デメリットあり?なし?脂肪注入豊胸手術の真実とは

2016/06/02

人にはそれぞれ、コンプレックスというものがあります。他の人にとっては小さなことでも、本人にとっては重大な問題だったりするのです。

胸の大きさもそうです。特にバストが小さいという悩みは、深刻になりがちです。「自分が不幸なのは、胸が小さいせいだ」と考えてしまう人だっています。そういう人はコンプレックスを解消すべく、いろいろな努力をしていますよね。

でも、うまくいかない場合、やはり最終手段としては「プロの力を借りるしかない」と美容外科の扉を叩くことになっていきます。そこで、そんな胸の小ささに悩む人にとっての最終手段である豊胸手術、特に脂肪注入法についてまとめてみました。

脂肪注入と比較検討!そもそも豊胸手術にはどんな種類があるの?

豊胸手術には、これから取り上げる脂肪注入法に加えて、主に「シリコンバッグ法」「ヒアルロン酸注入法」の3つがあります。

脂肪注入法の特徴をよりよく理解するためにも、それ以外の方法も大まかに見てみましょう。

シリコンバッグ法


乳腺下法

シリコンバッグ法とは、文字通りシリコンを用いたバッグを胸に入れる方法です。入れる場所は大胸筋の上や下など、3箇所ほどから選べます。

この方法のメリットは、注入するシリコンバッグの大きさに応じて、胸の大きさを自由に選べることや、バッグは体内に吸収されることがないため、効果が長持ちすることです。

一方で、デメリットもあります。まず、体にメスを入れて手術を行うので、切開する部分が大きくなります。そのため、手術後の痛みが強いことがあげられます。

また、立っているときや座っているときは形が保たれますが、寝転がったりしても胸の動きが少ないため、不自然に感じられるかもしれません。

ヒアルロン酸注入法



ヒアルロン酸注入法とは、化粧品の成分としても有名なヒアルロン酸を注射で胸に注入する方法です。この方法のメリットには、以下のようなことがあげられます。

  • 傷が小さく済む
  • 身体への負担が小さい
  • 好きなサイズや形のバストになる

一方でデメリットもあります。ヒアルロン酸は体内に吸収されてしまう成分なので、ヒアルロン酸を用いて豊胸をしたとしても、その効果はずっと続くものではありません。

近年は吸収されにくいヒアルロン酸も開発されていますが、それでも豊胸バッグを入れる方法と比べると、どうしても効果の持続性は低くなってしまいます。

豊胸手術にも、いろんな方法があるんですね。

豊胸バッグを入れる方法は、昔から聞いたことがあるけど、今では美容成分として有名なヒアルロン酸を胸にも注入できるんですね!

ただ、時間の経過とともに吸収されてしまうので、結婚式の前とか海に行く時とか、胸を盛りたい時に入れるのも良さそうです。

こんなふうに簡単にできる豊胸法もいろいろ出てきているので、手術が怖い人にもオススメですね。

まずは基本を知りたい!脂肪注入豊胸手術について教えて!

他の豊胸手術法について一通り話したところで、脂肪注入法と呼ばれる豊胸手術についてお話したいと思います。

脂肪注入の基本


脂肪吸引できるおもな部位

脂肪注入法とは、文字通り「脂肪を注入する」豊胸手術のことです。人は誰でも、その身体には脂肪がついているもの。その脂肪を活用しようではないか、という手術なのです。

方法は、太ももやお腹の脂肪をドレーンと呼ばれる機械で吸い出して、その脂肪を胸に注入することで、胸を大きくするというものです。脂肪を吸引する部位は、気になる部分をどこでも好きなように選べるクリニックもあります。

注入する脂肪の量は個人差もありますが、多いケースではおよそ、300㏄程度になります。

近頃の脂肪注入豊胸は、手術という形式をとらないで行う術式もあります。それならば当然、日帰り可能というわけです。

もちろん、この方法にも、先ほど述べた2つの方法と同様に、メリットとデメリットがあるのです。それについても以下にお話しましょう。

脂肪注入法のメリット

ではまず、メリットからご紹介します。

  • 拒否反応が少ない
  • 見た目や感触が自然
  • バストアップと同時にダイエットが可能

まず、自分の身体の中にあるものを使うので、拒否反応やアレルギーが起こることは少ないです。

そのため、比較的安全な方法と言えるでしょう。

また、見た目や触感も自然なものとなります。先に述べたシリコン法に比べると、「いかにも豊胸手術をしました」という雰囲気は少ないです。

手術方法のところでも述べたように、体の余計な脂肪を取って使うので、プロポーションをよく見せることができるのもこの方法のメリットです。

脂肪注入法のデメリット

では、気になるデメリットとしては、どんなものがあるでしょうか。

  • 痩せ型の人はできない
  • 希望通りのサイズにできないことがある
  • 一部が吸収されてしまう

まず、やせすぎの人にはできません。脂肪というと、どうしても悪いもののように思われがちですが、身体の機能を保つにはある程度必要なものです。そのため、あまりに脂肪が少ないやせすぎの人に対してこの方法を行うと、思いがけない事故につながる恐れがあります。

また、「劇的に胸を大きくしたい」という人には向いていません。

先ほども述べたように、人間の体から採取できる脂肪の量には限界があります。「いくらでも余計な脂肪は取って欲しい」と思うかもしれませんが、医学的には厳しいものがあります。

さらに、ヒアルロン酸と同様、注入した分すべてが定着するわけではなく、脂肪もある程度は吸収されてしまいます。ただ最近では定着率をアップさせることができる新しい技術もありますので、後に詳しくご紹介します。

脂肪注入って、自分の脂肪を取って使えるんだ!じゃあ、このお腹や太ももの贅肉を取ることができて、しかもバストアップもできちゃうってことだよね!それって、すごくうれしい方法だね!

手触りや見た目も本物のバストに近いみたいだし、上手なクリニックを選べば術後の満足度も高そうだね。

脂肪注入豊胸手術を受けるときに気をつけるべきことは?

脂肪注入手術の概要をお話しましたが、「やってみたい」と思った人もいるかもしれませんね。いろいろ考えて決めたのなら、まずは行動に移しましょう。そのためのポイントをいくつかご紹介します。

何軒か美容外科を回ってみる

現在はインターネットが発達しているため、容易に「口コミ」というものを読むことができます。それは一つの判断基準になることは間違いないでしょう。しかし、口コミを過信するのも考え物です。

口コミではいいことが書いてあっても、実際の対応はとんでもなく悪いものだったりすることも無いとは言い切れません。逆もまたしかり、です。

口コミを過信することなく、まずは自分の足でいくつか美容外科を回ってみて、「ここなら信用できそうだな」と思えるところを見つけましょう。

資金をどうするか考える

言うまでも無いことですが、美容外科で行う「美容整形」と呼ばれる手術には、健康保険がききません。すべて自己負担になります。

そのため、何十万単位でお金がかかるのです。脂肪注入手術だと、少なく見積もっても50万円弱はかかります。

美容外科のモニターとして手術を受けるなら、少しは安くしてもらうことは可能です。とはいえ、結構なお金がかかるのは間違いないので、「お金をどうするか」ということを真剣に考える必要がありそうです。

ローンを組むこともできますが、それでもある程度の自己資金は用意しておいたほうがいいでしょう。もし、費用で困っているということであれば、美容外科に直接相談してもいいと思います。

カウンセリングは納得がいくまで

比較的安全性の高い手術であるとはいえ、病気でもない身体に手を加えるわけですから、信用できるお医者さんに任せたほうがいいのは当たり前です。先生だって人間なのですから、さまざまな性格の人がいます。

フレンドリーに接してくれる先生もいれば、ドライな受け答えの先生もいるでしょう。

どっちのタイプでも、「質問したことに親身になって答えてくれるかどうか」ということは見極める必要があります。

そのため、ちょっとでも疑問に思ったことは遠慮なく聞きましょう。

「質問に答えるのがめんどくさい」という顔をして答える先生ならあまり信用はしないほうがよさそうです。「質問ならいくらでもしてください」という人なら信頼してもいいかもしれません。

脂肪注入法は豊胸バッグ法に比べれば、切開しなくてもいいし気軽に受けられる技法なのは確か。でも、身体に施術を加えるわけだから、あまりにも医師任せでいるのは禁物よ。

自分でしっかりと情報収集をして、じゅうぶん納得してから決めるべきよ!

クリニック選びも同じよ。ここなら信頼できると思えるところを探して、医師とよく相談してから脂肪注入にトライしてね!

新しい脂肪注入法で、しこりの予防と定着率アップが可能!?

脂肪注入法の基本や病院選びの目途がついたところで、脂肪注入豊胸の定着率の低さが気になっている方や、バストにしこりが出来るのではないか?という心配をされる方もいらっしゃると思います。

脂肪注入豊胸にも多くの術例があります。絶対に全部の脂肪が定着することはないですし、しこりを100%防ぐ確実な方法があるわけでもありません。しかしながら、術式は日々進歩を重ねています。

クリニックに注入法を確認

しこりになってしまう原因はいくつかありますが、施術のやり方によってしこりができやすくなるケースがあります。

一か所に多く脂肪を注入してしまうと、当然しこりになってしまうリスクが高まります。少しずつ分散して脂肪注入を行うことで、しこりのリスクを減らせるため、最近はそのような方法をとる病院が主流になっています。

念のため、どのような注入法をしているか、しこりにならないようどんな配慮をしてもらえるのか、主治医に確認してみましょう。

新しい技術の脂肪注入法


新しい技術の脂肪注入法

比較的新しい脂肪注入法として、

  • コンデンスリッチ法(濃縮脂肪豊胸術)
  • セリューション法(脂肪幹細胞豊胸術)

という技術があります。

これらの方法はどちらも、せっかくバストに注入した脂肪が吸収されてしまわないよう定着率をアップさせるため、また、しこりが出来にくくするための新しい技術です。

従来の脂肪注入法は、吸引した脂肪をそのままバストに注入するだけなので、脂肪の中の老廃物や空気中の雑菌なども一緒に注入されてしまっていました。このような不純物はバストに定着しづらく、しかも、これがしこりの大きな一因となってしまうのです。

このような問題を解決すべく開発されたのが、コンデンスリッチやセリューションと呼ばれる方法なのです。

コンデンスリッチとセリューション

それでは、この2つの新しい技術についてお話します。まずは、コンデンスリッチ法からご説明します。

コンデンスリッチ法とは、吸引した脂肪から老化した細胞や不純物を取り除き、状態の良い脂肪だけを濃縮してバストに注入する方法です。

では次に、さらに新しい技法であるセリューションについてご説明します。セリューション法のポイントとなるのは、脂肪幹細胞です。幹細胞とは、自らが新しい脂肪や血管、さらには新しい幹細胞までをも生み出す能力のある細胞なのです。

もともと幹細胞は脂肪の中に存在しています。ただし、幹細胞に素晴らしい働きをさせるためには、1度脂肪から幹細胞を分離させる必要があります。

幹細胞を分離することで、幹細胞の働きにスイッチが入り、初めて“活性化”します。活性化した幹細胞を脂肪と混ぜて注入することで、初めて脂肪の吸収や壊死、しこり化を防ぎ、長期的にバストアップ効果が持続されるようになります。

引用元:聖心美容クリニック

優秀な働きをする幹細胞を活性化させてから、吸引した脂肪に混ぜてバストに注入するというわけですね。

2つの技法の違い

幹細胞は吸引された脂肪に元々あった分だけなのがコンデンスリッチ法で、活性化された幹細胞が追加されて、さらなる定着率の高さとしこりリスクの低減を実現したのがセリューション法というわけです。

具体的な定着率の違いは、クリニックによって差もありますが、一般的には以下のようになっています。

技法 定着率
従来の脂肪注入法 30~50%程度
コンデンスリッチ法 80%程度
セリューション法 80%程度

コンデンスリッチ法とセリューション法の定着率に大きな差はないようですが、セリューション法の方が新しい技術であり、効果が高いという説もあります。

施術後の注意点

このように、脂肪注入豊胸の技術は日々進んでいますが、経過は慎重にみなければいけません。

施術後のケアが不適切だと、しこりの発生原因になってしまいます。

特に、以下のことは充分に意識しなければいけません。

  • 飲酒・喫煙は控える
  • 大きな動きの伴う運動は避ける
  • 睡眠をしっかり取る

基本的なことばかりではありますが、このようなことに気を付ければ、しこりを防げる確率が高まります。

コンデンスリッチ法とかセリューション法って、幹細胞とか濃縮とか、ちょっと難しい単語がいっぱい出てきたけど、要は今までの脂肪注入法よりもレベルの高い技術で、しこりも出来にくいし定着率も良い方法ってことかな?

じゃあ、どうせ脂肪注入するなら、この方法にした方が良さそうだね。でも金額的には、やっぱり高くなるのかな?

その通りよ。脂肪から不純物を取り除いて濃縮するのがコンデンスリッチ法、そこにさらに幹細胞を加えるのがセリューション法と覚えておけばいいわ。

料金はクリニックによって様々ではあるけれど、やっぱり普通の脂肪注入法よりもコンデンスリッチ法の方が高いし、コンデンスリッチ法よりもセリューション法の方がさらに高くなる傾向があるわね。

セリューション法を希望するなら、150万円程度の予算は覚悟しておいた方がいいわね。

デメリットを理解して、脂肪注入法の自然な感触を体感してみよう

自然な手触りやアレルギーの心配がないことで人気の脂肪注入豊胸術ですが、デメリットも当然あります。体型によっては取る脂肪が少なくて施術できないことや、稀にしこりが残ってしまうこともあるなどのリスクを理解しておくことが大切です。

体型に関してはどうしようもない部分もありますが、しこりはセリューション法などの新しい技法を選ぶこと、術後のケアをしっかりすることなどで回避することも可能です。

どうすれば満足いくバストを手に入れることができるか、あらかじめよく学んで、脂肪注入法ならではの自然な感触のバストを楽しんでくださいね。

豊胸法の中でも比較的手軽にできる脂肪注入法だけど、従来は定着率やしこりの問題があったわ。でも新しい技術によって、高い定着率やしこりの出来にくい施術が可能になったというわけね。

だからといって、デメリットが全然ないわけではないわね。痩せ型の人には向かないのは変わりないし、効果が高まった分、料金も高くなったことは新たなデメリットとも言えるわね。

それから、医師に不安な点をしっかりと確認して、自分できちんとリスクやデメリットを把握しておくことが何よりも重要よ。そうすれば、理想のバストを手に入れることも夢じゃないわ!

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