豊胸手術をする前に知っておきたいこと

豊胸手術をする前に知っておきたいこと

バストアップの最終兵器とも言える豊胸手術。やるやらないは別として、正直ちょっと興味がありませんか?

医療技術の発達によって、豊胸術は大きく変化しています。大きな傷が残ったり膨らみが不自然に見えたのはもう過去の話。今は跡も残らず自然な豊胸が可能です。

日帰りで自然なバストアップができるとしたら、あなたもちょっとその気になるかもしれませんよ。

以前よりもずっと手軽で安全になった豊胸手術をご紹介していきますね!

最新技術や人気のプチも!豊胸手術の種類

「バストアップはしたいけど、豊胸手術まではちょっと…」という女性がほとんどかもしれません。

しかし現在の医学技術の発達はめざましく、どんな女性にも手軽で安全な豊胸が可能になっています。そこで今、どんな豊胸手術が主流になっているのかをご紹介しましょう!

豊胸手術の種類

現在日本で行われている豊胸手術には、大きく分けて4種類の術式があります。それぞれ、メリットとデメリットとともにご紹介します。

種類 メリット デメリット
シリコンバッグバッグ挿入法 ・効果が確実
・幅広いサイズアップも可能
・手術が大掛かりで費用も掛かる
脂肪注入法 ・自然なバストアップが可能
・同時にシェイプアップも可能
痩せ型の人には向かない
ヒアルロン酸注入法 手軽でダウンタイムがない 効果が永続しない
献血豊胸(PPPジェル注入法) 手軽でダウンタイムがない 効果が永続しない

以下、それぞれ術式別に見ていきましょう。

新たな素材でより安全に!昔ながらの【シリコンバッグ法】

シリコンを充填したバッグを埋め込む豊胸術はオーソドックスな手術法ですが、コンプレックスのある女性にも大幅なバストアップが可能で、効果が永続する優れた方法です。

昔は挿入するシリコンバッグの安全性や形に課題があったのですが、今は開発が進み、安心して手術を受けることができるようになっています。

確実性は高いですが、一番痛みを伴うのがシリコンバッグ挿入法です。豊胸手術の痛みについてもっと詳しく説明している記事もありますので、ぜひ読んでみてくださいね。
↓↓↓
豊胸手術の痛みはどんなもの?術式別の痛みを解説

■シリコンバッグ挿入法のメリット・デメリット

  • 【シリコンバッグ法】の豊胸効果は高い
  • 効果は半永久的
  • トラブルがあればバッグ除去できる
  • 手術は日帰り可能だがドレーン(排液管)装着が必要
  • 術後は痛みのコントロールやマッサージが必要

シリコンバッグ挿入法の詳しい手術方法や効果はこちらの記事(シリコンバッグを挿入する豊胸法とは?その特徴と手術方法)をご覧ください。

【脂肪注入法】は一挙両得!脂肪吸引とバストアップが同時に叶う

シリコンバッグの代わりに、自分の脂肪を使うのが脂肪注入法です。バッグとは違って、自然な膨らみの形成が可能です。

注射器で直接注入するため大きくメスを入れることもなく、谷間部分や片方だけなどお好きな部位をサイズアップできます。

自分のお腹や太ももから吸引した脂肪を使うため、痩身とバストアップが同時に叶う、女性にとってはまさに夢のような豊胸術です。

■脂肪注入法のメリット・デメリット

  • 【脂肪注入法】の定着率は精製法によっても変わる
  • 定着分は半永久的に残る
  • 体脂肪の少ない方には不向き

脂肪注入法の詳しい手術方法や効果はこちらの記事脂肪注入豊胸とは?定着率の高さと施術の流れを解説!をご覧ください。

女性に人気のプチ豊胸!【ヒアルロン酸注入法】は手軽で安心!

手軽にできるプチ豊胸として、若い女性を中心に人気のあるのがヒアルロン酸注入法です。

事前準備は一切不要で、モチロンお好きな部位限定のバストアップもOK。様子を見ながら注入できるので、どなたにでも気軽にチャレンジできます。

ただヒアルロン酸は身体に吸収されてしまうため、時間が経つと効果は減ってしまいます。また一度に大量に注入できないという欠点も。しかし必要に応じて、何度でも繰り返し注入が可能です。

■ヒアルロン酸注入法のメリット・デメリット

  • 【ヒアルロン酸注入法】の持続効果は数ヶ月から2年程度
  • 一度に大きくはできない(1カップ以下)
  • 追加注入することも可能

ヒアルロン酸注入法の詳しい手術方法や効果はこちらの記事ヒアルロン酸注入法とは?豊胸効果の持続性や特徴をご紹介をご覧ください。

自分の血液をジェル化してバストに注入!【献血豊胸(PPP注入法)】

ほぼ評価の出揃っている豊胸手術の方法は、以上の3種類です。ここからご紹介するのは、まだ一部のクリニックでしか取り入れられていない比較的新しい方法です。

まずはヒアルロン酸注入法と同じく「プチ豊胸」と呼ばれる献血豊胸(PPP注入法)です。これは採取した自分の血液を利用する豊胸術で、プラズマジェル豊胸とも呼ばれます。
自分の血液が原料なので拒否反応がなく、脂肪よりも身体への負担は少ないと言われていますが、効果が長続きしないのが欠点です。

■献血豊胸(PPP注入法)のメリット・デメリット

  • 【PPP注入法】の持続効果は通常3ヶ月から1年間
  • しこりが出来にくい
  • 繰り返し注入も可能
  • 貧血の方には不向き

献血豊胸(PPP注入法)の詳しい手術方法や効果はこちらの記事献血豊胸ってどんな方法?施術の流れや効果をご紹介!をご覧ください。

豊胸手術の特長一覧

以上4種類の手術法の、バストアップ率(どの程度豊胸できるか)と、ダウンタイム(術後通常の生活に戻れるまでの時間)の目安を表にしましたのでご参考にどうぞ。

なおバストアップ率は「手術直後」の比較、ダウンタイムは「ワイヤーブラが着用できるようになるまで」の目安で、職場復帰はどの手術法も翌日から可能です。

手術法 バストアップ率 ダウンタイム目安
シリコンバッグバッグ挿入法 数ヶ月以上
脂肪注入法 2週間
ヒアルロン酸注入法 1週間
献血豊胸(PPPジェル注入法) 1週間(※)

(※)採血の負担あり

豊胸手術と言ったらシリコンバッグ一点張りだったのはもう昔の話。今はいろんな方法があるわ。

ヒアルロン酸注入法はプチ豊胸として人気よね。でもそれ以外にも、自分の脂肪や血液を注入する方法もあるのよ。

新しい技術や素材も次々開発されているし、それぞれ特長があるからよく検討して選んでね。

失敗例があるってホント?豊胸手術トラブルとその回避方法

次に気になるのが豊胸手術のトラブルや後遺症のことです。豊胸手術にまつわる心配は日々改善されていますが、問題もゼロではありません。

ただその内容は、あなたが受ける手術の種類によって全く異なります。そこで、それぞれ手術法別に気になる点と解決法をご紹介します。

【シリコンバッグ法】は異物反応が問題!

シリコンバッグ挿入法で最も問題となるのが異物反応です。

カプセル拘縮をはじめ、バッグにまつわるトラブルがシリコンバッグ法の最大の関門です。シリコンバッグ挿入法で起こりうるトラブルは以下のものです。

【脂肪注入法】は「しこり」が課題!

脂肪注入法を受けた方によくあるのが脂肪細胞壊死の結果起こる「しこり」の発生です。脂肪注入法で起こりうるトラブルは以下のものです。

  • 脂肪壊死、しこり、石灰化
  • 時間が経つと小さくなってしまう
  • 形が不自然、感触が悪い

【ヒアルロン酸注入法】は硬いってホント?

豊胸で使われるヒアルロン酸は、吸収スピードを遅くするために粒子が大きく作られており、触り心地は意外と硬いのが特徴です。この硬さのせいで、うつ伏せになると痛みを感じることも。

特に皮膚に近い部分への注入や、100cc以上の注入、繰り返し施術することで、より硬く感じられるようになります。ヒアルロン酸注入法で起こりうるトラブルは以下のものです。

  • 硬い、痛い
  • しこり、皮膚のひきつれ、痛み
  • 時間が経つと小さくなってしまう

【献血豊胸(PPP注入法)】すぐ吸収されてしまうのが問題!?

献血豊胸の一番のデメリットは「吸収が早い」ということ。自前の血液で充填剤を賄えるのはいいのですが、早ければ3ヶ月で元に戻ってしまいます。

また貧血気味の方はたくさん採血できないので、一度でのボリュームアップは難しくなります。献血豊胸で起こりうるトラブルは以下のものです。

  • 時間が経つと小さくなってしまう

豊胸手術によるトラブルや事故、デメリットについてもっと詳しく説明している記事もありますので、ぜひ読んでみてくださいね!
↓↓↓
豊胸手術の後遺症とは?女性を苦しめる思わぬデメリット
豊胸手術の事故原因は?過去の事例に学んで予防しよう!

カプセル拘縮とか脂肪壊死とか、なんか怖い単語ばっかりですね。豊胸手術って意外と簡単そうだし最新技術って凄いなって思ってたんですが・・・

やっぱり豊胸手術って怖くないですか?

拘縮も壊死も、身体の中の自然な反応だから別に怖いことじゃないのよ。

その結果も、ひきつれやしこりが出来る程度だから、字面ほど危険なものじゃないので安心してね。でも近頃こうしたトラブルが増えてきてるのは事実よ。

豊胸手術は、やっぱり信頼できる設備の整った病院で熟練したドクターにお願いするのが一番じゃないかしら?

コレが病院選びの決め手!豊胸は手術法とドクター選びから

豊胸手術はホントにピンキリ。手術法や病院選びをおろそかにすると、予想外の結果にガッカリすることになるかもしれません。

手術後にはこれだけ差がつく!

「豊胸手術の効果・ベストとワースト」を比較してみましたのでご覧ください。もしも全てにベストを期待して結果がワーストだったとしたら、術後のガッカリ度は半端じゃないですよね。

項目 ベスト ワースト
《サイズアップ》 2カップ 1カップ以下
《感触》 柔らかい 硬い
《ダウンタイム》 1週間以内 数ヶ月以上
《持続効果》 半永久的 数ヶ月で元に戻る

そうならないためには、自分が受ける手術の内容と結果をよく理解し、相応の病院を選ぶことが大切です。

無料カウンセリングを利用して、自分に合ったドクターを見つけよう!

まずはどの手術法を受けたいのかを決めてください。次にそれに対応する病院をピックアップしましょう。例えばPPP注入法を希望するなら、この手術法を取り入れている病院を探さなくてはなりません。

次に、その手術法に慣れた病院選びが必要です。例えば脂肪注入法を選んだ場合、不慣れな病院や技術不足の病院を選んでしまうと、脂肪の定着率が低く満足のいかない結果に終わる可能性があります。

病院候補を絞り込もう!

豊胸手術を行う病院は以下のようなものです。病院のサイトを見れば、担当医のプロフィルやコメントも大いに参考になるでしょう。病院の規模や雰囲気も重要ですので、下見もした方がいいですね。

  • 美容外科、美容クリニック
  • 豊胸専門クリニック
  • 美容外科・形成外科・皮膚科・歯科など総合病院

その病院が取り入れている技術や設備もよくチェックしてください。

脂肪注入法なら脂肪の精製に使う機器が揃っていることが大切ですし、ドクターの技術へのこだわりや豊胸手術に対する姿勢もポイントです。

例えば乳がんの乳房再建を数多く手がけている病院だと、超音波診断のできる医師、美容分野以外でも経験を積んでいる医師が揃っているという点で安心です。

病院選びには無料相談も最大限に活用しましょう。

一般に無料カウンセリングは、その病院で手術を受けることが前提となっています。従って、不安を感じたらすぐに断る勇気が必要ですが、ただ下調べしたいだけなら、無記名のメール相談や電話相談がお薦めです。

豊胸手術のクリニック選びについてもっと詳しく知りたい方は、こちらの記事もぜひ読んでみてくださいね。
↓↓↓
豊胸手術クリニックの正しい選び方

豊胸手術を受けると決めても、テキトーに病院を選んじゃ意味がないよね。

どの方法で手術を受けるのか決めたら、サイトを見たり下見や無料相談で病院を絞り込もう。

何と言っても自分のバストのことなんだから、ここは気を抜いちゃダメだよ。

豊胸ってどのくらいかかるの?気になる手術料金の目安

さて気になるお値段です!

ただ手術そのものは安価でも、その後も繰り返し施術が必要だったり、術後のトラブルが多ければ費用は嵩んできます。手術料金単価だけで高い・安いを決めることはできません。

それに病院によっては麻酔代が別会計になっていることもありますし、術後のケア料金まで合算されている場合も。

病院によってその点はまちまちですので、詳細については事前によく確認をとることが大切です。

豊胸手術の費用について詳しく説明している記事もありますので、こちらもチェックしてくださいね!
↓↓↓
豊胸手術にかかる値段はどれくらい?種類別費用一覧

効果の継続性を考えると、やっぱりシリコンバッグ法がリーズナブルかしら。ただメスを入れるのが怖いという人には向きませんね。

脂肪注入法のコンデンスリッチ法はお高い分、定着率が高いしトラブルも少ないから結果的にはお得かも。

術後のケアもあるし、どれが良いとは一概には言えないんですね。

身近なバストアップ法として豊胸手術はより手軽で安全に!

「豊胸手術なんて私には無縁」と思っている方も、最近の手軽な手術法のことを知れば、ちょっと興味が湧いてきますよね。

古くからあるシリコンバッグ法も、長年の蓄積と技術の発達によって非常に安全な手術法が確立しています。

値段が高くて無理と思い込んでる方も居られるのですが、今なら20万円程度の予算があれば、手軽な豊胸手術が可能ですよ。

よい病院を選んで、ぜひあなたの望み通りのバストアップにチャレンジしてみてください!

女性にとって豊胸手術は究極のバストアップ法。これまでは手の届かないイメージがあったけど、今豊胸手術はとても身近になっているのよ。

今回ご紹介したのは、シリコンバッグ法、脂肪注入法、ヒアルロン酸注入法、献血豊胸の4種類。

シリコンバッグ法は身体へのダメージが大きいけど、バストアップ効果は抜群。それ以外は手軽な分、時間が経つと効果が薄れるのが欠点ね。それぞれ病院によってお値段も違うからよく検討してみて。さて、あなたにはどれがピッタリかしら?

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