バストアップしたいなら禁煙を!タバコが育乳を妨げるワケとは?
おそらく、タバコが体に悪いことを知らない人はいらっしゃらないと思います。タバコの箱にも警告表示があるくらいで、それによると喫煙によって肺がんや心筋梗塞、脳卒中などの危険性が高まることがわかります。
また、妊娠中にタバコを吸うと、胎児に悪影響があることもよく知られています。
さらに、タバコはエストロゲンにも悪影響を与えるので、バストアップをしたいと考えている女性にとっても大敵なんですよ。
そうは言われても、なぜタバコがそんなにバストアップを妨げるのか、つながりがわかりにくいと思われるかもしれません。そこで、タバコが胸にどのように影響するのか、詳しく解説します!
タバコはバストアップに必要なエストロゲンに悪影響!
バストアップに女性ホルモンが不可欠であることは、ここをお読みの方ならご存じかもしれません。(これについて詳しくはこちらをお読みください)
タバコに含まれるニコチンや一酸化炭素、タールなどの物質は、そんな女性ホルモン、特にエストロゲンに悪影響を及ぼすのです。
まずは、この辺りからお話を始めましょう。
煙草が女性の健康に及ぼす影響
煙草には非常に多くの有害物質が含まれていますが、中でもこれら3つは人体に大きな悪影響を及ぼすことが知られています。
特に女性に関していうと、煙草を吸うことにより以下のようなことが起こります。
- エストロゲンの分泌量が減る
- エストロゲンの活力が早く失われる
- 卵巣機能が低下する
- 生理不順になりやすい
- 不妊になりやすい
- 閉経が早くなる傾向がある
- 子宮頸がんによる死亡率が高まる
もちろん、脳卒中など男性と同じリスクもありますが、それに加えてこんなにも多くの女性機能への悪影響があるのです。
タバコとバストアップの関係
上記の中でも、特にバストアップに関係が深いのは、エストロゲンへの影響です。これについて詳しく見てみましょう。
タバコに含まれるニコチンには、血管収縮作用があります。つまり、タバコを吸うと血流が悪くなるんですね。
もちろん卵巣の血流も悪くなるため、エストロゲンなどの女性ホルモンの生成も低下します。
また、血流が悪くなることで皮膚の温度が下がるのですが、そのせいで新陳代謝が悪化し、しわやたるみを招きます。バストの皮膚がハリを失ってたるんでしまえば、胸が小さく見えてしまうわけです。
バストアップに悪影響なだけでなく、生理不順や不妊にもなりやすいんですね。
エストロゲンの分泌が上手くいかない、エストロゲンが速く分解されてしまうなど、たばこは卵巣機能そのものに悪いというのが、よく分かりました。
自分が吸うのはもちろん、副流煙でも同じ悪影響があるから、彼氏や家族が喫煙者という女性は、バストアップや健康のために分煙や禁煙に協力してもらうといいわよ。
喫煙で男性ホルモンが活性化する!?バストアップしにくい身体に!
先ほど、喫煙によって女性ホルモンの分泌が悪くなったり働きが弱まったりすることを確認しましたが、タバコが影響するのは女性ホルモンだけではないんです。実は、タバコを吸うと男性ホルモンが活性化すると言いますから、驚きですよね。
では、詳しく見ていきましょう。
ドーパミンがホルモンバランスにも影響する
男性ホルモンという名前からすると、男性の体内にしかないイメージがあるかもしれませんが、女性の体内にも男性ホルモンは存在しています。女性の体内でも、男性ホルモンは健康を維持するのに役立ってくれていますので、とても大切なものなんです。
ですが、ホルモンの量はバランスが大切であり、実は、タバコがこの男性ホルモンと女性ホルモンのバランスも崩してしまう可能性があるのです。
タバコを吸うと、ニコチンがドーパミンを強制的に出させます。ドーパミンという名前は聞かれたことがある方も多いかと思いますが、これは神経伝達物質の一種で、快感を得た時や幸福を感じた時などに活発に働きます。
そうなると、女性ホルモンの量が減り、きちんと働くことができなくなります。それも、胸の大きさに影響を与えるということですね。
タバコは依存症になりやすい
ドーパミンはニコチンを摂らなくても、おいしいものを食べたときや嬉しいことがあったときなどに自然に増えるものです。しかし、ニコチンによって強制的に出たドーパミンによる快感は、すぐに消えてしまいます。
すると、その快感が欲しくてたまらなくなり、また煙草を吸ってしまいます。こうして、たばこの依存症になってしまうのです。ニコチンは吸収が速いため、依存性が高いのです。
そうなると煙草の本数が増えてやめられなくなり、ますます女性ホルモンが減ってしまい、どんどんバストアップしにくい身体になってしまうのです。
ニコチンがドーパミンを出させて、それが男性ホルモンを活性化させるなんて驚きだよ!男性ホルモンの量が増えたら、確かに女性ホルモンとのバランスは崩れちゃうよね。
依存症になりやすいなんて、何だか怖いよね。特に女性にとっては、たばこは百害あって一利なしだね!
煙草がバストのハリも奪う!?ニコチン等がビタミンCを消費する!
タバコを吸うと、エストロゲンの働きが弱められるだけではなく、ビタミンCも失われます。そして、このビタミンCも、バストアップに大きく関わる成分なんです。では、なぜビタミンCが減ることでバストアップが阻害されるのか、理由を詳しく見ていきましょう。
ビタミンCの効果とは?
ビタミンCに美肌効果があることは、よく知られていますよね。
身体の中でコラーゲンを作るときにビタミンCが必要となるため、ビタミンCを積極的に摂取すれば、バストの皮膚にも潤いがもたらされ、ハリのある上向きのバストを作れます。
また、ビタミンCは、コラーゲンの合成に役立つだけではなく、ストレスを解消する効果もあります。心身をリラックスさせることでエストロゲンの分泌も活発になりますので、そういった面からのバストアップ効果も期待できるんです。
このように、ビタミンCにはバストアップ効果もあるわけですが、人間はビタミンCを体内で作ることができないため、食品などから摂取する必要があります。
しかし、せっかくビタミンCを含む食品を摂っても、たばこで失ってしまっていたらその恩恵を受けることができなくなってしまうのです。
タバコがビタミンCを消費する!
お伝えしているように、タバコに含まれるニコチンなどの成分は、ビタミンCを大量に消費してしまいます。つまり、たばこを吸うと、肌を健康に保ちハリを出すために必要十分なビタミンCが、体内に残らないというわけなのです。
実は、タバコを2本吸うだけで、1日に必要な量のビタミンCが失われてしまうと言われています。
喫煙者はビタミンCが慢性的に不足していることが指摘されていますが、それはこのためなんですね。
また、ビタミンCにはニキビを改善する効果もあります。やはり、女性なら胸は大きさだけではなく見た目の美しさにもこだわりたいところですよね。そういった意味でも、タバコでビタミンCを失うのは避けたいものです。
そんなに効果的な成分なのに、タバコによって消費されてしまって美肌のために働いてもらえないのはもったいないですね。
喫煙者は非喫煙者の2倍のビタミンCが必要なんだそうです。そんなにたくさん摂取するよりも、煙草を減らす方が簡単かもしれませんね。
煙草は美乳や美肌の大敵!禁煙がバストアップへの近道です
煙草とバストアップの関係についてお話してきましたが、愛煙家の女性にとっては少々厳しい内容だったかもしれませんね。
でも、タバコを吸うとエストロゲンの働きが弱められることや、ビタミンCが失われてしまうことで、バストアップの妨げになるというのはれっきとした事実です。ですから、バストアップを目指すなら、禁煙することをおすすめします。
美しく大きいバストを目指すなら健康な体も必要ですし、直接バストアップの邪魔をするタバコとは関わり合いになりたくないですよね。いきなり禁煙するのが難しければ、まずは本数を減らすところから始めてみてはいかがでしょうか?
まず、タバコに含まれるニコチンや一酸化炭素が血流を悪くすることで、バストアップに必要なエストロゲンが働きにくくなるわ。しかも、ニコチンがドーパミンを増やす影響で、ホルモンバランスが崩れてしまうというわけよ。
他にも、肌にハリを持たせるビタミンCを消費してしまうことで、バストが垂れやすくなってしまうから要注意よ!
何をやっても胸が大きくならないという人は、もしかして煙草を吸ってないかしら?そうなら、すぐに禁煙や減煙にチャレンジしてみてね!