長いもでバストアップできる!?その秘密は「ジオスゲニン」

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「もう少しバストが大きかったらな〜」と鏡の前でため息をついたことはありませんか?そんな時にできる簡単な対策には、矯正下着などがありますよね。それから、食べ物でバストアップする方法も、筋トレなどに比べて始めやすいものです。

食べ物でバストアップ!と言われると、多くの人がタンパク質を多く含む鶏肉や、大豆イソフラボンを多く含む大豆製品を思い浮かべるのではないでしょうか。

実は、それ以外にも食べることでバストアップできる成分があるんです。それが、長いもに含まれる「ジオスゲニン」です。さらに、長いもには他にも体の中からきれいになる成分がたくさんあるんですよ!では、長いもの効果について詳しく見ていきましょう!

長いもでバストアップできるのは「ジオスゲニン」のおかげ!

長いもよりも山芋の方が聞き覚えがあると言われる方もいらっしゃるかもしれませんが、正式には、長いもは中国原産の芋で、日本国内では自生はせず栽培されています。ちなみに、名前がややこしいのですが、大和いもも実は中国原産で、長いもの仲間です。

それに対して山芋は、日本原産で自生しているもの、つまり自然薯(じねんじょ)のことを言います。栄養価に関しては、どれもほとんど違いがありません。つまり、長いもにこだわらなくても、山芋でも大和いもでもバストアップ効果はあるということですね!

ヤムイモ、という分類を聞かれたことがあるかもしれませんが、これは長いもや山芋などを含め、ユリ目のヤマノイモ科ヤマイモ属に分類されるいも類の中で、塊根と呼ばれる部分を食用とするいも類の総称です。

では、長いもなどのヤムイモ類でバストアップができる理由を、詳しく見ていきましょう。

バストアップに不可欠な「女性ホルモン」

みなさんもご存知かと思いますが、バストは90%の脂肪組織と10%の乳腺組織から出来ています。バストを大きくするには脂肪組織を増やせばいいのですが、そのためには乳腺組織を発達させる必要があります。

なぜかというと、乳腺組織は授乳に大切な組織なので、発達すればするほどそれを守ろうとして脂肪組織も発達するからです。そのようにして脂肪組織が増えることで、胸全体も大きくなるわけですね。

では、どうやったら乳腺が発達するのかというと、「女性ホルモン」がしっかり分泌され、胸まで届いてそこで働くようにすればいいのです。乳腺は女性ホルモンに刺激されることで発達しますから、「女性ホルモン」の分泌量が増えればいいわけですね。

実は、現代において、本来胸が発達するはずの思春期に「女性ホルモン」の分泌が上手く行かず、胸が充分に育たないまま大人になってゆく女性もいると言います。

これには食生活の変化、ストレスなどが関係していると言われていますが、そのせいで胸が育たなかったことが原因で胸が小さい人の場合、「女性ホルモン」を補うことによる効果が期待できます。

バストアップには大豆製品に含まれる大豆イソフラボンを摂取するといいというのはよく知られていることですが、それは大豆イソフラボンが女性ホルモンと似た成分だからですよね。そのことからも、女性ホルモンを補うことの大切さがよくわかります。

長いもに含まれる「ジオスゲニン」は女性ホルモンの材料!

長いもには、「ジオスニゲン」という成分が含まれています。これは若返りホルモンと言われる「DHEA(デヒドロエピアンドロステロン)」と、とてもよく似たメカニズムを持っていて、「ジオスニゲン」と「DHEA」の分子構造はとても近いと言われています。

通常「DHEA」は副腎で生成されますが、分泌された「DHEA」は血液中を流れ、その後各細胞に浸透していきます。そうして、男性ホルモンや女性ホルモンに変換されるという性質を持っています。つまり、男性ホルモン、女性ホルモンを作る物質なんですね!その働きから、ホルモンの母とも呼ばれるんですよ。

そのため、「ジオスゲニン」を摂ると、女性の場合はエストラジオールという名前の、エストロゲンの一種であるホルモンの量が増えたのと同じ状態になります。

エストロゲンと言えば、女性らしい体つきを作るホルモンですね!だから、丸みのあるバストが作られ、バストアップにつながることになるのです。

ちなみに、DHEAは副腎で作られるものなので、副腎を疲れさせないような生活をすることで減少を抑えることができます。そのためにお勧めなのが、緑黄色野菜・発酵食品を多く食事に取り入れることです。

実はこんなにある!?DHEAの効果と摂取上の注意点

実は、DHEAにはエストロゲンを増やす以外にも、以下のような女性に嬉しい効果があるんですよ。

  • 肥満予防
  • 筋肉維持
  • 美肌効果
  • 記憶力改善・アルツハイマー予防
  • 骨粗鬆症予防

肥満が予防されるというダイエット効果によって体の各部分が引き締まれば、胸が強調されて大きく見えるという効果も得られます。また、大胸筋や小胸筋という筋肉は、胸を土台として支えたり、胸を引き上げたりといった役割をしているため、維持されることで垂れにくい胸になることで胸を大きく見せてくれます。

その上、美肌効果や記憶改善効果なども得られると言いますから、これは積極的に長いもを摂りたいものですね。とはいえ、HDEAは日本では医薬品に分類されるほど効果が強いため、摂り過ぎると以下のような副作用の心配もあります。

  • ニキビや皮膚炎、多毛症など
  • 不眠症
  • 乳がん進行
  • 月経不順
  • 不整脈

国内では、医薬品のHDEAではなく、長いもや山芋などに含まれる成分である「ジオスゲニン」を含んだサプリメントも販売されています。通販で手軽に手に入れることができることもあり、効果的に「ジオスゲニン」を摂取する方法としてはいいのですが、くれぐれも摂り過ぎないよう用量を守って服用することが大切です。

女性ホルモンは年齢とともに減少する!

残念ながら年齢とともに女性ホルモンの生成量は減り、老化へと向かっていってしまいます。

女性ホルモンの年齢別分泌量

加齢とともにバストの形が変わっていくのは、女性ホルモンの材料となる「DHED」が減少していることが原因の1つでもあります。ここで諦めるのではなく、「ジオスニゲン」を取り入れるようにすると、女性ホルモンが活発になりバストアップに効果的と言われています。

思春期におけるエストロゲンの分泌量だけではなく、年齢によって減少する「女性ホルモン」を補うことで、バストアップ効果が期待できる面もあるということですね。もちろん、成人になってからもストレスや生活習慣の乱れなどによってホルモンバランスが乱れることもあります。その際にも効果が期待できるというわけです。

なるほど、長いもや山芋なんかにバストアップ効果があると言えるのは、「ジオスゲニン」という成分のおかげなんだね。

「ジオスゲニン」は、乳腺を発達させるのに必要な、女性ホルモンの元になるDHEAと似た成分なんだ。それなら、バストアップできるっていうのも納得。

その通りですわね。「ジオスゲニン」は若返りホルモンとも言われるDHEAと構造がとても似ているから、同じような役割を果たしてくれるんですのよ。

その上、DHEDには肥満防止や筋肉維持の効果まであるから、相対的に胸が強調されたり胸を支える筋肉が強くなることで胸が下がりにくくなったりすることで、見た目も大きくする効果まであるんですわよ。

長いもに含まれる「アルギニン」もバストアップの鍵!

長いもには、他にもバストアップに効果を発揮する成分が含まれています。それが、「アルギニン」です。

では、どんな成分なのか、詳しく見ていきましょう。

「アルギニン」はコラーゲンの生成を助ける!

「アルギニン」は必須アミノ酸の一つで、以下のような作用を持っています。

  • 成長ホルモンの分泌を促進する作用
  • 一酸化窒素を生成する作用
  • インスリンの分泌促進作用
  • たんぱく質の糖化阻害作用

成長ホルモンの分泌を促進するという働きを持つことから、「アルギニン」にはコラーゲンの生成の働きを助ける能力と保水能力があります。そのため、「アルギニン」をしっかり摂ると肌がモチモチになり、ハリが出ます。胸にハリがあると、同じ大きさでもより大きく見えますよね。

さらに、「アルギニン」を摂ると、体内脂肪を減らす物質であるアディポネクチンが増加し、ダイエットにもつながります。通常ダイエットをしたら「バストまで小さくなってしまった」ということもよく聞きますが、長いもならダイエットしながらバストアップができるんです!

先ほども少しお話ししましたが、ダイエットをして体にメリハリができると、対比されて胸がより強調され大きく見えます。そのため、「アルギニン」を摂ることがバストアップに役立つと言えるんですね。

ダイエットをしつつバストアップもかなえてくれるなんて、まさに「アルギニン」には一石二鳥の効果があります。

また、バストアップ以外に関する効果として、成長ホルモンの促進作用による疲労回復効果・怪我を回復する効果なども得られますし、また筋トレをした時に筋肉が増加しやすくなる効果もあります。

一酸化窒素が生成されると血管が広がり柔軟になるため、血流が良くなり、冷え症改善・動脈硬化予防・免疫力向上・集中力アップなどの効果が期待できます。インスリンの分泌促進・たんぱく質の糖化の阻害の作用は、血糖値を下げることによる糖尿病の予防や、シミ・しわの改善などの美容効果まで期待できます。

「アルギニン」のサプリを利用する際の注意点

様々な効果が期待できる「アルギニン」ですが、サプリメントで摂る場合には以下のような副作用が出る心配があるので注意しましょう。

  • 腹痛・下痢
  • 嘔吐
  • 胸やけ

実は、クエン酸と共に摂取すると副作用が出にくいことが知られています。「アルギニン」は強アルカリ性なので、それのみが成分のサプリメントだと副作用の心配があるということです。サプリメントを使用する際には、成分にも注意したいものです。

サプリメントの更に詳しい情報については下記記事を参照ください。
サプリメントでバストアップ!気になる効果や副作用まで一挙紹介!

また、連用し過ぎると「アルギニン」を分解する成分が増えてしまいますので、長期の連用は控えたいところです。

「アルギニン」は、1日に2,000mg~6,000mgを目安に摂取しましょう。

長いもに含まれる「アルギニン」はコラーゲンの生成を助けるので、胸にハリがでて大きく見せる効果が期待できるんですね。

副作用に気をつけながら取り入れなければいけませんね。

長いもにはアンチエイジングや滋養強壮の効果も!

長いもには、バストアップ以外に役立つ成分以外にも、体に嬉しい成分が含まれていて、健康増進にも役立ちます。

では、長いもにはどんな効果があるのか、詳しく見ていきましょう。

消化器官の保護

長いもには「ジアスターゼ」という成分も含まれています。これは、糖質やでんぷんを分解する働きをする酵素です。そのため、摂取することによって胃腸の働きが助けられ、消化吸収がされやすくなります。

「ジアスターゼ」は大根に多く含まれていることが知られていますが、長いもにはその2~3倍もの「ジアスターゼ」が含まれているんですよ!

アンチエイジングや更年期障害の緩和

長いもには「ビタミンC」も多く含まれています。ビタミンCは、抗酸化作用があるビタミンなので、細胞の炎症や老化を抑制してくれます。そのため、アンチエイジング効果が期待できます。

さらに、ビタミンCにはストレス解消効果もあります。ストレスによって女性ホルモンの分泌量が減少してしまうこともあるので、「ビタミンC」を補ってストレスの解消を図ることでホルモンバランスが安定するという効果もあるんですよ。

また、最初に確認したように、長いもには「ジオスゲニン」も多く含まれます。ジオスゲニンが女性ホルモンの生産を高めてくれるので、更年期障害の緩和にもつながります。

へえ、長いもに含まれる成分はアンチエイジングや更年期障害の緩和など、いろんな効果があるんだね。

バストアップのためだけじゃなくて、健康づくりにも役立ちそう!長いもなら、料理も難しくなさそうだし。

長いもの効果的な食べ方や選び方をご紹介!

これだけの効果がある長いもですから、ぜひ食卓に取り入れたいものですよね!ですが、長いもを食べる時には気をつけなければいけないことがあります。

それは、長いもの栄養素は、熱に弱いということです。

つまり、加熱して食べると、せっかくの効果が期待できないわけですね。そのため、効果的に長いもの成分を摂り入れるためには、熱を通さずに食べることをおススメします。

では、効果的な食べ方を確認したところで、長いもの選び方や簡単レシピなどをご紹介したいと思います。

選び方

長いもは、以下のようなものを選びましょう。

  • 凹凸や傷、シミが少ないもの
  • まっすぐのびていて太いもの
  • 持った時に重みがあるもの
  • ひげ根が少ないもの(取れずに残っていることが条件)

スーパーなどでカットされたものを購入する場合には、切り口が白くてみずみずしいもの。そして太いものを選びましょう。細いものはアクが強いことがあるようです。

保存方法

乾燥させないように、新聞紙に包んで25度以下のところに保存しましょう。新聞紙に包んで冷蔵庫に入れるのがよいです。すり下ろしたものを保存袋に入れて、冷凍保存も出来るので一人暮らしの方でも一本丸ごと購入をおすすめします。自然解凍してから食べてくださいね。

痒くなってしまった時には

触ると痒くなってしまうことがありますよね。これはシュウ酸ナトリウムが含まれているからです。とがった針状の結晶でトゲトゲとした成分が肌につくことでチクチクして痒くなります。

痒くなってしまった時には、お酢やレモン汁で洗うと痒みが収まります。また塩もみ洗いで温かいお湯で洗うのも効果があるようです。

あらかじめ水で薄めた酢を手につけてから触ると予防も出来るようです。でもやっぱり、皮をむくのが面倒くさいという方にも皮がむかれたパック製品もありますよ。

簡単レシピ

先程も確認したように、長いもの成分には熱に弱いものがあります。どれくらい弱いかというと、熱いだし汁もNGなくらいです。そのため、効果的な調理方法は、すり下ろして食べたり、サラダに入れて食べたり、和え物にしたりなど、熱を通さずに食べるというものです。

そこで、他の食べ方も挑戦したいという方には、炒めたお肉に千切りの山芋をふりかける、ニンニクで炒めた豆腐ステーキに磨り下ろした山芋を乗せるなど工夫すればたくさんのメニューが完成です。忙しい朝に、山芋とバナナジュースはいかがでしょうか?

また、長いもを酢と合わせると疲労物質の乳酸を燃やす効果も得られますので、酢醤油和えにしたり酢味噌和えにしたりして食事に取り入れるのもお勧めです。長いもは、様々な食べ方ができるという点でも、便利な食材ですね。

それでは1つ、病院で勧められている、とろろ汁のレシピをご紹介したいと思います。材料は、以下の通りです。

材料 分量
320cc
長いも 240g(切って酢水につけ、すりおろしたもの)
いりこ 2匹
みそ 40g
青のり 適量

作り方は、以下の通りです。

①いりこを水に入れ冷蔵庫で一晩寝かせる。
②①の出し汁を沸騰させ、しばらく煮だす。
③だしがでたら弱火にし、味噌を入れる。
④火を止め、冷めたらすりおろした山芋を入れる。
⑤器に盛ったら青のりをかける。

長いもは、様々な食べ方が楽しめる便利な食材ですのよ。ただし、長いもの栄養素の中には熱に弱いものもあるから、加熱し過ぎないことがポイントですわ。

毎回同じ食べ方ではなく、様々な料理法で食べたいものですわね。

長いもの効果をさらに活かすためにバランスの良い食事を!

以上のことから、長いもに以下の成分が入っていることでバストアップができると言えます。

  • 「ジオスゲニン」…女性ホルモンを作る
  • 「アルギニン」…コラーゲンの生成を助け保水能力を持つ

ただし、長いもに含まれている成分の量はそれほど多くないので、長いものみでバストアップするとなると、かなりの量を食べる必要があります。ですが、長いもは食べ過ぎると、かゆみが引き起こされる可能性もあるので、食べすぎには注意が必要です。

そこで、長いものバストアップ効果を活かすのであれば、バランスの良い食事をしながら、その中に長いもを効果的に取り入れるという考え方で食べるようにしましょう。

食べ物によるバストアップは基本中の基本!効果的な食材をチェック!の記事もございますので、ぜひ読んでみてくださいね!

長いもがバストアップに効果的だと言えるのは、女性ホルモンを作る元となるものととてもよく似た「ジオスゲニン」という成分が含まれているからなんですのよ。

それから、長いもにはコラーゲンの生成を助けたり血流をよくしたりする「アルギニン」も含まれているから、ダイエット効果もあるのよ。

日々の食生活の中に、ぜひ長いもを取り入れて健康的にバストアップをしたいものですわね!