胸がないなら洋服でカバー!貧乳さんのためのおしゃれ術
胸の小さな女性は、バストのサイズ自体が悩みなのはもちろんだけれど、洋服選びにも頭を悩ませることが多いもの。
その際のお悩みポイントは、「洋服選びを間違えると貧相な印象になる」という点にあるでしょう。
身体の線が出る服や胸元の広く開いた服を着ると、上半身にボリュームが足りないせいで、とても残念な印象になってしまったという経験のある方も少なくはないはず。
そんなわけで今回は、胸の小ささをカバーできる、むしろ胸の小さな女性にこそ似合うファッションというものを徹底研究していきたいと思います。
コツを覚えて大きく見せよう!小胸をカバーできる服装は?
小さなバストをうまくカバーして、少しでも大きく見せるには、ちょっとしたコツがあります。
意外と単純なことで、見た目の印象も大きく変わってきますから、ぜひコツを覚えてみてくださいね。
小ささを目立たせないファッション
胸の小ささが目立ってしまうファッションというのは、主に以下のような例が挙げられると思います。
- 上半身に装飾が少ない
- 襟が広く開いている
- 身体のラインがそのまま出る
胸を目立たせないためには、単純に考えて、これらとは逆のファッションをすれば良いことになります。そうなると、以下の条件が導き出されます。
- 上半身に目立つ装飾がある
- 襟が詰まっている
- 身体のラインをなるべく拾わない
さて、本当にこのファッションで、胸の小さな人の服装コンプレックスをカバーできるのでしょうか?次の項からより詳しく検証して行きましょう。
小さい胸でも自信を持てるファッションがあるなら、ぜひ知りたい!
上半身を華やかにして胸元にボリュームを作ろう!
小胸を目立たせないコツのひとつ目として、まず「上半身に目立つ装飾がある」ファッションの有効性を検証したいと思います。
襟や胸元などの上半身に派手で目立つポイントを作って、人の視線をそちらに向けさせるというのが、この方法のミソです。
目立つ巻き物やネックレス
マフラーやストールなどの巻き物を首に巻いて、視線を胸から逸らせば胸の小ささは印象に残らなくなります。巻き物は、なるべく派手な色柄でボリュームのあるものが良いでしょう。
また、大きめのビジューがあしらわれているネックレスなどもお勧めです。
この方法では、大きく見せることは無理でも、バストに目がいかないために胸が大きいとか小さいとかを考えさせず、つまりは貧乳だという印象を持たれないで済みます。
襟のデザインが凝った服
襟が大きかったり、派手で凝ったデザインをしている服も「胸元にポイントを作る」という点で、巻き物やネックレスと同じ効果が得られます。
最も避けた方がいいのは、デコルテが広く開いていて何の装飾もないトップスですが、そういった服を着なければならないときは、上記の通り巻き物やネックレスでカバーすれば問題ないでしょう。
無地よりは柄のあるものを
小胸さんが多い細身の女性は、どんな色や柄でもスマートに着こなせるのが最大のメリットです。
例えばボーダーやチェックなど、一般的な体型の女性には敬遠されがちな柄でも、細身の女性ならぴったりと着こなせます。
千鳥格子やドット柄など、小さい柄でも色のメリハリがついたデザインなら、大丈夫。バストが邪魔しないので、その服の持ち味をアピールすることができます。
ただし、ストライプ柄などの縦に線の入ったトップスだと、当然縦長の線が強調されてしまいます。余計に上半身が平坦な印象になってしまいますので、避けた方が無難でしょう。
カラーは、黒よりは白、青よりはピンクなど暖色を選ぶように心がけてください。単色よりは少し柄のはいったものを選ぶのも良いでしょう。
トップスは無地よりも柄物がいいんだね。柄があると手持ちの他の服と合わせるのが難しい気がして、ついつい無地を選んでしまいがちだけど、貧乳女子の場合シンプルなのは貧相と紙一重だから、気を付けなきゃ!
絶対オススメ!シャツをきれいに着こなせるのは小胸さんの特権!
次に気をつけたいのは、襟元の詰まった服を選ぶということ。襟元が詰まった服の代表は、なんといってもシャツ類です。
巨乳さんのお悩みとして、シャツのボタンが留まらず、きれいに着られないというものがあります。首元までしっかり留まるボタンのついたシャツは、バストが小さい女性にこそオススメの洋服です。
イチ押しはハリのある白シャツ
白いシャツは、胸の大きな方だと膨張色と相まって太って見えてしまうことがあるので、胸の小さな女性の方がすっきりと着こなすことができます。
また、白いシャツは大抵のアクセサリーやボトムズと合わせることができるので、とにかく着回しが利くというのも嬉しいところ。
また、春先や秋口は、シャツにニットのカーディガンを羽織ると、細身の身体に適度なボリュームが出て、ますますバストが豊かに見えますよ。こんなふうにいろんなシャツスタイルが楽しめるのも、小さなバストならではですね。
シャツを選ぶ時の注意点
ただ、白シャツのようなベーシックな服はサイズ感が命です。
サイズの合わないシャツでは却って体型の貧弱さを強調させてしまったり、野暮ったくなってしまいます。
なので、購入の際は必ずじっくりと試着して、自分にぴったり合ったサイズを選びましょう。
ただ、シャツは素材やサイズ感、襟の形やカッティングなどの微妙な違いで、着た時の印象がガラッと変わるから、できれば試着してから購入することをオススメするわ。
貧相なボディラインはうまく隠したい!レイヤードを活用しよう
小さなバストや細い身体の女性が貧相に見えないようにするには、身体の線を拾わない服装を心がけるのも大きなポイントです。
そのためには、レイヤードを活用しない手はありません。
レイヤードとは?
レイヤードとは、簡単に言えば「重ね着」のこと。
暑い季節なら、シャツの下に見せてもいいキャミソールを着たり、タンクトップとチューブトップを重ねて着たりするのもいいですね。
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こんなふうにTシャツとキャミのレイヤードも、貧乳さんにはとってもオススメです!バストが大きな女性には、なかなか難しい着こなしですよね。
秋冬なら、セーターの下にシャツを着たり、ワンピースの上にカーディガンを羽織ったりと、重ね着をすれば当然シルエットに厚みが生まれ、胸の小ささはさほど気にならなくなります。
着膨れには要注意
ただし、重ね着はうっかりすると単純に着膨れしただけの印象にもなりやすいので、そんな事態を避けるためには、着こなしを工夫してメリハリを付けることが重要です。
- 袖をロールアップして手首を見せる
- ベルトを締めてウエストにポイントを付ける
- ボトムズはスキニーなどですっきりとまとめる
など、必ず身体の細い部分のどこかを見せることを心がければ、上手く着こなせると思います。
困ったときはワンピース
「なかなかピンとくるものがない」「重ね着もなかなか難しい…」というときは、ずばりワンピースを着ておけば大丈夫です。
ワンピースは一枚布のすっきりとしたシルエットが持ち味の服ですから、凹凸の少ない体型の方が似合うのです。
やはりトップス選びのときと同じように、
- 胸元にポイントがある
- ハリのある素材
- 無地よりは柄のあるもの
というような点に気をつけて選ぶのが良いでしょう。
胸元のポイントはアクセサリーや柄でもいいのですが、その他にもハイウエストで切り替えのあるワンピースも、バランスよく見えるのでオススメです。
また、貧乳さんにとりわけお勧めしたいのは、マキシ丈のワンピースです。
これは縦長のシルエットが美しい服ですから、巨乳さんよりも断然よく似合います。
ワンピースは私も大好きです。すとんとしたシルエットのワンピースは、胸が大きいと寸胴に見えてしまうので、小胸さん向けですよね!
貧相になりがちな小胸さんでも、ワンピースなら女の子らしさを出しやすいのも魅力ですね。
平坦な身体でも、コーディネートでメリハリを作れば大丈夫!
ここまで、できるだけ小さいバストを目立たせないコツを中心にお話してきましたが、上半身だけ、あるいはパーツだけでなく、全体的なコーディネートも大切です。
胸を大きく見せるためのコーディネートで何よりも大切なのは、メリハリをつけることです。
メリハリのあるコーディネートの秘訣は?
夏場であれば、タイトなスカートやホットパンツに少しゆとりのあるノースリーブやTシャツなどを合わせるのは、誰でもすぐ使えるテクニックです。
また、ピッタリサイズのポロシャツに少しゆとりのあるハーフパンツやキュロットを合わせるなど、上下のバランスをあえて逆にしてみると女らしさを感じさせるコーディネートができます。
冬は膝丈のスカートに丸首のニット、そしてPコートにマフラーを合わせて女の子らしさ全開にするのもとっても可愛いですね。
逆に、スキニーのジーパンやレギンスに、少しぶかぶかのニット+ジャケットでカジュアルな女の子を演出したりと、上下のコーデにメリハリをつける工夫をしてみましょう。
断然ハイウエストがおすすめ!
季節や年代を問わず使えるメリハリテクニックとして、ハイウエストのボトムスがあります。
実はハイウエストのスカートやパンツは、胸の大きな女性よりも小さな女性の方が似合うのです。
豊満なバストをお持ちの方がハイウエストを着ると、バストが必要以上に強調されてしまうため、上半身が重たい印象になってしまうのです。
そこへ行くと貧乳さんなら、ほどよく体型にメリハリが付き、スタイル良く着こなせるのです。ぜひ白シャツと合わせて着こなしてみて下さい。
とにかく、メリハリをつけることが大事なのは分かったけど、他にどんなことに気を付けたらいいかな?
他には、寒々しい印象を与えてしまうのも、やっぱり胸の小ささを強調してしまうから、特に冬場は薄着しすぎない方がいいわね。ニットやモヘア素材をうまく使うといいわよ!
夏でも、靴やバッグ、ネイルやアクセサリーなど、どこかのポイントだけでもいいから暖色を選んで、女の子らしさや温かみを演出するといいわね。
小胸カバーは見えないところから!下着選びもとっても大切!
せっかく外側を上手に着こなしても、肝心の下着がダメなら体型カバー効果もバストアップ効果も半減してしまいます。
貧乳さんだからこそ、自分のバストにぴったり合ったブラジャーを選んで身に付けてください。
オススメは1/2か3/4カップ
最近では、小さなバストの女性向けの下着は非常に増えています。Aカップでもかわいいデザインや、ふわふわパッド付きで違和感なく底上げできるブラジャーなど、いろいろな種類の下着が売られています。
このように、フルカップよりも少し浅めなカップを選べば、華奢なボディラインをさり気なくアピールできます。
何と言っても細身の女性のアピールポイントは「華奢な女らしさ」ですので、服や下着を選ぶときも女らしさを意識しながら選んでみてください。
パッドも大いに活用しよう!
胸が小さい女性には、簡単にカップアップできるパッドも強い味方です。そんなパッドですが、できるだけシリコンなどの柔らかい素材を選びましょう。
シリコンだと身体の動きにフィットして自然に動いてくれるので、とても使いやすいんです。
また、シリコンよりも少し安いジェルタイプのものでも、身体に馴染んでくれるのでオススメです。
ブラやパッドの注意点
ブラジャーを選ぶときにもっとも大切なことは、自分にあったサイズを選ぶことです。これだけでも、かなりバストの美しさが違ってきますよ。
また、女性の胸は大きさも形も、年齢と共にどんどん変化していくものです。
1年に1度は下着売り場で自分のトップとアンダーのサイズを測ってもらうようにしましょう。
次に、パッドを入れるときの注意点としては、アンダーバストの底上げ程度に入れるようにしましょう。
もしも左右で胸のサイズが違う場合は、同じサイズになるようにパッドの大きさも調整して購入するようにしましょう。
今は矯正下着など、バストアップ効果の高い下着なども売られていますので、是非自分の体型を一番良く見せてくれる下着を探してみて下さい。
胸の小さめな女性には、パッド選びも重要です。ブラの試着をする際に、パッドの相談もしてみるといいですね。
簡単な小ワザで貧乳コンプレックスを解消!オシャレを楽しもう!
以上、バストが小さい女性のためのおしゃれ術をご紹介してきました。ご自分なりに取り入れられそうなテクニックが見つかったでしょうか?
小物遣いや色柄の工夫、シャツやワンピースの活用、そしてサイズと体型に合った下着選びなど、それほど難しくないことで見違えるほどきれいなボディを演出できます。
貧乳というコンプレックスから解放されて純粋にオシャレを楽しめるようになれば、表情も姿勢もグッとよくなります。それによって、ますます美しくバストアップして見えるという好循環が生まれます。
ぜひ、お好みのコツから取り入れてみて下さいね。
でも、貧乳女子だからこそ似合うアイテムもいろいろあるから、まったく悲観することはないわ!白をはじめとするシャツ類やワンピースは、ぜひとも取り入れてほしいファッションよ。
レイヤードやカラーコーデでメリハリをつければ、もっと完璧よ!貧乳コンプレックスを跳ねのけて、オシャレを楽しんでね!