冷え性はバストアップに悪影響!?気になるその理由と対処法とは
世の中、冷え性の女性は驚くほど多いもの。冷え取りグッズの多さからも、冷え性に悩む女性が巷にあふれていることが分かります。
そんな冷え性の女性にとっては大変気になるであろう、こんな噂を聞いたことありませんか?それは「冷え性だとバストアップできない」というもの。
貧乳かつ冷え性の女性ならば、身体だけでなく、心まで冷えてしまいそうな噂ですが、これって本当なのでしょうか?
この噂の真偽を検証するため、冷え性とバストアップの関係や、どんな対策があるのかなどなど、気になるところを掘り下げて調べてみました。
冷え性とは?そのメカニズムを学んでおこう!
冷え性だという女性はたくさんいるものの、なぜそんなに身体が冷えてしまうのか、その原因はご存知ですか?
まずは、冷え性とは何かという定義とその原因について考えてみましょう。
冷え性は病気ではない!?
身体が冷えて辛いために病院へ行っても、医師から「冷え性ですね」と診断されることはありません。
なぜなら、冷え性の診断基準や西洋医学的な治療法がないため、「冷え性」という病気は存在しておらず、あくまでも自覚症状のひとつでしかないからです。ちょっと意外ですよね。
身体が冷えることによって起こる下痢や風邪などは診断が付きますが、その原因に冷え性があったとしても、そのこと自体は病気として扱われることはありません。
漢方を扱うような東洋医学の視点でも診てくれる医師ならば、冷え性自体をメインに治療をしてくれることもありますが、その場合もカルテ上の診断名は「冷え性」とは書かれていないはずです。
冷え性の症状と判断基準
冷え性の症状としては、以下のようなものがあります。
先にもお伝えしたように、冷え性は病気ではなく、客観的かつ医学的な診断基準があるわけではないので、図のような自覚症状があるかどうかが第一の基準となります。
でも、このような症状が無い人でも、自覚がないからといって安心し切ってしまうのは早計かもしれません。実は、自覚症状を感じていなくても、冷えているという女性も少なくないからです。
平常時の体温が36度以下だったり、お腹を下しがちだったりする女性は、隠れ冷え性の可能性があります。
女性に冷え性が多い理由
こんなふうに、身体の冷えを感じる女性は非常に多いものの、冷え性の男性ってあまり聞いたことがないですよね。冷え性の男性もいないことはないですが、圧倒的に女性に多いのが冷え性の特徴のひとつです。なぜ男性よりも女性の方が冷えやすいのでしょうか。
その理由としては、以下のようなことが考えられています。
- 筋肉量が少ないこと
- 子宮や卵巣、月経の存在
- 女性ホルモンの機能低下
- 胸元や足首などを出すような肌見せファッション
- ヒールによる姿勢の歪み
- 締め付ける下着による血行不良
- スイーツの食べ過ぎ
このように、身体の構造やファッションなど、女性には身体が冷えやすくなる特徴があるというのが大きな原因のひとつです。
女性に冷え性が多いのは、筋肉量の少なさや月経などの女性ならではの身体の仕組みによるものだったんですね!男性には冷え性が少ないわけです。
足首やデコルテを見せるファッションも冷えにつながるんですね!夏でも冷房が肌寒いときは、ストールなどで工夫すると良さそうですね。
冷え性だとバストアップできないと言われる理由とは?
冷え性とは何かということと、女性の身体は冷えやすい特徴があるということについてお話してきました。では次に、冷え性だとバストアップできないと言われているのはなぜなのか、その理由について見ていきましょう。
バストアップに欠かせない女性ホルモン
女性ホルモンは、脳の視床下部という部分が指令を出すことで分泌されます。そして、視床下部は、自律神経の働きを司っている部分でもあります。
つまり、自律神経と女性ホルモンには密接な関係があり、冷えによって自律神経の働きが悪くなると、女性ホルモンもスムーズに分泌されなくなってしまうのです。
冷えがバストアップを妨げる!?
少々ややこしいお話ですが、冷え性と自律神経と女性ホルモンは、それぞれ密接にかかわりあっていて、どれかひとつが乱れると他の機能にも影響を及ぼし合ってしまいます。
↓
冷え性になる
↓
女性ホルモンのバランスが乱れ、分泌が減る
↓
乳腺の発達や脂肪の増殖が妨げられ、バストが成長できない
図式としてはこのようになっており、自律神経が乱れている女性や冷え性の女性は、女性ホルモンバランスも乱れるため、バストアップが難しくなってしまうと言えるわけです。
冷え性の女性はバストアップできないという噂の出どころは、この辺りにあるのかもしれませんね。
女性ホルモンがバストアップとすごく関係があるのは知ってたけど、それと自律神経や冷え性がどうかかわってくるの!?分かりやすく教えて~!
「自律神経」と「女性ホルモンの分泌」と「冷え」は互いに影響しあっていて、その3つのどこかがバランスを崩すと、他の2つも思わしくない状態になるの。
つまり、冷えたり自律神経が乱れたりすると、女性ホルモンがじゅうぶんに分泌されなくなって、バストアップできないことになりかねないというわけ。一方向的じゃなく相互作用と考えると分かりやすいわよ!
冷え性を改善してバストアップするための方法とは?
お話してきたように、身体が冷えていると女性ホルモンの分泌量も低下しがちになり、そのままの状態では、一生懸命バストアップに励んでみても非効率的になってしまいます。ですから、バストアップを目指すなら、冷え性を改善するよう努力してみましょう。
具体的な冷え対策とは
それでは、冷え性を改善するための、簡単にできる具体的な方法をご紹介します。
- 適切な食事
- 適度な運動
- 毎日湯船に浸かる
- 冷え取りグッズの活用
このような、ひとつひとつはちょっとしたことに思える工夫でも、続ければ冷え性はきっと改善します。しかも、同時にバストアップ効果も期待できます。
ひとつひとつ、以下に詳しくご説明します。
適切な食事
冷え性の女性は、食事を抜いたり、たんぱく質をあまり食べなかったりする傾向があります。
したがって、食事は1日3回きちんと食べること、肉・魚・卵などの動物性たんぱく質を意識して食べることで、冷え性は改善すると考えられます。
たんぱく質はバストアップにも効果的ですから、一石二鳥です。
また、以下のような、身体を温める食材を積極的に取ることも有効な対策です。
- 人参・牛蒡などの根菜類
- ショウガ
- 唐辛子
- シナモン
これらの食べ物も毎日の食卓に取り入れると良いですね。
適度な運動と入浴
適度な運動も、身体を温めるのにとても良い方法です。軽いウォーキングなどをするだけでも、自律神経の働きが良くなり、冷え性の改善につながります。
また、夏場はお風呂に入らずシャワーだけで済ますという女性も少なくないですが、それだと身体の汚れは落とせても、冷えは取れません。
夏でも冷房の影響などで、冬に匹敵するほど身体は冷えているもの。暑くても、忙しくても、できるだけ湯船のお湯に浸かることをおすすめします。その際、ゆっくりと浸かって冷えを取れるよう、お湯の温度はぬるめにしましょう。
そうすることで、血行や自律神経の働きがよくなり、バストアップ効果も得られます。
冷え取りグッズの活用
冷え取りグッズとしては、重ねばきの靴下が有名です。もちろん、それも悪くないですが、洗濯が大変とかサイズの大きい靴を新調しなきゃいけないとか、少々面倒なこともありますよね。
そんなひとつひとつが積み重なって、身体が冷えていくこと、さらには貧乳にまでつながってしまうんですね。
でも、改善方法もちゃんとあるので安心しました!食事や運動に気を付けて、冷え取りグッズなども活用していけば、冷え性も治せてバストアップにも役立ちますね。
冷え性はバストアップを妨げる一因だった!治して美乳になろう!
冷え性の女性は大変多いものですが、お伝えしてきたように、身体が冷えていることで自律神経や女性ホルモンの働きが低下し、その結果、バストの成長が妨げられることがあります。
というわけで、「冷え性だとバストアップできない」という噂には、ある程度の信ぴょう性があると言えます。
これは、冷え性の女性には衝撃的なお話かもしれませんが、冷え性が治れば、バストアップだけでなく、女性を悩ませる様々な症状を改善していくことも可能です。ぜひ、冷え性を治して、美胸と健康を手に入れましょう!
実際、自律神経の働きなども相まって、冷え性だとバストアップしにくいことは、お話してきた通りよ。
冷え対策とバストアップ法には、食事や運動、生活習慣の改善など共通する部分も多いし、身体を温めれば健康にもなれて良いことずくめよ!ライフスタイルに合わせて、始めやすいところから冷え取り方法を試してみてね!