乳首や乳輪の毛を脱毛する方法

乳首や乳輪の毛を脱毛する方法

女性にとってムダ毛は忌々しい存在ですが、いろんな部位の中でも特に乳首や乳輪に生えた毛には、人知れず悩んでいる女性も多いのではないでしょうか。

別に生やしておいても健康上は何の問題もないわけですが、少しでも美しくなりたいと願う女性ならば、いくら見えない場所とはいえ乳首の毛を放っておくわけにはいきませんよね。でもデリケートな場所ですし、処理方法に迷う女性もきっといるはず。

そこで、この記事では、乳首や乳輪周りに適した脱毛方法についてご紹介します。いくつかの方法がありますので、お好みのやり方できれいなバストを目指してくださいね!

いちばんお手軽!自分で脱毛するときに気を付けることとは?

手足の脱毛ならまだしも、乳首に生えた毛は、できることなら誰にも見られずにこっそりと処理したいと思う女性も少なくないですよね。

そこで、まずは自分でできる処理方法からご紹介します。

自分で処理する方法

ムダ毛はホルモンバランスの乱れが原因なので、一時的に濃くなっているだけということもあり得ます。

なので、気にならなければそのままでも構いません。(乳首や乳輪周りに毛が生える原因について、詳しくはこちらをご覧ください!→乳首や乳輪に毛が生えるのはなぜ?

とはいえ、やはり気になってしまうから処理したいという女性も多いですよね。

ムダ毛処理の方法にはいろいろありますが、乳首や乳輪周りの毛も他の部分と同じように自己処理することも可能です。具体的には、以下のような方法があります。

  • 手や毛抜きで抜く
  • かみそりで剃る
  • ワックス脱毛
  • 除毛クリームなどの除毛剤で溶かす

むだ毛の部位や本数などによっても最適な方法が異なりますので、以下にひとつずつご説明していきます。

毛抜きやカミソリでの処理方法と注意点

手や足のムダ毛やワキ毛を、毛抜きやかみそりで処理しているという人も少なくないかと思います。バストの毛も本数が少なければ、それと同じようにお風呂のついでに抜いたり剃ったりするだけでもじゅうぶんです。

その際の注意点としては、できるだけお肌や毛穴に負担をかけないようにするということです。

抜き方によっては毛が途中で切れてしまったり、剃刀でお肌に傷をつけたりしやすく、それが埋没毛になるリスクを高めるのです。
埋没毛ができる仕組み
埋没毛とは、毛穴の中に毛が埋まってしまった状態のことで、皮膚のブツブツや炎症の原因となるものです。ムダ毛の自己処理の後によく見られる症状で、一度こうなると改善が難しいと言われています。

埋没毛にならないためにも、毛抜きでできるだけ毛の根元近くをしっかり掴んで、ゆっくり引き抜くようにしましょう。

カミソリを使うときはクリームや石けんで保護してから、やさしく剃りましょう。また、皮膚の炎症を抑えるために、処理後は保湿を心がけましょう。

ワックス脱毛はNG!

抜くという処理法には、かみそりだけでなくワックスを使う方法もあります。生えている本数が多いと毛抜きでいちいち抜くのは面倒ですが、ワックスを使えば広範囲の毛を一気に脱毛できます。

でも、この方法では毛を一本一本丁寧に処理することはできません。したがって、途中で切れた毛が埋没毛になる危険性が高く、またデリケートなバストトップには刺激が強いのも心配です。

脱毛ワックスの中には角質の一部まで剥がれてしまう強力なタイプのものがあるので、乳輪周りの利用にはあまりおすすめできません。

除毛剤も乳輪には向かない?

除毛剤の利用も、女性の脱毛法としてはお馴染みですよね。

市販の除毛剤は、毛を溶かす作用のある成分がクリーム状やローション状になったもので、アルカリ性の薬剤を使用しています。これは皮膚のタンパク質にも作用するため、肌の弱い方には向きません。

手や足などには問題なく使える人でも、デリケートな乳輪部分にはあまり向かないこともあります。もしも利用するなら、デリケートゾーンにも使える刺激の弱い製品を選ぶようにしましょう。

乳輪周辺にほんの2~3本くらいなら、毛抜きやかみそりで自己処理するのもお手軽でいいですよね。

埋没毛になってしまわないように、できるだけ根元からそうっと抜くのがコツのようです。

ワキや手足の脱毛でおなじみの脱毛ワックスや除毛クリームは、乳輪にはNGなんですね。デコルテの産毛程度ならOKですが、乳輪に薬剤がつかないように気を付けたいですね。

自宅でできるのに本格的!市販の脱毛器具を使う方法

前章でお話したように、乳毛が数本だけならば、毛抜きやかみそりなどのアナログな方法で自己処理も可能です。でも、これらの方法は皮膚への負担が大きく、本数が多いとちょっと大変ですよね。

そこで、もう少し本格的な器具を使って、自宅でできる脱毛方法をご紹介します。

電動シェーバー

脱毛すべき毛の本数が多かったり範囲が広かったりすると、毛抜きやかみそりでは手が疲れてしまいますよね。そんな人は、電動シェーバーもおすすめです。

電動シェーバーは刃先が丸く加工されているものが多く、普通のカミソリよりもお肌に優しいのです。

3,000円程度で購入できますし、首のうしろやお腹、指などに生えた産毛も一気に処理できるので、ひとつ持っておくととっても便利です。

家庭用脱毛器

さらに本格的な脱毛をお考えなら、家庭用脱毛器を使うという方法もあります。抜いても剃っても毛は再生しますが、脱毛器なら毛根から処理することができます。

ただ脱毛器を使っても「永久に」毛が生えない訳ではありません。しかし他の処理方法に比べれば、毛の生えない状態を長期間維持できますし、皮膚への負担が少ないのです。

家庭用脱毛器には、主に以下の2種類があります。

種類 効果 痛み
レーザー式 比較的高い 比較的痛い
フラッシュ式(光式) やや低い 比較的痛みが弱い

どちらのタイプもエステサロンなどで使用されるものと同じ方法なので、自宅で本格的な脱毛ができます。ただし、黒い色に反応するので、細くて色が薄いうぶ毛の脱毛には向きません。

また、レーザー式はデリケートゾーンには使用できないものも多いので、乳輪毛の処理を目的に買うのはオススメできません。

市販の家庭用脱毛器にはいろんなものがあるので、どのように使っていきたいのかを考えたうえで慎重に選ぶ必要があります。安すぎるものは効果が低い恐れがあるので、選ばないようにしましょう。

肌トラブルに注意!

家庭用脱毛器を使用する場合、以下のようなお肌トラブルを起こしてしまう危険性があります。

トラブルの種類 症状
やけど ・ひりひりする
・皮膚が赤くなる
・痛みが出る
炎症性浮腫 ・脱毛直後から発症する
・ひりひりする
・皮膚が赤くなる
毛嚢炎 ・脱毛後の毛穴に雑菌が入って起こる
・毛穴の周りが赤くなる
・痛みが出る

もっとも多いトラブルは、やけどです。照射レベルを強くしすぎると、リスクが高まりますのでご注意ください。

また、脱毛器は黒い部分に反応するので、日焼けしたお肌や乳輪自体に器具を使用するとやけどしやすいことも知っておきましょう。

その他のお肌トラブルを避けるためには、必ず脱毛の前後に冷却をすることが肝心です。乳輪部分についても同様ですので、保冷剤などを使って冷却し、脱毛後はローションなどでお肌を保護するようにしましょう。

電動シェーバーは3,000円くらいで買えるんだね!今まで普通のカミソリを使ってたけど、何本も使い捨てにするくらいなら、電動シェーバーを買ってもすぐ元が取れそうだね。

それに、家庭用脱毛器にも、いろんな種類があるんだね~。サロンと同じ仕組みの脱毛が家でできるなんてすごい!

でも、自分で冷却や保湿をしながら使うのは、ズボラな私にはちょっとハードルが高いかも…。それから、うっかり乳輪や日焼けしたお肌に使ったりしないように気をつけなきゃね。

安心&確実!エステや美容クリニックでも脱毛できる!

自宅で脱毛するのも良いですが、お肌トラブルが心配な人や、乳輪の毛を見られたって別に恥ずかしくないという人は、エステサロンや美容クリニックで専門家に脱毛してもらうのもおすすめです。

乳輪周りのコースがあるところも!

エステサロンや脱毛サロン、そして美容クリニックなどで専門家や医師に施術してもらうことには、家庭での自己処理にはないメリットがいろいろあります。

  • 専門的な機器を使うので効果が高い
  • 肌トラブルが起きないような対処をしながら施術してもらえる
  • 横になっているだけなので楽ちん

逆に、デメリットとしては

  • 料金が高い
  • 恥ずかしさを感じる人もいる

というものが挙げられます。

しかし、サロンやクリニックでの脱毛というと、手足や脇、VIOラインなどをイメージする女性も多いかと思いますが、それらと同様に実は乳輪まわりもニーズが高い脱毛部位なんです。「胸」「乳輪周り」というコース設定をしているサロンやクリニックも少なくありません。

サロンとクリニックの違いとは?

専門家にお願いしようと思っても、どんなところを選べばいいのか迷ってしまう人も多いのではないでしょうか。選ぶ際の参考にしていただくべく、脱毛サロンやエステサロンとクリニックとの違いを簡単にご紹介します。

サロン クリニック
・医師はいない
・機器の出力レベルは低め
・料金が比較的お安いところが多い
・気軽に行ける
・医師が施術してくれる
・出力レベルの高い医療用レーザーで施術を受けられる
・電気針を使った施術も可能
・脱毛効果が高い
・料金が比較的高いところが多い
・病院という安心感がある

このように、それぞれメリットとデメリットがありますので、予算やお好みに応じて選ぶことができます。

先にも触れましたが、乳輪には色素があるのでレーザーが使用できません。乳輪のギリギリ外側に生えている毛ならサロンでも脱毛できるのですが、乳輪の中に生えている毛は電気針を使わないと脱毛できません。

なので、乳輪内の脱毛を希望する場合は、クリニックを選ぶ必要があります。

料金や回数、コースなどは、8回程度で1万円台~6万円程度と、サロンやクリニックによってかなり大きな差があります。事前にしっかり確認しておきましょう。

脱毛サロンや美容クリニックの脱毛コースに、乳輪回りや胸元が含まれているところも多いんですね!

それだけ、そこにムダ毛が生えている女性も多いってことですね。恥ずかしがらずに専門家にお世話になるのもよさそうです!

料金が高いので追加料金などがないか確認しておいた方がいいですね。他に気を付けることはありますか?

乳輪の色がついた部分に毛が生えている場合、サロンでは対応できないわ。

というのも、レーザーや光脱毛は毛のメラニン色素に反応して熱を発生させる仕組みだから、色素が濃い乳輪に照射するとやけどしてしまうのよ。同じ理由で、色素が薄い産毛も、サロンでは無理ね。

胸元のうぶ毛や、乳輪の中に生えているムダ毛を脱毛したい人は、クリニックに行くようにしてね。

乳輪の毛は自己処理から専門家による脱毛まで様々な対処法が!

乳首や乳輪にムダ毛が生えていることに気づくと、なんだかショックですよね。でも、ご安心ください。その部分に毛が生えたことがある女性は決して珍しくありませんし、ご紹介してきたように様々な脱毛方法があります。

ムダ毛の本数や量が少なければ、たまに抜いたり剃ったりする程度の自己処理でもかまいませんし、希望すれば脱毛サロンや美容クリニックなどで専門家に脱毛してもらうことも可能です。

ムダ毛が気になる度合いと手間や費用とのバランスをじゅうぶん考慮して、お好みの方法を選ぶことができます。ぜひ、満足いく乳輪や胸元にしていきましょう!

乳輪周りのムダ毛に悩んでいるなら、脱毛も考えてみてはどうかしら?自分で抜いたり剃ったりしてもいいし、市販の脱毛器具を使ってもいいし、もちろんプロにお任せするのも悪くない方法よ。

こんなふうに、いろんなムダ毛処理法があるから、コンプレックスに感じているなら脱毛した方がいいわ!

ぜひ、あなたに合った方法でチャレンジしてみてね!

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