弓道をすると胸が大きくなる理由

ノーイメージ

弓道と言えば、弓道衣に袴・白足袋を身に着けて弓を射て、的に的中させることを目的としたスポーツです。その見た目はとてもカッコよく、憧れた方もいらっしゃるのではないでしょうか。

弓道の場合は弓に照準機がついておらず、自分の感覚を頼りにして的を射ることから、当たらない場合は自分の行動を見つめ直してまた弓を射るため、精神面も鍛えられます。それと同時に、的に当てるには正しい動作と姿勢も必要です。

実は、そのことがバストアップにも関係していると言いますから、女性としては気になります。そこで今回の記事では、弓道をすると胸が大きくなる理由について詳しくご紹介していきます!

弓道は正しい動作を行うことが求められるスポーツです!

最初に、弓道の動作がバストアップに関係していることを少しお話しましたが、弓道の動作とバストアップには関連性があります。

そこで、まず、弓道都とはどのような特徴を持つスポーツなのかを確認したいと思います。

精神面・体力面ともに鍛えられるスポーツです

弓道で使う弓には照準機がついていないため、正確に的を射るためには練習を繰り返して自分の動作を何度も見直すことが必要です。さらに、大会などで別の人が的に当てることで焦りを覚えて普段通りに弓を射ることができないなどの影響が出ることもあるため、的中率を上げるには平常心が重視されます。

そのため、弓道では精神面が鍛えられます。

また、弓道では弓を用いて矢を射るので弓を使いますが、これが意外に大きく、引くためには強い力も必要なのです。弓の長さは七尺三寸(221cm程度)が基準で、弓道をする人の身長などによって10センチ程度長くしたり短くしたりすることは認められます。

弓を引く力のことを弓力と言いますが、初心者の女性は一般的に8kg~10kgの弓力の弓を扱います。高校生女子が部活などで弓道を行う場合、10kg~12kgくらいのものまで扱うこともあるそうです。ちなみに、初心者の男性は11kg~12kg、高校生男子は10kg~14kgの物を扱うことが多くなっています。

となると、弓を引くためにはかなりの力が必要になることがわかりますね。そのため、体力面でも鍛えられることがわかります。

照準機のついていない弓を使うので正しい動作がとても大切!

照準機がついていない弓を使って的を射るためには、正しい動作がとても大切になります。

弓道では、射法八節と言われる一連の動作を流れるように行いながら的を射るのですが、この動作が正しければ的中率が上がりますし、正しくなければ的に矢を当てることができません。

1、足踏み(足を置く位置を決める)
2、胴造り(重心の置き方を決め呼吸を整える)
3、弓構え(手の位置と視線を定める)
4、打起し(弓の高さを定める)
5、引分け(弦を引く)
6、会(発射までのタイミングを見計らう)
7、離れ(矢を発射する)
8、残心(姿勢を変えることなく射た矢を注視する)

さらに、弓道ではこれらの動作を正しく行うことと合わせて、背骨を伸ばすこと・胸郭を広げること・気を丹田にためること・集中することなどが必要です。

胸郭とは、肋骨・胸骨・胸椎(背骨)を合わせた部分を言います。イラストで見てみると、以下のようにかなり広い部分になっていることがわかります。
胸郭

弓道ってすごくかっこいいイメージはあったんだけど、弓を引くのには大きな力がいるとか、結構大変なスポーツなんだね。

心も体も鍛えられるとなると、何だか良さそうなイメージはあるけど、難しそうな気もするよね。

弓道で正しい動作をすると姿勢が良くなり大胸筋も鍛えられる!

弓道の特徴がわかったところで、次は弓道とバストアップの関係について確認していきましょう。

姿勢が正され胸が上向きになる!

弓道で的中率を上げるためには背骨を伸ばすことや胸郭を広げることが必要だと先ほどお話しましたが、背骨を伸ばすと自然に姿勢が良くなりますし、また胸郭を広げようと意識すると胸を張った感じになるので、やはり姿勢が良くなります。

これは鍼灸院でも説明されているのですが、姿勢が悪く猫背になっていると身体の様々なところに悪影響が出ます。逆に、背中が反り過ぎて反り腰になっていてもやはり良くありません。

★図作成中★
これを見てみると、猫背の悪影響の一つとして、胸が垂れるというものもあります。そこで、弓道で正しい動作をおこなおうと意識したり、背骨を伸ばしたりすることで姿勢が正されますので、それに伴って胸も上向きになり、結果として大きく見えます。

さらに、姿勢が悪いと筋肉が緊張してしまうので、首が凝ったり背中が張ったりして血行も悪くなります。血行が悪いことは胸にとってもいいことではありません。それは、胸を成長させるために必要な、女性ホルモンや栄養、酸素などが胸まで届きにくくなっているということだからです。

つまり、姿勢が改善されることが背中や胸周りの血行を良くすることにもつながり、女性ホルモンなどが胸に届きやすくなることからも、弓道がバストアップに繋がると言えるんですね。

姿勢が改善されることでバストアップできる点では、ヨガとも共通しています。

胸周りの筋肉が鍛えられることがバストアップに繋がる!

もう一つ、弓道がバストアップに繋がると言える理由があります。それが、弓力のある弓を引くために大きな力を使うので、胸周りや肩周りの筋肉が鍛えられることです。

特に、胸を支える位置にある大胸筋は、鍛えることで胸が垂れるのを防いでくれるので、姿勢を正すことと合わせて胸を引き上げて大きく見せる効果を持ちます。弓道を通して大胸筋が鍛えられることも、弓道がバストアップに役立つと言える理由です。

大胸筋が鍛えられるスポーツとしては、水泳なども効果的です。こちらの記事もぜひ合わせてご覧になってください。

パソコン仕事が多いと、気づけば背中が曲がって知っていることがありますけれど、弓道をすることで姿勢が良くなるだけでも、胸を大きく見せることができるんですね。

そのうえ、大胸筋が鍛えられることでも胸がきちんと支えられて下垂しにくくなるんですね。

そうなの。姿勢を正す、大胸筋を鍛えるということは、胸を大きく綺麗に見せるために役立つことなのよ。

さらに、猫背だと血流まで悪くなってしまうの。だから、姿勢を正すことで血行促進ができることも弓道でバストアップができると言える理由ね。

弓道では姿勢が正され大胸筋が鍛えられるのでバストアップが可能です

以上のことから、弓道をすると以下の理由でバストアップできると言えます。

  • 姿勢が正される
  • 大胸筋が鍛えられる

弓道をすでにしている人や、始められる人は弓道を続けることでこれらの効果を得ることができますが、環境が整っていなくて始めることが難しい人もいらっしゃるかもしれません。

そんな時には、弓道で得られる効果と似たような効果がある運動を、自宅で行ってみるのもいいですね!

弓道では動作を正しく行う・背骨を伸ばす・胸郭を広げると言ったことを意識することが必要だけど、これが姿勢を正すことに繋がるのよ。

姿勢が悪いと胸が下向きになって小さく見えてしまうし、また首や背中など胸に近い部分の筋肉が姿勢の悪さで固まっていると、血流が悪くなって胸が大きくなるために必要な栄養やホルモンなどがとどきにくくなってしまうのよ。

だから、弓道を通して姿勢を正すことがバストアップに繋がると言えるのね。

それから、弓を引くには力も必要だから、胸回りや肩周りの筋肉が鍛えられるの。なかでも、胸を支える土台の働きをする大胸筋は、鍛えると胸が垂れるのを防いでくれるから、それも弓道でバストアップできると言える理由ね。