バストアップに欠かせないアルギニン!その効果と摂取方法とは

ノーイメージ

バストアップを実現するためには、健康的な生活は欠かすことができません。しかし、漠然と健康的な生活と言われてもぴんとこないものです。

今回はバストアップに効果があると言われているアルギニンという物質にスポットをあててみました。

アルギニンは私たちが普段口にする食物の中に含まれていますが、どのようにバストアップに関係するのかとうことを調べてみました。

バストアップに効くアルギニン!そもそもどんな物質?

アルギニンという言葉自体始めて耳にする方もいるかもしれませんが、一体どのような物質なのでしょうか?

  • アルギニンは、アミノ酸の一種である
  • アミノ酸はたんぱく質が体内で分解されてできるものである
  • アルギニンは成長ホルモンの合成に関与する
  • 血管の老化防止の効果がある
  • コラーゲンの合成に関与する

アルギニンの働き

人間の体の約20%はたんぱく質でできています。たんぱく質は分解されるとアミノ酸という物質になり、体のいろいろな部分に吸収され、生命活動を維持するのに使われます。

人間は自分の体内でアミノ酸を合成することができますが、生きていくのに必要なアミノ酸のうち9種類は体内で合成できず、これを必須アミノ酸と呼びます。

アルギニンは必須アミノ酸ではありませんが、乳幼児期や子どものうちは自分で合成できないアミノ酸です。

アルギニンの主な働きは、成長ホルモンの合成です。

体内で成長ホルモンを作るときにアルギニンが使われるので、不足すると成長が遅くなったり、疲れやすくなったりと悪影響があります。

アルギニンの効果

また、血管の老化防止効果も注目されており、肥満の改善やメタボリックシンドロームにも効果があります。コラーゲンの合成にも関係しているので、ケガによる傷の治りも早くなります。同時に、ぷるんぷるんのお肌を作るのにも一役かってくれるというわけです。
血管を拡張するアルギニン

それでは、アルギニンはどんな風にバストアップに役立つのでしょうか?

先程、アルギニンが成長ホルモンの合成に関係しているという話をしましたが、アルギニンは、バストアップに欠かせないエストロゲンやプロゲステロンなどの女性ホルモンの合成にも一役買ってるのです。

エストロゲンやプロゲステロンは、女性らしい体を作るのに欠かせないホルモンです。

アルギニンは体内で女性ホルモンを作るためになくてはならないアミノ酸なのです。

次にこの合成された女性ホルモンがどのようにしてバストアップにつながっていくのかということですが、そのカギを握るのがラクトゲン受容体です。

ラクトゲン受容体とは胸の内部にある乳腺の中にある器官で、女性ホルモンや成長ホルモンの働きを受けて活発化することで、バストアップが期待できます。

12歳から18歳ころまでの成長期に成長ホルモンは最も分泌され、ラクトゲン受容体は活発化し、女性らしいバストを作ります。

しかし、20代30代になっても、ラクトゲン受容体は存在しますので、成長ホルモンを与えてあげれば、バストアップは可能なのです。

アルギニンを摂取することで女性ホルモンが増え、増えた女性ホルモンがラクトゲン受容体に作用してバストアップが実現するというわけです。

アルギニンが多く含まれる食べ物

さてこのアルギニン、実は現代の食生活では不足しがちなのです。下記のアルギニンが含まれる食品をチェックして、積極的に摂取するようにしましょう。

  • 鶏肉
  • 仔牛の肉
  • 大豆
  • 牛乳
  • ナッツ類
  • レーズン
  • 玄米
  • チョコレート
  • エビ

意外と普段食べているものも多いかもしれませんが、よく見てみてください。カロリーが高いものが多いと思いませんか?

アルギニンについて詳しく知らなかったけれど、成長ホルモンの合成や血管の老化防止など、色々な働きをしてくれるアミノ酸なんだね。

女性らしいバストを作るために、エストロゲンやプロゲステロンを作るのにもアルギニンは欠かせないってことか。

それに、アルギニンって肉やナッツ、乳製品など身近な食品に多く含まれているから、ちょっとレシピを工夫するだけで簡単に毎日の食事に取り入れることができそうだよね!

アルギニンを効率よく摂るためのカギはビタミンB6!

そうです、アルギニンはアミノ酸の一種、つまりたんぱく質の中に含まれる成分なので、高カロリーのものに多く含まれていたりします。

ダイエット中の女性は高カロリー食品を避けがちなので、結果的にアルギニン不足に陥ります。

カロリー過多にならずに、アルギニンを摂取するためにはいったいどうしたらよいのでしょうか?

それは、効率よくアルギニンを活躍させることです。たんぱく質はいったん体の中で分解され、アルギニンやそのほかのアミノ酸になります。その後、人間の体内で必要なアミノ酸に再合成される、という過程をたどります。

ビタミンB6と一緒に

この再合成の過程を効率よく行うことによって、アルギニンは効率よく成長ホルモンに再合成されていきます。再合成の過程を効率よくしてくれる物質、それがビタミンB6です。

ビタミンB6を多く含む食品

ビタミンB6とアルギニンが豊富に含まれる食べ物を一緒に摂ることによって、効率よく成長ホルモンが生産されていきます。

食事にこれらを加えることによって、バストアップが期待できる、というわけですね。

ビタミンB6は、にんにく、赤身の魚やレバー、バナナ、さつまいも、ピスタチオ、ごまなどにに多く含まれています。これらを合わせて摂取すると良いでしょう。

ただしカロリーには注意!

ただし先ほども言いましたが、アルギニンが含まれる食品は高カロリーであることが多いため、カロリーオーバーになりがちです。バストアップするには肉がつかないとダメですから、その点からいえば望ましいのでしょうが、高カロリーな食事は体にも負担がかかります。

アルギニンサプリメントを利用する

そこで、アルギニンを含むサプリメントを賢く利用しましょう。

たとえば週に3回は食事から摂取するようにし、そのほかはサプリメントで補うことで、カロリーをある程度抑えつつ、アルギニンを十分に摂取することが可能になります。

もちろんアルギニンのことだけを考えるのではなく、バランスの良い食事をするのが大前提となって来ますので、その点は忘れないようにしてくださいね。

アルギニンが身近な食べ物に含まれてることはわかったんですけど、高カロリーなものが多いですよね。ダイエット中の私にはちょっと気になります。

カロリーを気にせず、アルギニンを摂取できる方法ってありますか?

そうね。バストアップに効果的なアルギニンだけど、食べ物から摂取しようとするとづしてもカロリーオーバーになりがちね。

それなら、アルギニンと一緒にビタミンBを含む食品を摂ることをおすすめするわ。赤みの魚やバナナ、レバーなどのビタミンBと一緒に摂取することで、効率よく成長ホルモンが再合成できるのよ。

ほかにもサプリメントなら、カロリーを気にせず、手軽に摂取できるわよね。

万能成分アルギニンも摂り過ぎは危険!

さて、万能のように見えて摂取もそれほど難しくないアルギニン、これからアルギニンを取りまくるぞと燃えているあなた、ちょっと待ってください。

アルギニンは確かに大事なのですが、実は摂取しない方がいい場合もあります。アルギニンは取り過ぎると副作用を起こしたり、病気が悪化する場合があります。

まず、アルギニンの積極的な摂取をした方がいい人とは、

  • 成長期の子ども
  • 外傷があり、早く治療したい人
  • 筋肉が弱い人や力が弱い人
  • 運動量が多い人やアスリート

これらの人です。

逆に摂取しない方がいい人は、

  • ヘルペスができている人
  • 統合失調症の人
  • 肝機能が低下している人
  • 腎機能が低下している人
特に肝機能・腎機能の低下している人は気を付けてください。これらの人が大量のアルギニン(1日に50g前後)を摂取した場合、最悪死亡するケースがあります。

アルギニンの一日の必要量は5g前後と言われていますので、サプリメントを取る場合でも、必ず用法・容量を守るようにしましょう。

肝機能や腎機能に問題がない方でも、取り過ぎると下痢をすることがあります。またヘルペスの場合も、細菌が繁殖する段階でアルギニンを消費します。それだけ細菌が増殖しやすくなるので、摂取を控えてください。

どんなに体に良いと言われている食品であっても、取り過ぎれば体に毒です。アルギニンに豊胸効果があるからといってアルギニンばかりを摂取するようなことをしたら、カロリーの摂り過ぎで不健康になりますし、サプリメントを大量に服用すれば副作用があります。

万能のアルギニンも実は摂り過ぎは危険なんだね。とくにヘルペスができている人や肝機能、腎機能が低下している人は注意しなきゃいけないみたい。

反対に成長期の子供やけがを早く治したい人、運動量の多い人なんかは積極的に摂取するといいいんだね!

規則正しい食生活こそがアルギニンの効果を最大限に引き出す!

バストアップの近道というのは結果的には規則正しい生活、バランスの取れた食生活、ということになります。

その中で、通常よりもやや多めに、バストアップに効くアルギニンやイソフラボンを摂取したり、、成長ホルモンスプレーやコラーゲンサプリを取り入れたり、ローズエキスを含むクリームを使用するのが最も理想的なのです。

アルギニンは、特に成長期に摂ることが望ましい物質ですが、成長して体内でアルギニンが作られるようになったからといって摂らなくてもよいというわけではありません。

人間の体は20歳を越えても少しずつ成長を続け、アルギニンは常に使われ続けることになりますので常に不足した状態にあると考えましょう。

やりすぎ、摂りすぎは美容の大敵ですが、それは効果の高いアルギニンでもその他の成分でも同じです。自分の体と相談し、向き合って、その時々に合わせたもっともいい方法を選択していくことで、バストアップ効果は最大限に高められていきます。ゆっくり着実に、バストアップを目指していきましょう!!

アルギニンが成長ホルモンの合成に関係するアミノ酸でバストアップに効果的というのはわかっていただけたと思うけど、いくら効果が期待できるといっても摂り過ぎは禁物よ。

ビタミンBと一緒に摂取したり、サプリを利用することで、摂取量を調整すること可能なの。

アルギニン摂取のほかにもバストアップの方法はいろいろあるから、いろいろなものを組み合わせたり、体調に応じて選択したりして、無理のないバストアップを目指すことがベストよ!