理想の綺麗な胸とは

理想の綺麗な胸とは

女性にとってバストは見た目的にも機能的にも、とっても重要なもの。だからこそ、大きさや形、手触りなどあらゆる点において理想を追求したくなるものですよね。でも、理想の胸って、どんなものでしょうか?

「そう聞かれると、改めて考えたことがなかった!」という女性も少なくないのではないでしょうか。そこで今回は、綺麗な胸、理想の胸と言えるようなバストとはどのようなものなのか、その辺りについて考えてみたいと思います。

自分なりの理想がくっきりと思い描けるようになれば、日々のバストアップの励みになりますし、きっとより効率的に美乳を作っていけるはずです。ぜひ、最後まで読んでみてくださいね!

バストの形は6種類!理想の胸ってどんな形?

理想のきれいなバストについて、まずは形から考えていきましょう。女性のバストの形はひとりひとり違いますが、どんな形があってその中でどれが理想的なのでしょうか?

バストの形は6種類に分類できる!

繰り返しになりますが、女性のバストの形は人によって実に様々です。

でも、大まかに考えると以下の6種類に分類されます。

①皿型
皿型
バストに高さがなく、お皿を伏せたような形なので皿型といいます。「扁平型」とも言われることがあり、いわゆる「貧乳」とか「ぺちゃパイ」と呼ばれるバストです。

②半球型
半球型
ボールを半分に切って伏せたような形で、ふっくらと丸いバストです。乳房の上半分と下半分がほぼ同じ長さなのが特徴です。

③おわん型
おわん型
ちょうどお椀を伏せたような形のバストです。半球型と似ていますがそれよりは高さが少なく、鎖骨と乳房の間に隙間があるのが特徴です。日本人女性には、もっとも多い形と言われています。

④円錐型
円錐型
乳房の上半分の方が長く、ツンと突き出ているのが特徴で、別名「ロケットおっぱい」などと呼ばれたりします。欧米人の女性に多い形です。

⑤釣鐘型
釣鐘型
前から見るとしずくのような形にも見えることから、「しずく型」とも呼ばれています。円錐型より少し乳首が下がっていて、重みがあるので下垂しやすい形と言えます。

⑥三角型
三角型
横から見ると三角形に見えるバストです。ボリュームが少なく、ちょっと子供っぽい印象を与えるバストです。

いかがですか?自分のバストがどれに当てはまるか、大体は分りましたか?

加齢や授乳などで垂れてしまった「下垂型」があるなど、これら6種類以外の分類をしているサイトもありますし、2つの種類の中間くらいというバストもあるかと思いますが、おおむねこのような形のタイプに分けられています。

理想の形は半球型!

では、上記の6種類のうち、どの形が理想のバストなのでしょうか?

何を理想とするか、どんな形をきれいだと思うかは主観的なことなので、個人差があるのは前提ですが、一般的には半球型のバストが理想的な形とされています。豊胸手術を受ける女性からのリクエストも、半球型が一番多いのだそうです。

男性から見ても、ふっくらと丸くバランスの取れた半球形を理想のバストと感じる人が多いようで、男女ともに半球型がきれいなバストととらえられています。

へえ~、女性のバストには6種類の形があるのか!おもしろいね。でも、私は皿形なのがちょっと悲しいかな…。

どんな形にでもなれるとしたら、やっぱりお椀型か、それよりも大きい半球型かな?でも、釣り鐘型もセクシーで憧れちゃうなあ。

人によって好みの差も大きいけど、一番平均的で無難なのが半球型ってことだね。

バストの大きさはどれくらいが理想的?

では次に、理想の大きさについて見ていきましょう。バストのお悩みの中ではもっとも多いと思われる「大きさ」ですが、一体どれくらいが理想できれいなサイズなのでしょうか?

理想のバスト指数とは?

バストに限らず、人の体型は様々です。ある女性のバストが最高に理想的だからといって、それをそのまま異なる体型の女性に移植した場合、同じように理想的なバランスになるとは限りませんよね。

それを踏まえて考えると、理想のバストの大きさは、身長とのバランスで決まると言えます。

そして、トップバストとアンダーバストそれぞれに、理想の「バスト指数」なるものがあります。

・トップバストのバスト指数=身長×0.54
・アンダーバストのバスト指数=身長×0.43

この計算式で出た数値が、理想の大きさというわけなのです。さっそく、自分の身長を当てはめて計算してみましょう!

身長とのバランスで決まる!

上記の指数を、身長160cmの人を例にとって計算してみると、トップバストが86.4cm、アンダーバストが68.8cmの胸が、もっともバランスが取れて美しく理想的なものだというわけです。

もちろん、身長がもっと高い人なら理想のサイズも大きくなりますし、小柄な人ならより小さなサイズが理想となります。

ただ大きければいいというわけではないのは、なかなか興味深いところですね。

理想のカップサイズは?

バストのサイズ自体は、身長によって理想値が異なることをお話しました。一方、カップサイズについてはトップとアンダーの差で決まりますから、身長にかかわらず考えることができます。

上記の例で言うと、トップ86.4cm-アンダー68.8cm=17.6cmとなり、およそDカップ~Eカップが理想の大きさとなります。

これまた、実際の好みには個人差がありますが、理想のカップサイズは男性より女性の方が大きい傾向があり、女性の場合はDカップくらいが人気のようです。

しかし、男性たちは意外と小さめバストが好みの人や、大きさより形を重視している人も多いため、きれいな半球型ならAカップやBカップでもじゅうぶんと言えるのではないでしょうか。
身長を元にしたバスト指数があるなんて、知りませんでした!

バストは大きい方がいいと思ってしまいがちですけど、身長とのバランスがとれていることが重要なんですね。

バスト指数によれば、理想のブラジャーのカップサイズはDカップかEカップくらいなんですね。確かに女子からすると、それくらいが理想っぽいですよね。

そうね。D~Eカップなら貧乳でもなければ巨乳すぎることもなく、ちょうどいい感じよね。

とはいっても、身長が低めでEカップだと実物以上に大きく見えたりするから、これもやっぱり身長や体格とのバランスが大事ね。

男性は意外と大きさは重視していないみたいだから、大きさにこだわるよりは形やバランスを整えるバストアップ方法を試すといいわよ!

高さも重要!理想のバストの位置とは?

形、大きさについて見てきましたが、理想のバストに関する要素はまだまだあります。次に考えるのはバストの位置です。理想の形と大きさのバストでも、下の方についていたらちょっとバランスが悪く、きれいなバストとはいい難いですよね。

では、どの辺りの位置が理想なのでしょうか?

理想の位置は「ゴールデントライアングル」

お風呂のときなど、自分の体をふと見た時に「あれ?何か胸のバランスがおかしい?」「前よりも下がってる?」と感じることがあるかもしれません。

そもそも、正しい胸の位置というのはどのようになっているのでしょうか。それを判断するポイントとなるのが、ゴールデントライアングルです。
ゴールデントライアングル
ゴールデントライアングルとは、この図のようにバストトップと鎖骨の中心を結んだラインが、キレイな正三角形になっている状態を指します。

正三角形にならないバストとは?

では、ゴールデントライアングルが正三角形にならない場合、バストはどんな状態になっているのでしょうか?

たとえば、縦長の二等辺三角形になっているなら、バストの位置がもともと低いか、垂れているということです。横長の二等辺三角形ならば、バストが外側に流れる、いわゆる「離れ胸」になっているということですね。

また、3つの辺の長さがそれぞれバラバラなら、左右のバストの高さが違っていると考えられます。

このように、三角形が傾いていたり、どこかの辺が長かったりすると、理想の位置ではないと言えるわけですね。

両方のバストトップと鎖骨の中心を結ぶ線が、きれいな正三角形になればいいってことだね。

バストの位置が高すぎても不自然だし、低いと老けてみるし、ちょうどいい位置がゴールデントライアングルなんだね!

私も鏡で見てみたけど、残念ながら二等辺三角形だったよ…。もっと美バストに向けてがんばらなきゃね。

どれくらいの柔らかさが理想なの?

ここまでは、理想のバストについて見た目に関するポイントごとにお話してきましたが、最後に触った時の感触、つまり柔らかさについても、どんな感じが理想なのかを考えてみましょう。

バストの硬さは年齢で変わる

女性のバストの硬さは、年齢や発達の程度、状況などによって変化します。

思春期にバストが膨らみ始めてある程度大人のバストに近づいた頃が、人生でもっとも硬くなる時期です。その後は、年齢とともに柔らかいバストになっていきます。

授乳中には母乳でバストが張ると、思春期の頃よりもずっと硬く、カチカチになることもありますが、これは授乳が終わればすぐに柔らかくなる一時的なものです。

ほどほどの弾力と柔らかさがベスト!

これを踏まえて考えると、硬いバストはやはり子供っぽいイメージになるので、柔らかいバストの方が好ましいと言えます。実際に、ワコールが行った調査でも、およそ8割の人が柔らかめのバストが良いと答えています。

でも、柔らかすぎるとハリがなくなり垂れやすくなってしまいます。また、触ったときにフニャフニャしているのも、若々しさを感じられないものですよね。

したがって、柔らかさの中にほどほどの弾力があるバストが、理想的だと言えますね。

バストの柔らかさも、理想のバストに関係するんですね。

言われてみれば、中学生の頃のバストは硬かった気がしますが、大人になるにつれて柔らかくなってきましたね。

でも、柔らかくなりすぎるのはハリがなくなるのと同じだったりしますから、ほどほどの弾力も大切です!

大きさも高さも柔らかさもほどほどで丸い形が理想の胸!

理想のきれいな胸とはどんなものなのかということについて、形、大きさ、位置、柔らかさという様々な角度からお話してきました。

理想のバストについてまとめると、「ゴールデントライアングルができる位置にある、Dカップくらいの大きさで、柔らかいけどほどほどに弾力もある半球型のバスト」ということになります。

まさにこの通りのバストを持っている女性はそれほど多くないでしょうが、だからこそ理想の美乳を目指して頑張りたいものですよね。このバストをイメージして、日々バストアップに励んでいきましょう!

女性なら誰でも、少しでも理想のきれいなバストに近づきたいと思っているわよね。でも、一口に理想といっても、実にいろんな要素が関係しているのよ。

全部を叶えるのは大変なようだけど、逆に言えば、貧乳でも形や位置を良くするように、形がコンプレックスなら大きさがちょうどよくなるように頑張れば、理想に近づけるということよ。

何事においてもバランスが大事だから、少々理想通りじゃないところがあっても、全体で見て均整がとれていればOKなの。全身が映る鏡で、感触も確かめながらチェックしてみてね!