胸ニキビを治したい!新しいニキビ薬ディフェリンの上手な使い方

2016/08/31

どの年代の女性にとっても、バストにまつわる悩みは尽きないものですよね。よくあるのは、大きさ、形についてのお悩みですが、忘れてはならないのがバストとその周辺のお肌のこと。

いくらボリュームがあって整った形のバストでも、お肌が美しくなければ魅力的なバストには見えません。中でも胸のニキビは、バスト周辺のお肌に関する代表的なお悩みです。

今日は、この胸ニキビをテーマにして、どうすればニキビ予防ができるのかということや、新しいニキビ治療薬として注目を集めている「ディフェリンゲル」のことなどをお話していきます。

胸ニキビは思春期ニキビとは別物!?ニキビの原因を知ろう!

にきびといえば、思春期にお顔にできるものというイメージですよね。実際に学生時代はニキビに悩まされたという人も多いはず。でも、この思春期ニキビと、大人になってからバストにできるニキビとは同じではないんです。

思春期ニキビと胸のニキビ


ニキビの種類

思春期ニキビは、ホルモンバランスが崩れることや、アクネ菌の増殖、皮脂の分泌が過剰になって毛穴が詰まってしまうことが原因となるケースが多いです。

一方、大人は思春期の女の子と比べてホルモンバランスや皮脂の分泌には問題がないことが多いため、胸のニキビの原因の多くはそこにはないと考えられています。

大人の胸にできるニキビの原因

では、大人になってからできる胸のニキビの原因とは、何でしょうか。もちろん個人差があるのですが、以下のようなものが原因として考えられています。

  • 汗や皮脂
  • ブラジャーの刺激
  • 石鹸やシャンプー
  • 生活習慣
  • ストレス

日常の何気ないことが胸のニキビの原因となるのですね。では、ひとつずつ詳しく見ていきましょう。

汗や皮脂

バストやデコルテには、意外と多くの皮脂腺が存在します。そのため、バスト周辺には思っているよりも多くの汗や皮脂が分泌されているのです。バストの大きな女性は、夏になると谷間に汗をかいて不快に感じることも多いですよね。

それにもかかわらず、顔などと違ってこまめに汗を拭くということができません。

そのため、バスト周辺は汗や皮脂で汚れたまま長い時間が過ぎてしまうということが日常的に繰り返されてしまうのです。

こうなると、毛穴が詰まってしまいやすくなり、それがやがてニキビとなってしまうのです。

ブラジャーの刺激

思春期の女の子と比べると、大人の女性はやはりワイヤーやパッドの締め付けが強いブラジャーをしている割合が増えます。このようなブラジャーの刺激も、胸のニキビの大きな原因となっています。

締め付けそのものの刺激だけでなく、汗や皮脂が流れることなくブラジャーに付着して肌に触れ続けることや、通気性が悪くなることも、ニキビの発生につながってしまいます。

こちらの記事では我慢できないブラジャーのチクチクとかゆみについて詳しく説明しています。ぜひご覧ください。

石鹸やシャンプー

ニキビの原因で意外と多いのがこれです。毎日のお風呂で、身体をきれいにしているつもりが、逆に石鹸やシャンプーの成分を残したままにしてしまっている人が少なからずいるのです。

石鹸やシャンプーは、様々な化学物質が入っているものが多く、それらの成分はきちんと落としきらないと肌への刺激となってしまいます。

これは胸だけでなく、背中ニキビの大きな原因なので、今のところ胸は無事でも背中にニキビがあるという人は、このままだと胸にもニキビができてしまう危険性大です。

生活習慣

思春期ニキビと比べるとそれほど多くの原因を占めてはいませんが、乱れた生活習慣は胸のニキビを作ってしまいかねません。

暴飲暴食はもちろんのこと、睡眠不足も抵抗力を下げたり、ホルモンバランスを乱したりするので、その結果、胸にニキビができてしまっても不思議ではありません。

ストレス

生活習慣の乱れと同じく、ストレスは自律神経の働きを弱め、免疫力を低下させます。それはもちろん、胸のニキビの原因ともなり得ます。

できるだけ、心身を休めてあげることがニキビの改善にもつながります。

なるほど~、思春期ニキビと大人ニキビは主な原因が違うんだね。でも大人だって、思春期と同じようにホルモンバランスが崩れれば、やっぱりニキビの原因になっちゃうよね。

そういう意味では、ホルモンバランスを整えるために、生活習慣を改善したり、ストレス発散を心がけたりするのも、やっぱり大事ってことだね!

石鹸やシャンプーの洗い残しも、胸ニキビになりやすいんだね。しっかり洗い流さなきゃ!穏やかな成分の石鹸やシャンプーを使うのもよさそうだね!

胸のニキビは放置厳禁!病院でもらえる治療薬ディフェリンとは?

さて、大人にできてしまいがちな胸のニキビの原因が分かったところで、ここからは肝心の対応策です。参考にして、できるだけ早く治してあげましょう!

遠慮せず病院へ行こう

まずは、上記の原因を踏まえて、心当たりがないか考えてみましょう。あれば、ぜひともその点を改善してみてください。それでもダメだったり、心当たりがない場合は、病院へ行ってみましょう。

「ニキビなんかで病院に行ってもいいの?」とお思いの方もいるかもしれませんが、ニキビは「尋常性ざ瘡(じんじょうせいざそう)」という、れっきとした病気です。

皮膚科へ行けば、医師がしっかりと診断をしたうえで治療してもらえます。

注目のニキビ薬、ディフェリン

近年、ニキビ治療で病院に行くとよく出されるのが「ディフェリン(一般名はアパダレン)」という塗り薬です。これは保険適用されるお薬なので、市販の高価なニキビ治療薬に比べると、とてもありがたいお薬です。

ディフェリン®ゲルは,目に見えない極めて小さい毛穴のつまり(微小面ぽう(びしょうめんぽう))やはじめにできる白や黒のニキビ(面ぽう(めんぽう))に作用し,ニキビの進行を防ぎます。そのため,白色や黒色,さらに進行し炎症をおこした赤いニキビまで,ほとんど全てのニキビを減らすことができます。また,初期のうちに治療することで,炎症をおこした赤いニキビを減らし,炎症の強いニキビへの進行を防ぐことができます。
引用元:ガルデルマ

このように、ディフェリンという薬は、炎症を抑えることがメインだった従来のニキビ治療薬と異なり、画期的な効果が期待できるのです。

胸のニキビには使えない!?

ところが、このディフェリンは、日本では2008年に認可された比較的新しいお薬です。

そのため、臨床実験や治療データがまだ少なく、現在適用されるのは正式には顔のニキビだけとなっています。

「じゃあ胸のニキビには使えないの?」との疑問が当然わきますよね。その答えは、表向きには「使えない」です。

将来的には範囲が広がる可能性も

お伝えしたように、国によって認可されているディフェリンの使用部位は、顔だけとなっています。これは、臨床実験などで安全性が確立されているのが顔に使用した場合のみとなっているためです。

ということは今後、胸ニキビや背中ニキビなどに使用した場合の安全性を確認できる実験データが整えば、胸や背中などのニキビにも使えるようになるのです。

今のところ、それがいつ頃になるか分かりませんが、製薬会社や医師としても使える患者さんが増えるに越したことはないでしょうから、胸ニキビにも使えるようになる日が来る可能性は高いと考えられます。

それでも胸にも使ってみたい

今のところディフェリンは、胸のニキビには使えません。しかし、先ほども書いたようにこれは表向きの回答です。

実際、本当は顔のニキビにしか出せないことを分かっていながらも、胸ニキビの患者さんにディフェリンを処方する医師もいますし、顔と胸の両方にニキビがあれば問題なくディフェリンを出せるので、「胸の方にも使っていいよ」と言う医師もいます。

まあ本当はダメなんですが、実際困っている患者さんを目の前にして、よく効く薬を出してあげたいという医師の気持ちも想像できます。

顔にしか使えない薬を胸に使う場合、何かあっても自己責任となり得ます。でも、医師が出してくれたのであれば、胸のニキビにも使ってみたくなりますよね。

もしも使う場合は、必ず医師に経過を診せに行き、何か気になる症状があったらすぐに伝えるようにするなど、普段以上に気を付けてくださいね。

ニキビは「尋常性ざ瘡」という病名がついた、れっきとした皮膚の病気だったんですね!ちょっと驚きです。これを知っていれば、遠慮せずに病院へ行けますね。

そして今は、ニキビ治療薬としてこれまでなかった効果を持つ「ディフェリン」というお薬があるんですね。

公式には胸ニキビには使えないそうで、ちょっと残念ですが、早く胸や背中ニキビなどにも使えるようになると、助かる女性も多そうですね。

きちんと塗って効率的に治そう!ディフェリンの上手な使い方

ディフェリンを使う場合、それが顔であっても胸であっても、上手な使い方をしなければせっかくの効果も半減してしまいます。そこで、ここからはディフェリンを使う際のポイントなどをお伝えしていきます。

塗る回数とタイミング

薬局でもらえる説明書にも書いてありますが、ディフェリンの基本的な使用回数は1日1回です。塗り忘れてしまったからと言って、次の日に前日分も合わせて2回塗るなどということはしないでください。

塗るタイミングは、夜の洗顔後です。洗顔してから軽く保湿をしたうえにディフェリンを塗るとよいでしょう。

どれくらいの期間使えばいいの?

ディフェリンは1本15g入りのチューブで、ほとんどの人がこの1本を約2週間で使い終えます。皮膚科の医師からも「2週間後にまた来て」と言われることが多いかと思います。

なので、最低でも2週間は使ってみて、経過を見てみましょう。その後どうするかは、医師と相談しましょう。

副作用の多さは劇薬レベル

ディフェリンは、厚生労働省が決める「劇薬」に指定されています。

その根拠は、副作用の発現率が高いことです。実際、用法用量を守って使用した7~8割の人に、皮膚の乾燥やかゆみなどの副作用が出たと報告されています。

これらの副作用にはもちろん個人差がありますが、使用していくうちに気にならないようになっていく人が多いようです。効果を得るためには副作用も避けられませんが、我慢できない人は遠慮なく医師に相談しましょう。

ディフェリンを使えない人

このように、副作用が強めのディフェリンなので、使用できない人もいます。

このお薬を使用中に妊娠した場合,または妊娠かなと思われた場合は,使用をすぐにやめて,医師に相談してください。
ニキビ治療に使う量よりたくさんの量を妊娠中の実験動物にのませた場合,骨や臓器に異常がある子どもが認められたため,妊娠している方,妊娠している可能性のある方は使用しないでください。
引用元:ガルデルマ

ディフェリンの成分には高い催奇形性を持つものがあり、妊娠中の人が使うと赤ちゃんに奇形が生じる可能性が否定できません。

また、授乳中の人も使わない方がよいです。ディフェリンの成分が母乳を通して赤ちゃんに移行する可能性があり、発達に影響が出るかもしれないからです。どうしても使いたい場合は、一時的にでも授乳をやめることをおすすめします。

実際は皮膚に塗って使う場合、ほぼ問題はないと考えられてはいます。ですが、妊娠中や授乳中の人の場合、影響は自分だけにとどまらず、身体が小さく臓器も未熟で作用がより強く出やすい赤ちゃんの健康にかかわることですので、慎重に考えた方がよいでしょう。
1日1回、お風呂上がりの清潔なお肌に塗るだけで画期的な効果があるディフェリンは、ニキビに悩む人たちの希望だね!

でも、副作用が多いっていうのがちょっと怖いなぁ。「劇薬」指定っていうのも何だか恐ろしい気がするけど、本当に安全性は確認されてるの?

慎重に治験をしたうえで販売されている認可薬なんだから、もちろん適切に使用している限りは安全よ!内服薬ならともかく塗り薬だし、そんなに心配しなくても大丈夫よ。

ただし、妊娠中や授乳中の女性は、赤ちゃんに影響を及ぼすおそれもあるから使わないでね!これから妊娠を考えている人は、ちゃんと皮膚科の先生にそのことを伝えて、相談のうえでニキビ治療をしていってね。

ニキビ跡にはディフェリンは不向き!?そんなときは美容皮膚科へ!

ここまで、現在できているニキビの治療薬として効果の高いディフェリンをご紹介してきました。しかし、すでにできてしまったニキビ跡には、ディフェリンの効果は期待できません。ここでは、そんなニキビ跡対策についてご紹介します。

ヒアルロン酸注射

一般の皮膚科でもニキビ跡の治療は可能なのですが、できれば美容皮膚科へ行くことをオススメします。美容皮膚科は病気の治療というよりも、見た目の美しさを作ることに主眼を置く科であり、美容系の専門家がいますのでニキビ跡を治すにはうってつけなのです。

美容皮膚科でのニキビ跡治療に用いられる方法として、ヒアルロン酸注射が代表的です。

ヒアルロン酸注射は、豊胸術にも使われるほか、

  • しわ・たるみ
  • ほうれい線
  • 毛穴
  • 目のまわり(まぶた、クマなど)
  • お肌のでこぼこ

このようなものにも適用され、ニキビ跡もそのうちのひとつなのです。お顔のニキビ跡はもちろん、バストやデコルテのニキビ跡にも利用されます。

施術法は注射器でヒアルロン酸を注入するだけです。麻酔を使うクリニックも多いので、痛みに関してはそれほど心配ないでしょう。ただし、プチ豊胸と同様、効果は半年~1年程度でなくなります。

プラセンタ注射

プラセンタとは、人や動物の胎盤のことで、アミノ酸や成長因子など美容や美肌、健康に効果的な成分が多く含まれているものです。これが、ニキビ跡やニキビ自体にも効果があると言われているんです。

ニキビやニキビ跡に直接プラセンタを注射していくことで、炎症を抑えて、内側から皮膚の状態を改善していき、ニキビやニキビ跡をきれいにしていきます。

プラセンタの場合、1回の注射ではそれほど効果は見られないことが多く、定期的に注射を続けることで、より高い効果が期待できます。

レーザー治療

従来からお肌の悩みにはレーザー治療が広く用いられてきましたが、現在でもニキビおよびニキビ跡を治すために、レーザー治療は盛んに使われる手法です。

ただ、近年のレーザー治療は非常に進化しており、炭酸ガスレーザーなど殺菌効果もあるレーザーや、いくつもの色の光を組み合わせて多角的な効果を狙うレーザーなど、クリニックによって様々な種類があります。

レーザー後にビタミンC導入や注射など、別の方法を組み合わせてさらにきれいなお肌になれる可能性を高めることもできます。

ディフェリンはニキビ跡には使えないんですね。ニキビが治ってからも、つい予防的に使い続けたくなってしまいそうですが、それは意味がないということですね。

胸ニキビの跡は、美容皮膚科へ行くといいんですね。ヒアルロン酸やプラセンタがバストアップだけじゃなく、ニキビ跡にも効くなんて興味深いです!

でも、ニキビの治療は保険でできても、ニキビ跡を美容皮膚科で治すのは保険適用外になるので、事前に料金についてもしっかり相談したほうがいいですね。

ディフェリンは画期的なニキビ治療薬!あくまでも適切な使用を!

顔だけでなく、胸のニキビも気になるものですが、生活習慣に気を付けて予防するとともに、悪化する前に皮膚科へ行って薬で治療するのも賢い方法ですね。

さて、新しいニキビ治療薬であるディフェリンについても詳しくお話してきましたが、これは塗り薬とはいえ、強い成分も含まれていることがお分かりいただけたと思います。胸のニキビを早く治したいからといって、一気にたくさん塗ることは絶対にやめてください。

医師が処方するお薬なので、必ずしも自己責任とは言い切れませんが、最終的に自分を守るのはあなた自身です。適切な使用を心がけ、同時に生活習慣なども見直しながら、ニキビやニキビ跡のない、きれいなバストを目指してくださいね。

胸ニキビとディフェリンというお薬についてお話してきたけど、参考になったかしら?

相談系サイトを見てみると、胸ニキビにディフェリンを使ってもいいかという疑問や回答数の多さからも、胸ニキビに悩む女性がたくさんいることが分かるわね。

今のところ、ディフェリンは顔にしか使えないから、胸ニキビに使うのはNGよ。使うなら自己責任であることをよく考えたうえで、通院して経過をしっかりと診てもらいながらにすべきよ!

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