胸が小さいのは親譲り!?バストサイズは遺伝するの?

2016/08/08

小さい頃、両親のどちらに似ていると言われましたか?中には「鼻はパパ似で目はママ似ね」などと細かいことを言われた方もいるのではないでしょうか。

女性の場合、子供の頃は父親に似ていても、歳を重ねる毎に母親に似て来る事が多いです。いい所が似るのはいいけれど、「出来ればここは母親に似たくないな・・」という所もあると思います。

よく、「母親の胸が小さいから、私も胸が小さいの」という話を聞きますが、母と娘は、バストのサイズも似るのでしょうか?それともバストサイズには後天的な要素が関係するのでしょうか?

今回は、バストのサイズは母親に似るのか、自分の努力次第で母親よりバストを大きく出来る可能性はあるのか?について検証してみました。

バストの大きさを左右するのは何が要因?

女性の体は、思春期になると妊娠・出産が出来る状態に変化していきます。これを第二次性徴(せいちょう)と呼びます。

出産後に授乳をする為の準備としてバストも大きくなるのですが、その大きさには個人差があります。

バストの大きさと遺伝の関係を調べる前に、まずはバストが大きくなる要因を確認しておきましょう。

バストは何で出来ているの?

母乳を作って運ぶ為の器官を「乳腺」といい、思春期に女性ホルモンの「エストロゲン」が分泌される事で発達します。


乳腺は、バストの中に網目のように広がった組織で、周りを脂肪で覆われ、保護されています。乳腺と脂肪の割合は1:9と言われています。

●2つの女性ホルモン●

【エストロゲン(卵胞ホルモン)】
女性らしい体つきをつくる働き。月経後期~排卵にかけて多く分泌される。

【プロゲステロン(黄体ホルモン) 】
妊娠を助ける働き。排卵後~月経前にかけて多く分泌される。

バストを支えているのは何?

バストの下にあるのは「大胸筋」(だいきょうきん)という筋肉で、その下は「肋骨」(ろっこつ)になります。

ボディービルなどで鍛えた男性の胸板は、脂肪がついているのではなく、大胸筋が発達した状態です。

女性のバストの中身の大半は脂肪なので、そのままでは重力に従って下がってしまいます。バストが下がらないように保っているのは「クーパー靭帯」(じんたい)という組織です。

クーパー靭帯は、皮膚と乳腺、乳腺と大胸筋をつなぐ役割をしています。


肋骨-大胸筋-クーパー靭帯-乳腺-クーパー靭帯-皮膚

バストを大きくする要因とは

バストの中の乳腺と脂肪の割合は1:9なので、乳腺が発達すると周りの脂肪も増えることになります。

乳腺の発達にはエストロゲンが関係するので、エストロゲンが多く分泌されると胸が大きくなる可能性が高いです。

バストが大きくなる仕組みをまとめると

ここまでに出てきたことをまとめてみましょう。

女性ホルモン「エストロゲン」が分泌される

エストロゲンにより乳腺が発達する

乳腺の周りに脂肪がついてバストが大きくなる

これが、女性のバストが大きくなる流れです。

遺伝?食生活?母親とバストサイズが似る原因とは

では、女性のバストサイズと遺伝は、どの程度関係するのでしょうか?

親から子に遺伝するのはどんなことか、親子が似るのに遺伝以外の理由はあるのかを見ていきます。

親から子へ、遺伝するもの・しないもの

まず、身体的特徴や能力が、遺伝と関係するのか、遺伝と無関係なのかを分類します。

【遺伝するもの】身長・体格・肌の色・体臭など

【遺伝の可能性があるもの】顔立ち・運動能力・薄毛・バストサイズなど

【遺伝しないもの】利き手(右利き・左利き)・つむじの向き

遺伝について調べてみると、「遺伝しない」とわかっているものは意外に少ないことに気づきます。

それ以外の要素は、程度の差はあるものの、遺伝する可能性がある事になります。

バストサイズの遺伝ってどういうこと?

では、「バストサイズに遺伝の可能性がある」というのはどういうことなのでしょうか?体格や体質が親に似るというのは知られている事です。

バストについて考えてみると、母と娘では遺伝によって次のような要素が似る可能性があります。

  • 肋骨や大胸筋の形や大きさ
  • 第二次性徴の時期、ホルモンバランス
  • 体脂肪の量

このような要素の積み重ねで、「小さめバストの母を持つと娘のバストも小さめになる・・」という傾向が見られます。

遺伝以外の理由で親と子が似ることはないの?

では、親子が似ているのは全て遺伝が関係するのでしょうか?長年連れ添った夫婦は自然と似て来るといいますが、この場合、遺伝は無関係です。

一緒に暮らす家族が似て来る理由として考えられるのは、「食生活」と「生活習慣」です。

一般的に、ボリュームのある食事が多い家庭では、家族の体も大きくなる傾向があり、ヘルシーな食事が多い家庭では、家族の体はスリムな傾向にあります。

生活習慣では、朝型か夜型か、車を良く使うか、イスで生活しているか・・など、その家族の特徴があります。

親が方言を使っていたら子供もその言葉を覚えます。スポーツが好きな家庭で育ったら、自然に親の真似をすることが多いです。

このように、遺伝以外にも親子が似る要素は沢山あります。

私のバスト、母より大きくするのは難しい?

バストサイズに遺伝の可能性があると聞いて、「やっぱり、母の小さめバストに似てしまうんだ・・」と悲しまないでください。

母親よりも大きいバストになる可能性をみていきましょう。

母親世代と娘世代のブラサイズを比べてみると

ここに興味深い統計があります。

下着メーカーのトリンプが、ブラジャーカップの年代別売上数をグラフにしたものです。


こちらの一部を抜粋して、表にまとめておきます。

(A~Gはブラジャーのカップサイズ)

1980年代のブラジャーはAカップ、Bカップが主流ですが、徐々に大きいカップのものが売れるようになり、今ではAカップは少数派です。

もしバストのサイズが遺伝だけで決まるとしたら、このようにブラジャーのカップが大きくなることはないはずです。

ブラジャーのカップが大きくなった理由とは

大きいカップのブラジャーが売れる様になった理由で一番に考えられるのは、食生活の変化による体格の向上です。

おそらく、成人女性で「自分より母親の方が背が高い」という方は少数派だと思います。それだけ若い女性の体格が向上しているのです。

体格の向上と共にバストも大きくなっているので、母親よりも大きいバストになる可能性は十分あります。

バストアップに関する情報にアンテナを張ろう

その他に、今からできることはないの?という方は、バストアップの情報を集めましょう。

バストの大きさに関心がある人が多いこともあり、バストアップに関する情報は沢山出回っています。

エステや豊胸手術、サプリメントなど、時間やお金が必要な物もありますし、「豆乳を飲むといい」「マッサージをするといい」など、今すぐ始められそうなものもあります。

沢山の情報の中から、自分にあったものを探してみるのも1つの方法です。バストアップは効果が出るまでに時間がかかるものが多いので、気長に続けてみて下さい。

大胸筋を鍛えて胸全体をアップさせよう

先ほど、「バストを支えているのは大胸筋と肋骨」と書きました。肋骨を発達させるのは難しいですが、大胸筋は鍛えれば発達させる事が出来ます。

合掌のポーズなど、バストアップに効果があると言われているエクササイズを試してみてはいかがでしょうか。

「でも、筋肉隆々になったら困るんだけど・・・」という心配は無用です。

女性の場合、筋肉を作るホルモン「テストステロン」の分泌が男性より少ないので、通常のエクササイズでムキムキになる心配はありません。

【テストステロン】
男性ホルモンの一種。男性の第二次性徴に関係する。筋肉を作る。

ただ、エクササイズをする時に気をつけて欲しい事があります。バストの高さを支えるクーパー靭帯は、一度切れてしまうと元に戻りません。

エクササイズをする時は、スポーツ用のブラをつけるなど、バストを保護した状態で行ってください。エクササイズをしなくても、背筋をピンと伸ばして姿勢を良くするだけでもバストの印象は変わります。

ブラジャーも進化する時代!

「あたたかい」「涼しい」など、特徴のある機能性シャツが人気です。実はブラジャーにも「機能性ブラジャー」があるのをご存知ですか?

「谷間を作る」「バストをふんわり大きく」など、バストアップ効果が期待できるブラジャーが沢山売られています。

「バストを大きく見せたい!」という方は、機能性ブラジャーに替えてみるのもいいのではないでしょうか?

機能性ブラジャーには、「胸をすっきり見せる」タイプのブラジャーもあります。

このタイプは、「胸を小さく見せたい」「母親に似て巨乳で困る」と言う方に試して欲しいです。

ブラジャーは同じメーカーでも少しずつ形が違いますし、女性のブラサイズは意外と変動しています。

ショップの方に採寸してもらって、正しいサイズを選び、試着をしてから購入することをお薦めします。

バストサイズは遺伝だけで決まるわけではなかった!

ここまで、バストサイズと遺伝の関係を見てきました。

バストの大きさには、母親から受け継がれる遺伝的な要素もあれば、後天的な要素もありました。

今まで「私の母は胸が小さいから私も・・」と悩んでいた方にも希望があることがわかりました。

今から出来る、自分に合ったバストアップ法を探して実践してみて下さいね。

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