バレエで胸が小さくなるって本当?胸の成長とバレエの関係性とは

2016/12/14

胸が大きい女性は羨ましがられることも多いけど、逆に不便なこともたくさんありますよね。たとえば、太って見える、肩が凝る…などなど。大きい胸は女性らしさをより強調してくれますが、同時に苦労も絶えないものです。

そんな女性は、「バレエなら胸が小さくなるよ」というお話を聞いたことがありませんか?確かに、バレエをしている女性は、胸が小さめであることが多いのは事実ですよね。本当にバレエを始めれば、バストが小さくなるのでしょうか?

ここでは、日頃から胸を小さくしたくてお悩みの方に、バレエと胸の成長の関係性や、胸を小さくする運動についてお話していきたいと思います。お悩み解決の参考にしてくださいね。

秘密はラクトゲン受容体?バレリーナに巨乳が少ないワケ

「バレエ」と「胸の大きさの変化」には、関係性があるのでしょうか。それを考えるにあたって、まずはバストの成長のメカニズムについてお話していきたいと思います。

女性のバストは、思春期の頃に成長のピークを迎えます。そして、そこには「ラクトゲン受容体」というものや、女性ホルモンの分泌が深くかかわってくるのです。

ラクトゲン受容体って?

ラクトゲン受容体とは、基本的に12歳くらい、つまり思春期に乳腺の中にできる細胞組織です。このラクトゲン受容体が成長ホルモンによって刺激されることで乳腺の発達を促し、胸を大きくしてくれるというわけなのです。

なぜ乳腺が発達すれば胸が大きくなるかと言うと、乳腺が将来母乳を出すために大切な組織だからです。

乳腺が大きく発達していけば、身体は周囲の脂肪を増やして大切な組織を守ろうとします。そのため、乳腺の発達に応じて胸の脂肪が増えていき、結果として胸が大きくなるというわけなのです。

ラクトゲン受容体ができない人も!

しかし、このラクトゲン受容体が思春期ではなく30代になってからできる人もいれば、まったく形成されない人もいるのです。

つまり、ラクトゲン受容体が後からできる人にはまだ胸の成長の可能性があるわけですが、形成されない人にはあまり見込みがないということなのです。

ということは、バストが小さい人は、このラクトゲン受容体が思春期のころに形成されていなかったため、成長ホルモンがうまく作用せず、胸があまり成長しなかったのだと考えられます。

逆に胸が大きい人は、ラクトゲン受容体が思春期から作られ、成長ホルモンもしっかり作用したために胸が大きく育っていったのでしょう。

バレリーナとラクトゲン受容体

先ほど、ラクトゲン受容体が思春期からじゅうぶん作られた人は、バストが発達するというお話をしました。でも、このラクトゲン受容体は自力で作るということができません。

でも、ホルモンと関連して作用する組織であることを考えると、睡眠や食事などの生活習慣が影響していると推測されます。つまり、じゅうぶんな睡眠とバランスの取れた食事を習慣にしている人は、成長ホルモンも分泌されやすいし、ラクトゲン受容体も作られやすいと言えるのです。

バレエを本格的にやるならば、幼い頃から日々レッスンを重ねる必要があります。レッスンで忙しくてじゅうぶん睡眠をとれないことも多いでしょうし、身体を絞るためには、食事制限もつきものです。

このようなバレリーナとしての生活が、ラクトゲン受容体が作られない状況を招き、結果としてバレエをやっている女性には貧乳さんが多いということになっているとも考えられます。

女性ホルモン

女性ホルモンには卵胞ホルモンと黄体ホルモンの二種類が存在しています。そしてバストの大きさに主に関わっているのは、後者の黄体ホルモンです。黄体ホルモンもラクトゲン受容体と同様に、乳腺を発達させる働きをするのです。

女性ホルモン

乳腺が発達すると、先ほどご説明した通り脂肪によって乳腺を保護しようとするため、胸が大きくなっていくというわけなのです。

しかし、女性ホルモンというのは思春期によく分泌される一方で、とても乱れやすいという特徴も持ち合わせています。思春期には友達関係、進路問題など様々なストレスを感じるものですよね。そういったことでも、女性ホルモンはあっという間に乱れてしまうのです。

そして女性ホルモンを乱してしまう原因は、激しい運動にもあります。学生のころは部活などで、身体を酷使してしまうものです。

これが原因で女性ホルモンの正常な分泌が阻害され、結果として胸が大きくならないということもあるのです。

体内でラクトゲン受容体というものが思春期に作られるかどうかで、胸の大きさが決まってくるんですね。

どうすればラクトゲン受容体ができるのかは、はっきり分かっていませんが、やはり睡眠や栄養状態などが関係していそうですね。

子どもの頃から本気でバレエをやると、女性らしい体型になるために必要な生活習慣が持てないという面があって、それがバレエをやっている女性に胸が小さい人が多いという理由のひとつということなのですね。

バレリーナに脂肪は大敵!だからバストも小さくなりやすい!

前章では、バストが大きくなるためには、体内でどんな働きがなされているのかについて、細胞やホルモンというレベルでのお話をしました。

ここからは、バレエという運動の特性という面から、なぜバレリーナには大きな胸の女性が少ないかを考えてみましょう。

バレエは胸が大きいと難しい

バレエについて、専門家の方がこんなことをおっしゃっています。

頭から足の先まで全身に神経を行き渡らることが要求されるため、バレエは非常に運動量が多いスポーツです。

普段の生活では意識しないような筋肉、さほど使うことのないような部分のシェイプアップにもつながります。
引用元:森高子バレエ教室

傍目には優雅に見えますが、確かに踊っているバレエダンサーを近くで見ると、汗が飛び散っています。また、バレエは、身体中にバランスよくしっかりと筋肉がついていなければできないような動きの連続です。

身体が重いとピルエット(片足で回転)などの技ができないため、太らないように食事に気を配るバレリーナが多いです。大きなバストには脂肪が不可欠ですから、太らなければ自然とバストは小さいままです。

また、バレエは片足で立ったまま回転する技も多いため、歯を一本抜くだけでもバランスが取れなくなると言われています。

ましてや、大きな胸なんて、バレエにはいかに不利になるか想像がつきますよね。

バレリーナは筋肉質!

バレエに筋トレは欠かせません。筋肉をあるべきところにきちんとつけて、自分でコントロールできるようにしておかないと、決められない技がたくさんあります。したがって、バレリーナは筋肉質です。

腹筋や背筋など目に見える筋肉はもちろん、上記の引用文の中にもあるように、バレエでは「普段の生活では意識しないような筋肉」も鍛える必要があります。

たとえば、腸腰筋(ちょうようきん)がその代表格です。腸腰筋とは内臓と脊椎の間にある筋肉のことです。

腸腰筋のようなとても奥深くにある筋肉までもを鍛えることで、はじめて正しい姿勢が保て、綺麗に踊ることができるのです。

ですから、バレリーナの全身は内側も外側も筋肉だらけです。大胸筋ももちろん発達していますが、一般女性ならその上に乗るはずの脂肪がつかないため、マッチョな男性のように筋肉で膨らんでいる胸のバレリーナが多いのです。

体型を常にチェックされる

バレエ教室のレッスン場は、大きな鏡張りになっていますよね。バレリーナは皆、レッスンの間中この鏡を見て自らの身体をチェックしています。薄いレオタードを着ていますから、少しでも太ったらすぐに分かります。

もちろん、自分だけではなく先生からも厳しく体型をチェックされます。このような状況では太れませんから、バストに脂肪がついていくことは基本的にありません。

以上のことから、バレエレッスンの激しさや、バレエに必要な体型を維持するための意識によって、胸の成長が妨げられるということは言えるでしょう。

バレエと胸の小ささは関係あるけど絶対じゃない

ここまでをまとめると、バレエをすると胸が小さくなると言われている原因は、次の二つが考えられます。

ひとつは、「幼い頃から激しくバレエを続けたため、女性ホルモンの分泌が正常にされなかった」というもの。もうひとつは、「バレエを本格的に続けるには、大きな胸は不利になる」というものです。

バレエをやっていても、体質や体型によってバストが膨らんでくる人はいます。そういう女性はうまく踊れなくなるため、辞めていく傾向があります。なので、バレエをやっているとバストが小さくなる傾向はあっても、絶対に胸が大きくならないというわけではないと言えます。

したがって、すでに大人になっている女性が趣味でバレエを始めたという程度では、大きいバストを小さくできるということには直結しないと思われます。ただし、バレエという運動で体重が落ち、その結果バストも小さくなるということはあり得ます。

バレエって、見た目と違ってすっごく激しいスポーツなんだね!

細い身体に筋肉がぎっしりついてるなんて、カッコイイね!憧れちゃうけど、貧乳に悩んでいるバレリーナもいたりするのかな?

子どもの頃からバレエを続けたことで、バストが発達しなかった人が多いみたいだけど、大人になってからバレエを始めたとしても、一旦大きくなったバストを小さくすることは難しいのかな?

プロのバレリーナは長年の生活習慣やレッスンの積み重ねで、筋肉質で小ぶりなバストになっているわけだから、大人の巨乳さんがバレエを習い始めても、バレリーナのような胸になるのはちょっと厳しいんじゃないかしら。

でも、運動量がすごいからダイエットになるのは確実よ!全体的にふっくらしてる巨乳さんなら、全身の脂肪とともにバストの脂肪も落ちることは、じゅうぶん期待できるわ!

バレエだけじゃない!胸を小さくする効果のある運動をご紹介!

お話してきたように、運動量の非常に多いバレエで体重や脂肪が落ち、その結果バストのサイズダウンが叶うこともじゅうぶんありえます。

したがって、大人になってから初心者でバレエを始めてみるのも、良い方法だと思います。

しかし、バレエ以外にも、脂肪を燃焼させて胸を小さくするのに向く運動があります。ここでは、そんな運動についてご紹介していきます。

有酸素運動が有効

バストを小さくするためには、脂肪を燃やす必要があります。脂肪燃焼と言えば、有酸素運動ですよね。というわけで、胸をサイズダウンさせたい方に向くのは、以下のような有酸素運動です。

ただし、どれをやるにしても、20分かそれ以上続けることが効果を生み出す秘訣です。ご存知の方も多いでしょうが、脂肪が燃焼し始めるのは有酸素運動を始めて20分経つ頃からなのです。

では、以下にオススメの運動について簡単に説明していきます。

ジョギング

ダイエットや日常の運動でもっともポピュラーだと言えるのが、このジョギングではないでしょうか。

ジョギングは走りながら人と話せる程度の運動です。

ですから、走るのがちょっと苦手…という人にもやりやすい運動かと思います。

ジョギングに最適な時間は、上述の通り20分程度とされています。ここで注意していただきたいのは、20分でどれだけの距離を走れるか、ではなく20分でどれだけ有意義な運動ができるかがポイントです!距離にこだわらず、適度な運動量を心がけるようにしていきましょう。

慣れるまでは20分走るのはつらいかと思いますので、最初のうちは5分や10分程度でも構いません。20分きっかり走るのは、ジョギングに慣れてからでも遅くはありません!身体に負担がかかりすぎない程度の運動量を目指していくようにしましょう。

水泳

水泳はダイエットにも効果があると評判ですよね。それと同時に胸を小さくするのにも効果的なのです。うまく息継ぎをすることで、ジョギングなどと同じ有酸素運動となります。

水泳をするのであれば、時間を決めて泳ぐようにしましょう。有酸素運動で大切なのは距離ではなく、決められた時間内でどれだけしっかりと動けるかということだからです。

「20分以内にこれだけ泳ぐぞ」など、目標をあらかじめ決めてから泳ぎ始めると、よりやる気が出てくるかと思います。

泳ぐのが難しいようであれば、プール内を歩くのも良い方法です。これならお友達と話しながら続けることができ、楽しめる人もいることでしょう。

この場合も、距離ではなく時間を決めてからしっかりと歩くようにしてください。呼吸を意識することも忘れずに!

縄跳び

縄跳びも胸を小さくするには実に効果的な運動です。縄跳びは上下に動く運動ですから、胸も一緒に動かすことができ、脂肪を燃焼させることができるのです。自宅のすぐそばでできるというところも良い点ですよね。

縄跳びのやり方はあなたの自由です。単純に飛ぶだけでもいいですし、昔得意だった技を試してみながら飛んでみるのもいいでしょう。楽しめないと続けることは難しいですからね。ぜひ子どものころを思い出しながら、楽しく縄跳びで運動をしてみてください。

縄跳びの更に詳しい情報については下記記事を参照ください。
胸を小さくしたいなら縄跳びダイエット!効果的に行う2つのポイント

大きな胸でレオタードを着て踊るのは、ちょっと恥ずかしいという女性も多いですよね。バレエもやってみたいけど、やっぱり抵抗があるという場合は、ジョギングや縄跳びなんかが良さそうですね。

大した道具もいらなくて気軽に始められるし、健康づくりにも効果的な有酸素運動をしながらバストのボリュームダウンができるのは魅力的です。どの運動でも、20分以上が目安ですね。

運動だけでは危険!?キレイに小胸にするには筋トレも大事!

確かに運動で胸の脂肪を落とすことは、小胸にするために効果的な方法です。しかし、それだけではじゅうぶんではないかもしれません。

垂れてしまう危険も!

バストの脂肪を落とし続けるだけだと、胸がしぼんで垂れてきてしまうこともあるのです。

胸が垂れてしまうのは、女性からしてみれば恐ろしいことです。胸を小さくし、なおかつ美しい胸を保つためにも必ず行ってほしいのが、ずばり筋トレです。

バスト断面図

このように、バストの土台には大胸筋があります。大胸筋は胸を支える大切な筋肉です。ここを鍛えていくことで胸の垂れを防止し、美しい胸の形を保つことができるというわけです。

大胸筋を鍛える!

大胸筋を鍛えるには特別な道具も必要ありませんし、難しいこともありません。もっとも簡単な方法は、ずばり腕立て伏せです。やり方は次の通りです。

まずは腕立て伏せの下準備から。
1.腕の位置は胸と一直線になるところへ
2.手の幅は肩幅よりも広くとる

この準備を整えてから、腕立て伏せを開始します。
1.身体を真下へ下ろす。床と胸の距離は10cmほど開けること
2.元の位置へ戻る
3.1と2の動作の繰り返し

この腕立て伏せを、有酸素運動と一緒に生活の中へ取り入れていくようにしましょう。

慣れないうちは腕立て伏せも大変ですから、無理をしてまでやる必要はありませんよ。だんだん慣らしていき、腕立て伏せをする回数や日数を増やしていくようにしましょう。

元々、胸が大きかった人が胸痩せすると、垂れちゃう危険があるんだね。ただ痩せるだけではダメで、筋トレも並行してやっていくことが大事ってことか!

筋トレっていっても、それこそバレリーナがやるような本格的なものじゃなくても、腕立て伏せ程度で大丈夫なんだね。

これくらいなら、普通の女性でも続けられそう!

運動できれいに胸を小さく!やり方によってはバレエも効果アリ!

バレエにはバストを大きくしない要因があることや、大きすぎるバストにお悩みの方は、運動で脂肪を落とすことが効果的だというお話をしてきました。

バレエはとても運動量が多いだけでなく、普段使わない筋肉や身体の部位にまで意識をはりめぐらせるため、小胸を目指すダイエットにもオススメです。

「バレエはレオタードになるのが嫌」「時間やコスト面でちょっと無理」という方は、水泳やジョギングなどの有酸素運動など、身近なところから始めてみましょう。ただし、筋トレも一緒にすることを忘れないようにしてくださいね!

バストアップに効く運動やストレッチを一挙ご紹介!意外な運動法も!の記事もございますので、ぜひ読んでみてくださいね!

大きすぎる胸に悩んでいる女性にとっては、バレリーナのような引き締まった小ぶりなバストに憧れることもあるわよね。バレエには、激しい運動量や筋肉トレーニング、子供の頃からの生活習慣などなど、小さな胸になる要素がたくさんあるもの。

だから、大人になってから巨乳さんがバレエを始めても、すぐさまバレリーナのようなバストになることは難しいわ。でも、ダイエットにはとっても良いから、全身の脂肪とともにバストを落とすことはじゅうぶん可能よ!

バレエができない人でも、ジョギングや水泳なんかの有酸素運動と腕立て伏せなどの筋トレを組み合わせることで、小胸になっていくことはできるわよ。自分に合った方法を見つけてね!

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