胸ニキビの治し方

胸ニキビの治し方

ニキビは、顔だけではなく胸や背中にできることもあります。顔はもちろん、肌の露出の多くなる夏には、胸ニキビが悩みの種だと言われる方もいらっしゃることでしょう。

一度できたら治りにくいニキビですが、自宅で対策をすることでニキビができにくくなったり治りやすくなったりすることもあります。

とはいえ、自分でできる対策にも限度がありますよね。ニキビと言えば自宅で治療するものというイメージがあるかもしれませんが、自宅での対策が難しい場合、皮膚科を受診して専門的な治療を受ける方法もあります。

では、胸ニキビにはどんな治療や対策が効果的なのでしょうか?

そこで今回は、胸ニキビの治し方について詳しくご紹介しています!

胸ニキビの原因菌は2種類!治療効果を高めるため知っておきたいこと

胸のニキビを治すためには、まずなぜニキビができるのかを知っておく必要があります。そうしないと、どのように対処すればいいのかわかりにくいからです。

そこで、効果的に治療を進めるために、胸ニキビができる原因について確認しておきたいと思います。

胸ニキビの原因となる菌には2種類ある!

胸ニキビに限らず、ニキビは毛穴に皮脂が詰まることで起こります。その皮脂をエサとして菌が有害物質を作り出すことで炎症が起こると、ニキビはさらに悪化します。

胸ニキビの原因となる菌として、以下の2種類が考えられます。

  • アクネ菌
  • マラセチア菌

ニキビの原因となる菌としてアクネ菌はよく知られていますが、マラセチア菌についてはあまり広く知られていないのが現状です。

マラセチア菌はカビの一種で、主に背中や胸、デコルテ部分、肩など体にできるニキビに関係していることが多くなっています。マラセチア菌によるニキビを一般的なニキビと区別して、マラセチア毛包炎と呼ぶこともあります。それに対して、アクネ菌は顔のニキビに関わっていることが多いと考えられています。

胸ニキビをできやすくする・悪化させる原因とは?

また、どちらの菌が影響している場合でも、胸ニキビをできやすくしたり悪化させたりする原因があります。

それには、胸は汗や皮脂が多く分泌される場所なので毛穴が詰まりやすいといった体の内部が原因となることから、下着の締め付けが強い・ボディーソープが肌に合っていないなどの体の外部からの刺激が原因となる場合まであります。

ここで詳細をご紹介するとかなり長くなってしまいますので、胸ニキビができる原因についての詳細はこちらの記事でご覧ください。

ニキビができる原因となるのは、毛穴に皮脂が詰まることなんですね。そこに菌が感染すると、有害物質を出してさらにニキビを酷くするということがわかりました。

菌のせいだけではなく、下着の締め付けやボディーソープなど意外なことが胸ニキビと関係している場合もあるんですね。

下着選びや生活習慣の改善!自宅でできるニキビケア法をご紹介

それでは、ニキビの治し方について見ていきましょう。まずは、自宅でできるニキビケア法をご紹介します。日常生活の中でちょっとしたことに気をつけるだけでニキビができにくくなる可能性もあるので、ぜひ試してみたいところです。

これらは、アクネ菌が原因の場合もマラセチア菌が原因の場合も、両方対処できる方法です。

ホルモンバランスを整える方法

睡眠不足になるなど生活習慣が乱れたり、ストレスがかかったりすると、自律神経のバランスも乱れ、交感神経が活発に働くようになります。交感神経が活発に働くと、体内では男性ホルモンが多く分泌されるようになります。

女性の体内にも、女性ホルモンだけではなく男性ホルモンが存在していますが、生活習慣の乱れやストレスが男性ホルモンの活発化を引き起こすことでホルモンバランスが乱れるわけですね。男性ホルモンには皮脂を多く分泌させる働きがあるため、皮脂が過剰分泌される原因になります。だからニキビができやすくなるんですね。

また、女性ホルモンのエストロゲンには皮脂の分泌量を抑えたり肌にバリア機能を働かせたりする働きがありますので、男性ホルモンの活発化に合わせてエストロゲンの分泌量が減ることでもニキビができやすくなります。となると、ホルモンバランスを整えることは、胸ニキビを予防する上でとても大切なことだと言えますね。

そこで、ホルモンバランスを整えるには、以下の方法を試してみましょう。

  • 規則正しい生活を送る
  • 自分なりのストレス解消法を見つける
  • ホルモンバランスを整えられる食品を食べる

ストレス解消に役立つのは、休息とリラックス、それから運動です。規則正しい生活を送り、睡眠時間を確保することは、ストレス解消にもつながります。また、たまったストレスを解消するには、好きな運動や趣味の時間を設ける、好きな音楽を聴くなど、自分なりの解消法を見つけることが有効です。

さらに、食生活を見直すことでもホルモンバランスを整えることができますので、以下のような食品を積極的に食べるようにしてみましょう。

食べたい食品の例 含まれる栄養素 ニキビ予防に役立つ理由
大豆製品 大豆イソフラボン エストロゲンと似た成分なので
マグロやカツオ
レバー
ナッツ類など
ビタミンB6 女性ホルモンのバランスを整える
ナッツ類
ウナギやタラコなど
ビタミンE ホルモン分泌に関わる器官の働きを安定させる
レバー
ウナギ
アボカドなど
パントテン酸 副腎皮質ホルモンの分泌を促す

肌のケア方法

次に、肌のケアをする際に気をつけたいことについて見ていきましょう。肌のケアをする時には、以下の点に注意したいものです。

  • 洗ったり拭いたりする時にゴシゴシこすらない
  • 保湿を心がける
  • 汗をかいたら早めに拭き取る
  • 肌を守るために役立つ食品を食べる

皮脂はそもそも悪いものなのではなく、外部の刺激から肌を守る役割を持っています。つまり、皮脂でできた膜には肌を守るバリア機能があるのです。それなのに皮脂を落そうとゴシゴシこすると、角質層に傷が付いたり皮脂が少なくなりすぎたりして、肌のバリア機能が上手く働かなくなってしまいます。

そうなると、肌を守らなければと余計に皮脂が分泌され、結果として皮脂量が過剰になるのです。そのため、ゴシゴシこするのではなく、洗う時には優しく洗い、汗を拭き取る時にはタオルで押さえるように拭き取ることが大切です。

それから、肌が乾燥することでも肌のバリア機能が壊れるため、やはり皮脂が過剰に分泌されてしまいます。そのため、保湿を心がける必要もあると言えます。特に空気が乾燥する冬には肌の水分不足による皮脂の過剰分泌が目立ちますので、念入りに保湿をしましょう。

汗を拭きとる時にはゴシゴシこすらないことと合わせて、できるだけ早く汗を拭き取ることにも気をつけましょう。汗をそのままにしておくと、老廃物が長い時間肌に触れていることになり、肌に刺激を与えます。せっかく汗を拭き取ってもタオルが汚れていては意味がありませんので、タオルをこまめに取りかえることも大切です。

最後に、肌を守るために役立つ食品の例をご紹介します。たくさんあるので、まずはビタミン類について確認しましょう。

食べたい食品の例 含まれる栄養素 ニキビ予防に役立つ理由
レバー
ウナギ
ホウレンソウやカボチャなど
ビタミンA ターンオーバーを促進し毛穴の詰まりを解消する
レバー

乳製品など
ビタミンB2 皮脂の分泌を抑える
マグロやカツオ
レバー
ナッツ類など
ビタミンB6 皮脂の分泌を抑える
新陳代謝を促進する
緑黄色野菜
果物
ビタミンC 抗酸化作用による美肌効果
ナッツ類
ウナギやタラコなど
ビタミンE 抗酸化作用による美肌効果

次に、ビタミン類以外でニキビ対策に役立つ食品の例をご紹介します。

食べたい食品の例 含まれる栄養素 ニキビ予防に役立つ理由
鶏肉の皮や軟骨など コラーゲン 細胞に栄養や酸素を届ける
キノコ類
サツマイモ
ゴボウなど
食物繊維 脂質を代謝する
乳製品(カルシウム)
昆布や穀物(マグネシウム)
牡蠣やカシューナッツ(亜鉛)
ミネラル類 ターンオーバーを促す

下着や衣服の選び方

ニキビケアのためには、下着や衣服選びはとても大切です。

そこで、下着や衣服を選ぶ際には、次のようなものを選ぶようにしましょう。

  • 締め付けないもの
  • 通気性の良い素材のもの
  • 吸湿性の良い素材の物

締め付けが強い下着やきつい衣服などを選ぶと、肌が刺激されてニキビができやすくなったり悪化したりします。また、アクネ菌もマラセチア菌も酸素を嫌う性質があるため、通気性の悪い下着や衣服を着用していると、菌が増えやすい状態を作ってしまいます。そのため、締め付けず通気性のよいものをお勧めします。

それから、かいた汗がそのままになると肌への刺激が強いので、吸湿性の良い素材の下着や衣服を着用して汗が肌に残ったままにならないようにする方法も効果が期待できます。

それから、下着や衣服が汗や皮脂で汚れたままになっていると、その汚れを肌に押しつけることになります。そのため、可能であればこまめに着替えて清潔を保つことも大切です。それが難しくても、汗などの汚れはできるだけ拭き取るように気をつけたいものですね。

これは衣服とは直接関係がないのですが、肌への刺激という意味で言えば、髪の長い人は髪の毛の先が当たらないような髪形にするなどの工夫も必要です。

お風呂の時にできる対策

最後に、お風呂でできる対策をご紹介します。お風呂に入る際には、以下の点に気をつけましょう。

  • 皮膚をゴシゴシこすらない
  • シャンプーやリンスなどは綺麗に洗い流す
  • 日焼け止めなどを塗っている場合も綺麗に洗い流す
  • 体に合わないボディーソープは使わない

シャンプーやリンスが残ったままになると、これらがアクネ菌のエサになってしまいますし、皮膚に刺激を与えることにもなります。髪を先に洗ってから体を洗うようにすると、すすぎ残しが少なくなるのでお勧めです。日焼け止めやメイクも、綺麗に洗い流しましょう。

それから、体に合わないボディーソープを使うことも避けましょう。固形石鹸の方が界面活性剤の量が少ない分ボディーソープよりも低刺激なので、ボディーソープではなく固形石鹸を使う方法もありますし、またニキビケア専用のボディーソープもありますので、それを選ぶ方法もあります。

自宅でできるニキビの対処法って、こんなにあるんだね!ニキビってできても仕方のないものかなって何となく思ってたけど、気をつけるだけでできにくくなるんならやってみようって思えるよ。

シャンプーやメイクをきちんと洗うようにするだけとか、意外に簡単な方法もあるね。

自宅でのケアに限界を感じた時は皮膚科を受診して治療を受けよう!

ここまで、自宅でできるニキビケアについてご紹介してきましたが、これらの方法を試してもニキビがなかなか改善されないこともあります。特に、マラセチア菌が原因のニキビは自然治癒しにくい性質を持っているため、自宅でのケアに限界がある場合もあるのです。

そのような時には、皮膚科やニキビ外来を持つクリニックなど、専門医を受診することをお勧めします。

ニキビで病院を受診するというイメージはあまりないかもしれませんが、炎症が起きるとニキビ跡が残る可能性も高いですし、また重症化した場合は治療が必要なこともあります。

では、専門医にかかった場合、どのような治療が行われるのか、具体的に確認しましょう。

薬による治療

ニキビ治療に用いられる治療薬には、内服薬と外用薬があります。

種類としては、以下のような例があります。治療薬は多くあるので、一部をご紹介しています。

治療薬の名称 効果
抗生物質 アクネ菌を殺菌する
抗真菌薬 マラセチア菌を殺菌する
レチノイド製剤 角栓の発生を抑える
漢方薬 慢性化したニキビに効果を発揮する
ビタミン剤 美肌効果を持つビタミンを補給する

抗生物質はアクネ菌を殺菌するのに向いていますが、炎症を起こしていないニキビには効果がありません。炎症を起こしていない段階のニキビであれば、レチノイド製剤などが治療に用いられます。

漢方薬は、慢性化したニキビ治療に向いていますが、すでにできてしまったニキビに対してすぐに効果を発揮するものではありませんので、その他の治療薬と併用して使用されることがあります。

ビタミンが不足するとニキビができやすくなるので、ビタミンB2やB6、ビタミンCなどを配合したビタミン剤が処方されることもあります。

ニキビ治療を専門としない皮膚科の場合、治療薬を用いた対症療法的な治療が主な治療法となることが多いのが現状です。そのため、より多くの治療法の選択肢がある方がいいと考える場合は、ニキビ治療を専門に行う医院を選択しましょう。

また、治療薬の中には保険が適用されるものと保険適用外のものがあります。例えば、トレチノインという名前の外用薬は保険適用外であるなど、治療薬によっては費用がかかることもあることも知っておいた方が安心です。

ホルモン療法

ホルモン療法は、ホルモンのバランスを整えることを目的として行われます。男性ホルモンが増え女性ホルモンが減るとニキビができやすくなるので、ホルモン療法では女性ホルモンを増やす低用量ピルなどの治療薬か、男性ホルモンを抑える抗男性ホルモン薬が処方されます。

また、内服薬だけではなくできてしまったニキビに女性ホルモンが配合された軟膏を塗ることでニキビができている場所のみを重点的に治す方法もあります。

ピーリング

ピーリングには、ケミカルピーリングとカーボンピーリングがあります。

ケミカルピーリングとは、ピーリング剤と呼ばれる薬剤を肌に塗ることで、毛穴に詰まっている皮脂や角質を除去する治療法です。

この治療によって、アクネ菌が繁殖するのを防ぎ、皮膚のターンオーバーを促進する効果が得られます。そのおかげで、ニキビができにくい肌質に変えていくことが可能です。

カーボンピーリングとは、ニキビができた場所にカーボンを塗り、レーザーを照射して皮脂腺の抑制や毛穴の引き締めを行います。

面ぽう圧出

面ぽう圧出とは、白ニキビの治療に向いている治療法で、ニキビの中身を押し出すものです。

ニキビの表面にレーザーや針で小さな穴を開け、道具を使って詰まっている皮脂や角栓、汚れを押し出しますので、この治療を行うとニキビがすぐに消えます。

大きいニキビや目立つニキビを早く消したい時に役に立つ治療法です。

注射・点滴

ニキビ治療に注射や点滴と言われると意外な気がするかもしれませんが、有効成分を血管に直接入れることによって即効性が得られる治療法です。

また、経口で治療薬やサプリメントを摂取する場合よりも有効成分の吸収率が高く、なんと100%吸収されます。経口で摂取すると胃腸の調子によって吸収率が変わってしまうという難点がありますが、血管から入れることでそれを補うことができるのです。

使用される有効成分としては、以下のようなものがあります。これらのうち、必要と判断されるものを組み合わせて治療に使用します。

  • ビタミンB2・ビタミンB6
  • ビタミンC
  • ビタミンE
  • ミネラル
  • パントテン酸
  • ビオチン
  • ニコチン酸

これらの成分には、ターンオーバーを促進したり肌の健康を維持したりする働きがあります。

また、クリニックによってはプラセンタを使用している場合もありますが、こちらに関しては有効性がまだはっきりしていない部分があるため、あまり積極的に勧められるという感じではありません。

プラセンタは胎盤から取り出された成分で、サプリでは豚や馬などのものが使われるのですが、注射や点滴では人由来のものが使用されることもあり、感染症が起こる可能性を考慮してそれ以降献血ができなくなるなどの制限もあることを知っておきましょう。

注射と点滴の違いは、取り入れられる有効成分の量です。点滴の方が注射よりもより多くの有効成分を入れることができます。

レーザー治療

レーザー治療とは、ニキビにレーザーを照射することによって行う治療です。レーザー治療にもいくつか種類がありますので、どのようなものがあるのか例をご紹介します。

名称 治療内容
炭酸ガスレーザー 二酸化炭素を用いた治療
毛穴に溜まっている皮脂や膿を排出する
フラクショナルレーザー 皮膚に小さな穴を開ける治療
ニキビ跡の改善を目的とする
ロンパルスYAGレーザー 除毛やピーリング効果を持つ
ニキビ跡の赤みを和らげる

治療目的によって、使用するレーザーの種類が違うんですね。

イオン導入・エレクトロポーション導入

イオン導入とは、ビタミン類や栄養素などを肌に塗り、微弱な電流を流すことで肌表面をイオン化させて成分を肌の内部まで浸透しやすくする治療法です。普通に肌に有効成分を塗った時と比べ、浸透度が100倍と言われますから、その効果がよくわかります。

エレクトロポーション導入は、高速の電気パルスを利用することで細胞に一時的に小さな穴を開け、それによって肌の奥まで有効成分を届ける治療法です。イオン導入と比べて20倍の浸透効果を持つと言われますから、さらに高い効果が期待できそうですね。

光治療

光治療とは、光を用いた治療のことです。いくつかの種類がありますので、どのような治療法があるのか例を挙げてご紹介します。

名称 治療内容
IPLニキビ跡色素沈着治療 広波長域の光を用いた治療
ニキビ跡の改善・ターンオーバーの促進が目的
青色LEDを使った光治療 アクネ菌を殺菌する
赤色LEDを使った光治療 赤く残ったニキビ跡を緩和する
黄色LEDを使った光治療 ターンオーバーを促進する

このように、治療目的に合わせて異なった光が用いられます。

PDTフォトダイナミックセラピー

PDTフォトダイナミックセラピーは、光線とその光線に反応する物質を組み合わせて使用する治療法です。それによって、アクネ菌を滅菌します。

さらに、この治療によって皮脂腺が破壊されるため、皮脂が減るのと共に化粧ののりも良くなるというメリットがあります。

専門医の方が選択できる治療が多いが保険適用外のことも!

先ほどお話ししたように、治療薬を用いた治療でも一部保険適用外の治療薬もありますし、またピーリングやイオン導入、レーザー治療などもすべて保険適用外の自由診療です。

保険診療でニキビ治療を行おうと考える場合は、薬の処方による治療になるのでその点には注意が必要です。

選ぶ医療機関によって扱う治療法が変わりますが、参考のために料金の一例をご紹介します。

例えば、あるニキビ治療専門クリニックでは、胸部のPDTフォトダイナミックセラピーの費用が1回52,000円(税別)です。イオン導入の場合、使用する薬剤によって価格が変わりますが、10,000円(税別)~18,800円(税別)となっています。

別の美容外科では、ケミカルピーリングが6,480円(税込)です。イオン導入の場合、使用する薬剤によって価格が変わりますが、胸部は8,100円(税込)~15,790円(税込)となっています。

選択する治療法によっては高額になることもありますので、事前に価格を確認しておくことも大切です。

ニキビで病院にかかるという発想があまりなかったんですけど、専門医にかかることで適切な治療が受けられるということですね。

ニキビに関する治療法も多くあって、これなら自分の状態に合わせた治療が受けられそうだと思いました。

そうなんですの。ニキビって、それくらいで病院に行くなんて、というイメージがなぜかあるんですけど、放っておくことで跡が残って悩みを抱えることもあるから、自分での対策が難しければ専門医にかかるべきなんですわよ。

ニキビの治療が上手くいくと、気持ちまで軽くなりますわよね。専門医では様々な治療法が用意されていますから、安心して受診できますのよ。

胸ニキビのケアは自宅でも可能ですが難しい時は専門医を受診しよう!

以上のことから、自宅でもニキビケアは可能ですが、ニキビが悪化してしまったり、たくさんできてしまったりなど、自宅でのケアには限界がある場合もあるのが事実だと言えます。

そのような時には、皮膚科やニキビ治療専門の医療機関を受診するのも一つの方法です。

ただし、かかる医療機関によって受けられる治療内容が違いますし、また治療内容によっては自由診療になることもありますので、事前にどのような治療が受けたいのか、費用はどれくらいかけられるのかなどを考えた上で、最善の治療が受けられる医療機関を選びたいものですね。

ニキビが悪化するのには、アクネ菌とマラセチア菌という2種類の菌が関わっているんですけど、それ以外にも日々の生活の中で知らず知らずのうちにニキビができやすくなったりニキビを悪化させたりするような行動をしていることもあるんですのよ。

それを改善するように気を付けることは自宅でもできることなので、自分でニキビケアをすることも可能だと言えるんですわよ。

とはいえ、酷くなったりたくさん出来たりしたニキビは、自宅でのケアで治すことが難しい場合があるのは確かなんですの。そんな時には、専門の医療機関にかかって治療を受ける方法もあるんですのよ。