でも、ちょっとボディーソープとかシャンプーの洗い流しが足りなかったり、ストレスや睡眠不足が続いたりするとあっという間に出来てしまう恐れもあるの。

そして、気を付けておくことはもちろんだけど胸ニキビができてしまったときは皮膚科でしっかり治療してもらうということも重要ね。

女性として、胸・デコルテの美しさはキープして当然のものではないかしら?

この記事をシェアする!