胸にできるぶつぶつの原因と対処法

胸にできるぶつぶつの原因と対処法

バストのお悩みの中で、胸のニキビは意外にも多くの人が抱えている問題です。胸元のお肌がきれいではないと、着られる洋服も限られてしまい、女性としての魅力ダウンにもつながってしまう、やっかいな問題です。

ですが、バストにできるぶつぶつは、ニキビ以外にもあるのを知っていましたか?中でも、細かいぶつぶつに悩む人は、少なからずいます。ニキビだと思ってお手入れ法を間違えると、いつまでも治らなくなってしまう危険も出てきてしまいます。

したがって、胸にできる細かいぶつぶつの原因をしっかり見極めたうえで、対処する必要があります。ここでは、ぶつぶつの種類やその原因、そしてそれぞれに合った正しい対処法をお伝えします。

胸のぶつぶつの代表格!胸ニキビの原因や対処法はどんなもの?

胸にできるブツブツと言えば、やはりニキビがもっともよく見られるものです。胸元にできるニキビといえば思春期の代名詞のようでもありますが、胸ニキビは大人でもよくできます。

胸ニキビの原因

ニキビの種類
ニキビはどの部分にできるものであっても、基本的に皮脂が多いことが元となっています。この過剰な皮脂で毛穴が詰まったり、アクネ菌が繁殖したりすることによって、ニキビができて悪化していきます。

胸ニキビの原因の詳しい情報は、こちらの記事で紹介しています。ぜひチェックしてくださいね!

胸ニキビの治療法

上記のようなことが胸ニキビの原因なので、その原因を改善してもらえれば、間もなくニキビも良くなっていくことが多いです。

胸ニキビの治療法についてもっと詳しく知りたい方は胸ニキビの治し方の記事も人気ですので、ぜひ読んでみてくださいね!

10代の思春期頃には、お顔にできるニキビが多いけれど、胸にできるニキビは大人の女性に多いんですね。

胸ニキビの原因は、ボディソープやシャンプーの流し残しもあるけれど、偏った食事や睡眠不足、ストレスなんかも大きく影響するんですね。確かに、疲れてる時に胸ニキビができたことがあります!

早く治さないと、ニキビ跡や色素沈着になってしまうこともあるんですね。清潔にして、悪化する前に皮膚科へ行くと良さそうです。

ニキビ以外にもいろいろあった!胸元のぶつぶつの種類とは?

胸にできるぶつぶつには、たくさんの種類があります。以下に、それらについてご説明していきますので、適切な対処の参考にしてください。

日光皮膚炎

胸元の開いた服を着て屋外で長時間過ごしたときなどに、紫外線の刺激によって胸元に赤いぶつぶつができることがあります。それが、日光皮膚炎と呼ばれるものです。いわゆる「日焼け」の酷いものと捉えられます。

これらの紫外線のうち、UV B波が、もっとも大きな原因となります。とはいえ、日光の刺激だけによるぶつぶつなら、数日間で自然に治まります。化粧品やアクセサリー、ダニなどの刺激が加わると悪化する危険性があるので、できるだけお肌に刺激を与えないようにしましょう。

接触性皮膚炎

服や化粧品、アクセサリーなどが肌に触れてアレルギー反応を起こすことによってできるぶつぶつです。難しい名前がついていますが、いわゆる皮膚かぶれのことです。

アクセサリーをつけないで過ごして様子を見るなど、何にアレルギー反応を起こしているのか確かめてみることが必要です。

原因が分かれば、それを取り除くだけで症状はよくなります。ただし、強いかゆみがあったり、かきすぎてお肌が炎症を起こしてしまっているような場合は、皮膚科で治療を受けるのがベターです。

蕁麻疹

赤くてかゆみが強いぶつぶつです。身体の中の柔らかいところによくできるので、女性の場合はバストにできることもよくあります。

原因はストレスや食生活、乾燥や暑さ・寒さによる肌への刺激など、非常に様々です。原因が特定できないうちに治まってしまうことも多々あります。

最初は細かいぶつぶつですが、掻くと広がって、ひとつひとつも大きな疹となります。なので、経過を見ればニキビと間違えることはほぼないでしょう。

汗疹(あせも)

夏場にかゆみのある赤いぶつぶつができたら、汗疹の可能性があります。汗疹は少々難しい呼び名ですが、「あせも」と聞けば、きっと誰でも知っているものですよね。

汗や皮脂が原因になるので、特にバストが大きい女性は、谷間に汗をかいてあせもができるなんてことがよくあります。最近は、室内に暖房がしっかり効いていたり、身体を温める機能のある服が多くなっているので、冬場のあせもも増えています。

見た目や症状がニキビとよく似ているのですが、こちらは汗が大きな原因なので、最近胸にたくさん汗をかいたことがあったなら、あせもの可能性が高いと考えられます。

あせもであれば、汗をしっかり拭きとったり、毎日しっかりシャワーを浴びてお肌を清潔に保つことで、比較的早く改善します。

脂漏性湿疹

皮脂の分泌が多くなりすぎて、過剰に分泌された皮脂が皮膚を刺激して炎症を起こすものです。胸や背中にもよくできます。この湿疹は、赤みのあるぶつぶつで、お肌が粉をふいたようになりがちです。

皮脂を増やすもの、すなわち脂肪分の多い食事や糖分の多いスイーツなど、女性が好む食生活が、大きな原因として考えられます。また、真菌(カビ)が原因となることもあると言われています。

脂肪分や糖分を多く摂っている人は、まずそれを減らすことが大切です。脂漏性湿疹は慢性化してしまうこともしばしばなので、早めに皮膚科を受診し、医師の診断によっては塗り薬や飲み薬を使うことも、速やかな改善のためには有効です。

アトピー性皮膚炎

アレルギー疾患のひとつであるアトピー性皮膚炎ですが、胸元にも発症することは多々あります。強いかゆみや乾燥、赤み、皮膚がぽろぽろ剥けるなど、様々な症状が現れます。

治療には主にステロイド外用薬が用いられますが、保湿などのスキンケアも重要です。

毛孔性苔癬(もうこうせいたいせん)

毛孔性苔癬とは、皮膚の表面にザラザラしたぶつぶつができるもので、二の腕や背中によくできますが、胸にできることもあります。

痛みやかゆみなどの自覚症状はほとんどなく、原因も遺伝要素があると考えられてはいますが、はっきりとは分かっていません。

思春期の頃によく発症し、年齢が進むとともに自然に軽快していくケースが多いです。気になる場合は、美容皮膚科でレーザー治療なども出来ますので、相談してみましょう。

皮膚疾患には女性ホルモンが関係している?

ニキビやアトピー性皮膚炎など、多くの皮膚炎が生理周期に連動して悪化すると感じている女性も少なくないのではないでしょうか。

実際、医師の間でもニキビやアトピー性皮膚炎の悪化が、月経前症候群の一症状として挙げられています。つまり、ニキビなどの皮膚疾患にも、女性ホルモンが関係しているのです。

したがって、女性ホルモンをしっかりと分泌させ、ホルモンバランスを整えることがニキビケアやお肌のケアにもつながるのです。

思い当たる方は、生活習慣を整えたり、女性ホルモンの分泌を促す大豆製品を積極的に食べるなど、工夫してみましょう。

女性ホルモンの増やし方をもっと詳しく知りたい方はこちらの記事をチェック!

胸にぶつぶつができる皮膚の病気や炎症は、こんなにいろんな種類があるんですね!これだけいろいろあって、それぞれ適した治療法が違うということは、やっぱり一度は専門家に診てもらっておいた方が安心ですね。

それでも、ぶつぶつの部分への刺激を減らして清潔を心がけるというのは共通した対処法のようなので、それほど症状が強くなければそういうセルフケアで様子を見てもいいんでしょうか?

そうね。刺激を避けて清潔を保つのは、健康なお肌であっても大切なケア方法だから、症状がひどくなければそれで様子を見ていてもいいわね。

女性ホルモンのバランスが整うと改善する皮膚炎も多いから、食事や生活習慣に気を配るのもセルフケアの一環としてオススメよ。

ただ、悪化するとニキビ跡や色素沈着のリスクが高まるから、そうならないうちに皮膚科へ行っておくのもひとつの手段よ。

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胸元のぶつぶつは命にかかわるようなものではありませんが、放っておいたり原因に合わない自己治療をしたりしていると、別の皮膚炎や色素沈着など、新たなトラブルとなることも多いものです。

胸元にぶつぶつができてしまったら、ただのニキビと侮らず、何はともあれ、まずは皮膚科へ行って相談することをおすすめします。

胸元がきれいだと、それだけで気分も明るくなるというもの。大きさや形だけにこだわらず、お肌まできれいなバストを目指してみましょう。

胸ニキビは、かゆくてもその場所ゆえに日常生活の中では対処しづらいし、好きな服装を選べないこともあるし、一刻も早く治したいものよね。

でも、ニキビケアをしていても改善しないなら、ニキビ以外の皮膚疾患も考えられるわ。長引くと治すのに時間もかかるし、放置しておいて得することはないから、早めに皮膚科へ行くといいわよ。

正確な診断と正しいお薬で改善するものが多いけど、汗をこまめに拭き取ったり清潔にして保湿するなど、セルフケアも大切よ!ツルツルお肌の美胸のために頑張りましょう!

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