胸の大きさは遺伝するってホント!?

胸の大きさは遺伝するってホント!?

小さい頃、両親のどちらに似ていると言われましたか?中には「鼻はパパ似で目はママ似ね」などと細かいことを言われた方もいるのではないでしょうか。

女性の場合、子供の頃は父親に似ていても、歳を重ねるにつれて母親に似てくることも多いです。いい所が似るのはいいけれど、「出来ればここは母親に似たくないな…」という所もあると思います。

人によっては、バストサイズもそのうちのひとつですよね。胸の大きさは母と娘で遺伝するというお話はよく聞きますが、それって本当なのでしょうか?

それを検証すべく、今回はバストのサイズと遺伝についてまとめてみました。ぜひ読んでみてくださいね!

胸の大きさは本当に遺伝するの?

私たち人間の見た目や内面、能力等には、遺伝するものとしないもの、よく分かっていないものがあります。では、親から子に遺伝するのはどんなことなのでしょうか?女性のバストサイズと遺伝は、どの程度関係するのでしょうか?

遺伝するもの・しないもの

まず、様々な身体的特徴や能力が、遺伝するのかしないのかを見てみましょう。

遺伝の可能性 身体的な特徴等
遺伝するもの 身長・体格・肌の色・体臭など
遺伝の可能性があるもの 顔立ち・運動能力・薄毛・バストサイズなど
遺伝しないもの 利き手(右利き・左利き)・つむじの向き

このように、遺伝について調べてみると、「遺伝しない」とわかっているものは意外に少ないことに気づきます。

しかし、それ以外の要素は、程度の差はあるものの遺伝する可能性がある事になります。

つまり、バストサイズも遺伝する可能性があるのです。

胸の大きさを形成する要素とは

上記の通り、遺伝することが分かっている身長や体格に比べると、胸の大きさは「遺伝する可能性がある」というレベルにとどまっています。

つまり、お母さんが貧乳(あるいは巨乳)だから娘も絶対に貧乳(巨乳)になるということはありません。

しかし、体格をはじめとする以下のような要素も、バストの大きさに関係しています。

  • 肋骨や大胸筋の形や大きさ
  • 第二次性徴の時期、ホルモンバランス
  • 体脂肪の量
そして、これらの要素は遺伝する可能性が高いと言われています。つまり、胸の大きさ自体が遺伝するというよりも、このような要素が母娘間で似ることの積み重ねで、「小さめバストの母を持つと娘のバストも小さめになる」というような傾向が見られるというわけです。
顔については親子で似ているかどうかよく話題になるけど、必ずしも遺伝するというわけじゃないんだね。

顔よりも、体格や身長、体臭なんかの方が強く遺伝するのか~。バストサイズは遺伝する可能性があるというレベルみたいだけど、確かに体格もバストサイズに関係するもんね。

ということは、やっぱり胸の大きさはお母さんに似る傾向があると言えそうだね。

バストサイズはどれくらい遺伝の可能性があるの?

胸の大きさは、体格や脂肪量、第二次性徴の時期などによって変わり、それらの要素は遺伝しやすいことから、バストサイズが遺伝する可能性があると考えられていることをお話しました。

では、遺伝する確率はどれくらいなのでしょうか?

生活習慣も重要な要素!

親子が似ているのは全て遺伝のせいというわけではありません。たとえば、長年連れ添った夫婦は自然と似てくるといいますが、この場合、もちろん遺伝は無関係です。

一緒に暮らす家族が似てくる理由として考えられるのは、食生活を中心とする生活習慣です。

一般的に、ボリュームのある食事や間食が多い家庭では、家族の体も大きくなる傾向があり、ヘルシーな食事が多い家庭では、家族の体はスリムな傾向にあります。(食べ物とバストアップの関係についてはこちらの記事もご参考に!

生活習慣では、朝型か夜型か、車をよく使うか、イスで生活しているか…など、その家族の特徴があります。

遺伝かどうかは証明できない

基本的に、親子は同じ食事内容や生活習慣で暮らすものですから、食生活や睡眠、運動習慣なども母と娘で似通ってきます。

したがって、後天的な影響も母と娘は共通する部分が大きくなります。

ですから、仮に親子でバストサイズが似ていても、それが遺伝なのか、生活習慣による後天的なものなのかは分からないのです。

また、遺伝が何%で食事や生活習慣の影響が何%かというのも、もちろん証明のしようがありません。

なので、胸の大きさが遺伝するというのは絶対的な結論ではなく、遺伝する可能性もあるけど必ずしも似るわけではありません。たとえ親子でバストサイズが似ていても、遺伝のせいか生活習慣のせいかは断定できないというのが本当のところと言えるでしょう。
確かに、親子でバストサイズが似ていても、遺伝のせいか後天的な影響かは分からないですよね。

私の母も胸は大き目ですが、私は母よりももっと大きいんです。

それを思うと、小さな胸になる可能性は少なかったという意味では遺伝も関係しているけれど、食生活などもかなり影響している気がしますね。

そうね。それに加えて、年代による違いというのもあると思うわ。

私たちのお母さんが第二次性徴を迎える時代にくらべて、私たちの時代は栄養状態もいいし、ブラの性能もアップしているしね。

1980年代は半数以上の女性がAカップだったけど、今では半数近くがDカップ以上というデータもあるのよ。これからは、どんどん後天的な影響が大きくなってくるとも考えられるわね。

バストサイズは遺伝だけで決まるわけではなかった!

今回は、バストサイズと遺伝の関係を見てきました。バストの大きさには、母親から受け継がれる遺伝的な要素もあれば、後天的な要素もありました。

ということは、今まで「私の母は胸が小さいから私も小さいんだ」とか、逆に「母が巨乳だから私も大きすぎる胸でも仕方ない」とあきらめていた方にも、後天的な要素による希望があるということですね。

遺伝する可能性はあるとはいえ、バストの大きさに悩んでいる方は、今から出来る自分に合ったバストアップ法またはサイズダウン法を探して実践してみる価値はありますよ!

胸の大きさはお母さんから遺伝すると聞くと、自分のバストにコンプレックスがある女性はちょっとショックだったりするわよね。

確かに、バストのサイズは遺伝する部分もあるけれど、それだけで決まるわけじゃないのよ。

食生活や生活習慣、ブラの選び方なんかの後天的な理由でも、バストの大きさが変化する可能性はじゅうぶんあるわ。あきらめないで自分なりの対策をすることで、きっとコンプレックスを解消していけるわよ!