細いのに胸があるのはなぜ?「細グラマー」になる秘密に迫る!
「身体が細くて、でも胸はしっかりある!」なんて、男性の理想でしかない…とついつい思ってしまいますが、実際そういう女性っていますよね。
私たちの基本的な考えでは「細ければ胸のサイズが少なくなる」「太ければ胸もそれに伴って大きくなる」のどちらかがほとんどで、細いのに胸があるなんて普通ありえない!と思っている方が多いと思います。
でも、できれば「細いのに胸だけきちんとある」という理想的なスタイルになりたいのは事実…。一体どうすればそんな体型になれるのでしょうか?
細いのに胸がある女性は実在する!その理由って…?
「そもそも細いのに胸だけある、なんて女性は実在するの?」と思わず言いたくなりますよね。しかしながら芸能人は「細いのに胸がある」女性が多いのは事実です。
具体的には女優の桐谷美玲さん、上戸彩さん、長澤まさみさんは細いのに胸もある!と有名ですし、グラビアを見ても手足はスラリとしているのにしっかりとバストがある女性はとっても多いですよね。
テレビの中ではそんな女性がゴロゴロしていますが…どうしてそんな体型になれるのでしょう?
「バストサイズは遺伝」はウソ!?ホント!?
バストサイズについて有名な説のひとつが「バストサイズは遺伝するため、母親のバストサイズが大きければ自分も大きく、小さければ自分も小さい」というもの。たしかに遺伝によって様々な部分が似るため、バストサイズも同じになってもなんら疑問はありません。
しかしながら、最近は遺伝によって胸の大きさが決まるとはいいきれない、といわれています。
もちろん遺伝の要素も0ではありませんが、生活習慣が親子で似るため親子でバストサイズが近くなる傾向にあるという見解が今は有力となっているようです。確かに親子ですから同じような食べ物を食べたりしますしうなずけますよね。
また、親は巨乳なのに自分は貧乳…なんて悩みをもつ女子も意外といます。父方の遺伝の可能性もありますが、親子で胸の大きさに大きな差が出ることがある以上、遺伝で100%バストサイズが決まる、ということはなさそうです。
「なぜか胸だけ大きい」という体質の人も中にはいる
「ごはんを食べてもなぜかおなかまわりにはつかず、胸にばっかり脂肪がついてしまう…」と、非常に贅沢な悩みですが、こんな悩みを抱えている女子も実は結構います。
これは完全に「体質」といえるもので、痩せようとしても胸の脂肪はなかなかとれず、他の部分の脂肪だけ取れてしまう…なんてことも。
彼女たちにとっては非常に深刻な悩みなのでしょうが、多くの「その体型・体質になりたいんだよ!」と思っている女性からは残念ながら反感を買ってしまいますよね…。
体質では治すことは難しいですし、そんな体質になるというのも難しいので、現実的な方法ではなさそうです。小さいころから細いのに胸がある、という子は一定数いましたのでそんな子が大人になってもそのまま…という感じなのでしょうね。
小さいころの環境で将来的なバストの影響も!?
バストの大きさは「乳腺の発達」および「女性ホルモンや成長ホルモンの分泌量」によって変わるといわれています。
乳腺の太さ・発達具合は遺伝にもよりますが、小さいころの食生活などでホルモンの分泌量が多く、乳腺を発達させる機会が多いと小さいころからバストが発達する傾向にあるようです。
ただ、運動については「運動している方が将来巨乳になる!」という説もあれば「激しい運動をしていると胸が小さくなってしまう!」という説もあり、どちらが本当か…というのはよくわかっていません。
しかしバストを上下に激しく揺らすことでバストを支える「クーパー靭帯」が伸びてしまう可能性はありますし、バストダウンする方法のひとつに「縄跳びなどのバストが上下に揺れる運動をすること」が挙げられることもあります。
なので行う運動によっては、幼いころの運動が影響して胸のサイズに将来的にある程度影響が出る…といった可能性はゼロではないと思われます。
適度な運動をすることでバストが大きく見える!?
バストそのものには筋肉はありません。乳腺と脂肪でできているだけです。しかし、バストは独立しているわけではなく、大胸筋などの筋肉に支えられて今の場所を維持しています。
そして、筋肉は発達すると厚みを持ちます。ずっと鍛えている人の腕はしっかりと太さがありますよね。
芸能人の場合は身体つくりが資本。ジムに通っている人も多く、ヨガ愛好者も多いですよね。普段特別な運動をしていないように見えている人でも実はしっかりと節制して身体つくりをしている可能性は十分に考えられます。
細くて、でもバストを維持している人はもしかしたらしっかりとバストの土台を作っているのかも?
でも、適度な運動をすることで胸が相対的に大きく見える…というのは意外な感じです。確かに細い芸能人の方って、バスト自体の容量はそんなにボリュームがあるように見えませんけれど、細いからだの割には胸がある、という印象の方も多いですもんね。
遺伝や子供の頃の運動経験の有無なんかもよく取り上げられますが、そんなに大きく影響は出ないみたいですね。後天的な環境の方が大事なようです。
カップでの判断は危険!?正しい「カップ」の知識を持とう
女性も男性も、「バストの大きさ」を判断するのに利用するのは「カップ数」ではありませんか?
さすがに男性に聞かれることはありませんが(彼氏でもない限りセクハラですよね!)、女子同士の会話であれば「胸大きいね~、何カップ?」といった会話を一度はしたことがあるのではないでしょうか。
カップが大きい=バストが大きい、と思っている女性が多いと思うのですが、実はそうでもない…ってご存知でしたか!?
実は知らないことも?改めて、カップはどう決まるか見てみよう!
さて、知っているようで実は知らないことも多いであろう「カップ」についてです。
ブラのカップは皆さんがご存知のとおり、「トップバストとアンダーバストの差」で決まります。バストの丸みといいますか、たぷんとしたところの幅が大きければ大きいほどカップは大きくなっていくというわけです。
胸のサイズやカップについて詳しく説明している記事がありますので、詳しくはこちらをどうぞ!
カップの割にトップバストが小さい…!?その秘密は容量!
ここで表をじっくりと見ていただくと、ひとつ気づくことがあるかもしれません。
「Eカップ」と聞くと「巨乳!」というイメージがついつい出てきてしまいますよね。でも、「E65」の「トップバスト」を見てみるとそのサイズは「85」とあります。
そして、日本人女性の一般的ともいえるサイズ「Cカップ」。バストがないわけではないけど、特別巨乳というイメージは持たないのではないでしょうか。そんなCカップでも「C70」の人のトップバストは「85」。…なんと、E65の方と同じです!
スリーサイズは「B(バスト)W(ウェスト)H(ヒップ)」で記載しますが、E65の方とC70の方のバスト表記はどちらも「85」となるんです!
カップの差としては2つもあるのにトップバスト、つまりバストの一番大きな部分の外周は同じということになります。
逆に手に余るほどの容量を持ったバストを持っていても、アンダーもそれなりにあればカップ数は上がらない…というわけです!
なので「私はCだから特に巨乳じゃない」ということにはなりませんし、逆に「私はEカップだから巨乳!」という判断もつけられない、というわけです。
たまに「私Eカップなんだ」といっていた子の胸をみたら「本当にEカップなの?」と思わず言いたくなるようなバストだった…なんて経験はありませんか?それはアンダーバストが細い子で、実際のバストの容量はそんなに大きくない子だったのかもしれません。
もしかしたらあなたのカップも本当は違うかも?
「私は胸のサイズが小さいからCカップかBカップ」と思っていても、アンダーとトップの差を考えれば実はDだった!なんてことは珍しくありません。
特に長い間ブラのサイズあわせをせずに「このサイズだろう」と思って買っている人に限って全くサイズが合っていないブラだった!ということはとってもとっても多いです。
「そんなにバストの容量がないのに、肩こりがつらい」なんて症状が出ている場合はサイズが合っていない可能性大!
バストの容量に合わせたカップを身につけることで解消されますので、一度お店で採寸してもらいましょう。
「カップ数」を上げたいならアンダーバストを細く!
芸能人のバスト、特に女優さんのバストを見ても「○カップ!」と言われていたりするのに「思ったほど大きくないな…」と思った経験があるかもしれません。それは「カップ数」で見た場合で、アンダーバストが細いからだったんですね。
つまり、トップバストは変わらなくてもアンダーバストが細くなればカップ数はどんどん変わっていく…ということ!
バスト自体を大きくするのはちょっと大変、だけどアンダーバストを細くすることでカップが上がるなら…と思うとちょっとやる気が出てきませんか?(笑)
とはいえ、むやみやたらにアンダーバストを細くするために行動すると、バストそのものが小さくなってしまうことも…!
でもアンダーバストが細ければトップバスト自体はそんなに大きくなくてもカップは上がっていくんだ。確かに表を見てるとトップバストの大きさが同じでもアンダーバストが違うだけでカップ数がぜんぜん違う…。
下着メーカーが出してるものにいちゃもんをつける気はないけど、カップだけ聞いてもバストの本当の大きさはわかんないってことだよね!?
逆にぽっちゃりしていてバストが大きい!と思う人でもアンダーとの差がなければカップ数は当然小さくなるわ。だからカップ数だけでは胸の大きさは測れない部分があるのも確かなのよね。
とはいっても、やっぱり女性としてはAカップよりはCカップ、CカップよりはD・Eカップの方が自分に自信が持てる、っていう人の方が多いんじゃないかしら。
他にできるバストアップ方法と、バストアップにNGなことは?
最後に、運動や食生活以外にもあるバストアップ方法と、逆にバストアップをする上でNGとされている行為をご紹介します。
せっかくがんばって運動をしていてもバストアップにマイナスなことをしていたらなかなか効果がでなくてテンションが下がってしまう…なんて別の悩みを生んでしまうこともありますからね。
できるだけバストにいいことをして、NGなことは避けたいものです。
たくさん種類がある!バストアップのサプリメントは有効?
バストアップといえば、サプリメントも非常に多くの種類が販売されています。
「本当に効果があるの?」「一体どれを買えばいいの?」と迷っている方も多いのではないでしょうか。
具体的に「この商品なら確実に効果がある!」とは言えません。なぜならサプリメントは医薬品と違い、効果の出方に個人差があってもおかしくないからです。
「じゃあ効果があんまりないの?」と思うかもしれませんが、そうというわけでもありません。サプリメントに含まれている成分はバストアップにとって決して効果がない成分ではないからです。
例えばビタミンが不足している女性がビタミンのサプリメントを飲むことで不足していた栄養分がきちんと摂取できるようになり体が健康になったり、バストアップに繋がるということは十分に考えられます。
サプリメントさえ飲んでいればバストが大きくなる…というのは難しいですが、運動などにプラスする形でのサプリメントは十分に有効かと思います。
おっぱいマッサージももちろん有効!お風呂など温かいところで
一時期話題にもなった「おっぱいマッサージ」もバストアップには有効といえるでしょう。バスト周りのリンパの流れをよくすることで栄養素が十分に行き渡りますし、やさしくマッサージしてあげることでハリも出てきます。
お風呂など体が温まる場所でやるのが最適ですが、お風呂上りにマッサージジェルなどを利用してマッサージするのも○。
バストアップ用のジェルを使えばさらに効果が期待できるかもしれません!?
女性の大敵!「睡眠不足」は絶対に避けるようにしよう
バストアップを目指している女性に絶対避けていただきたいのが「睡眠不足」です。
単純に睡眠時間が短いとお肌があれたり、自律神経がうまく働かないなど様々な不調の原因となってしまいます。
さらに!バストアップにも深いかかわりがある「成長ホルモン」は夜の22時~2時の間に分泌が盛んになります。この時間に寝ていれば成長ホルモンがしっかりと分泌され、代謝アップなどに繋がります。
しかしこの時間に寝ることができないと代謝が減ったり、肌トラブルが起きてしまうなど女性にとってはあまり有難くない影響がたくさん出てしまいます。
さすがにこのご時勢、22時に寝るのはなかなか大変だと思いますので、せめて24時までには寝ることを心がけましょう。それだけで朝の目覚めもスッキリしますし、続けることで身体が変わってきたな…と思えるはずですよ!
バストアップだけでなく肌のツヤや化粧のノリも変わってきますから、早寝はぜひとも取り入れたい生活習慣ですね。
仕方ないけど…ストレスもバストアップの大敵!
世の中、ストレスを感じていない人はいないであろう、というくらいストレスは身近なものであることは間違いありません。そんなストレスもまた、バストアップには邪魔といわざるを得ないものです。
人間がストレスを感じると血管が収縮してしまい、血流が悪くなってしまいます。血流が悪くなると栄養がなかなか全身に行き渡らず…そうです、身体が冷えてしまうのと同じような症状になってしまうんですね。
それだけではなく、リンパ球や白血球の数も減少してしまうため、身体の免疫能力が低下してしまうという悪影響も持っているんです。
ストレスをためないようにする、というのはかなり困難ですが無駄なストレスをためないようにする、「ストレスがたまっているなぁ」と思ったら適度に休息を取るようにする…といったちょっとした心がけで影響を少なくすることは可能です。
何よりも「無理をしない」ことが大事です。バストアップのためにウォーキングを毎日しよう!と決めて、出来なかったら「しなきゃいけないのに出来なかった…」とストレスを無駄にためてしまうことになります。
「今日は出来なかったけど次やればいいや」くらいの気持ちで、バストアップも気楽にやるように心がけましょう。
ストレスと睡眠不足はバストアップにNG。というかバストアップだけじゃなくて、生きていくうえでNGみたいな項目だよね、これ。睡眠不足は自分の意識でなんとかできるけど、ストレスってどうにもならなさそう…。
休みの日はゆっくり休むとか、たまにはおいしいものを全くカロリーとか気にせず食べる!とか、そういうことで解消していくのがいいかな。
しっかりと運動して美しいボディを手に入れよう!
細くて、だけど胸はしっかりある女性からするとうらやましさしかないスタイル。体質ではない以上、どこかしらで努力をしなければ手に入れることはできません。
しっかりと運動して全身をシェイプアップさせ、その上でバストアップ食品やサプリメントを摂取するなどの工夫をしてみましょう。特にアンダーバストを細くするための運動は必須です!
どうしても「なかなか運動は大変」と避けてしまいがちですが、細グラマースタイルを手に入れるためには避けられません!
とはいえ、無理しすぎると今度はそれがストレスになってしまい、バストダウンの原因に。なんともややこしい女性のカラダ…。ですが、ストレスがたまらない程度に「適度にがんばる」ことがベストなんです。
毎日運動できなくても自分を責めることなく、マイペースに続けることが細グラマーへの近道。女性の憧れのボディを手に入れるためチャレンジしてみては?
もちろん生まれながらにそんな恵まれたカラダを持っている女性はいるけれど、残念ながらそうじゃない女性のほうが多いのは確かよね。
自分がそうじゃない、けどそうなりたいならどこかで努力をするしかないわ。全身を引き締めて、かつバストを残す…。言うのは簡単だけれど、実行するのはとっても大変よね。
そう簡単に結果が出るものでもないから、ストレスを感じない程度にできることから始めてみて。いきなり「毎日ウォーキング!」といっても続かないから、週に1回か2回、から始めて「楽しい!」と思ったら回数を増やす…みたいにね。
結果が出てくれば続けるのが楽しくなるから、まずは楽しいと思えるところまでストレスなく続けてみることが大切よ。