お酒はバストアップの敵?アルコールとの意外な関係
ご存知の方も多いかと思いますが、大豆製品のようにバストアップに効果的な食べ物がありますし、逆にインスタント食品などのように良くない食べ物もあります。
では、お酒はどうなのでしょうか?実は、お酒にはバストアップに効果的だと言われている種類があるんですよ!一方で、お酒はバストアップには良くないという噂もあります。
一見矛盾していますが、女性ホルモンとアルコールには意外な関係があり、どちらも本当なんです。だったら、何を飲めばいいのか、どうしたらいいのか、疑問に思いますよね。
そこで、バストアップを本気で考える人がお酒とどう付き合っていくべきなのか、アルコールと女性ホルモンの関係を詳しく見ていきましょう!
お酒は飲む量がポイント!飲み過ぎるとバストアップに悪影響!
お酒がバストアップに悪影響を与えるのは、飲み過ぎた場合です。飲み過ぎると、肝臓の代謝が上手くいかなくなり、その結果バストが育たなくなってしまいます。
では、なぜそのようなことが起こるのでしょうか?確認しましょう。
女性ホルモンは肝機能を抑制する!
傾向として、胸の大きい人はお酒に弱い人が多いと言われています。逆に胸の小さい人はお酒に強い人が多いようです。これは、女性ホルモンの分泌量によります。女性ホルモンが多いからこそ、胸が大きくなるのです。
じつは、女性ホルモンには、肝臓の働きを抑制しようとする働きがあります。だからこそ、アルコール分解がうまくできず、女性ホルモンが多く分泌されている胸の大きい人にはお酒に弱い人が多いと言われています。
そのため、バストアップを試みている人の中には、女性ホルモンの働きを促すことに重点を置いて、エストロゲンに似た成分が入っている大豆製品などを多く食べたり、サプリを利用したりしている人もいらっしゃることでしょう。
女性ホルモンがバストアップを促すのは、乳腺を刺激するからです。乳腺は母乳を出すための大切な器官なので、発達すればするほどそれを守ろうと周りにたくさんの脂肪がつきます。それがバストアップのメカニズムなんですね。だから、女性ホルモンが体内で多くなっているのと同じ状態を作ることに意味があると言えます。
ですが、そのような状態で飲酒をすると、肝機能が抑制されアルコールの分解が妨げられる可能性があります。
肝機能が抑制されると体調を崩しやすくなる!
肝機能が抑制されると、アルコールを分解することができなくなり、有害物質が体内に残って体調を崩しやすくなります。この場合は、バストアップにアルコールが良くないのではありません。
ですが、お酒を飲み過ぎて肝機能が低下するようなことになると、実際にバストアップを阻害します。
飲み過ぎで肝機能が低下すると女性ホルモンが分解されない!
お酒を飲み過ぎて、肝機能が低下するようなことになると、本来肝臓で分解されるはずの女性ホルモンが分解されにくくなります。
女性ホルモンは体内にたくさんあった方がバストアップできるんじゃないの?と思われるかもしれませんが、女性ホルモンが上手く分解されないと、古い女性ホルモンがいつまでも体内に残ることになります。
ですが、女性ホルモンの量だけは十分あるので、古くなって働きが弱っていても、新しい女性ホルモンを作るようにという指示が出されなくなってしまいます。
働きが弱くなった女性ホルモンでは、乳腺を刺激することはできません。そのため、肝機能が低下するほどお酒を飲むと、バストアップが阻害されると言えるのです。つまり、適量の飲酒なら問題がないわけですね。
飲み過ぎは睡眠の質にまで悪影響を与える!
さらに、飲み過ぎは睡眠の質まで下げることに繋がります。お酒を飲むとよく眠れると思っている人も多いものなのですが、実は眠くなるほど飲もうと思うと、かなりの飲酒量が必要です。
アルコールは少量飲むと興奮させる効果があるため、よく眠れる状態になるまで飲もうと思うと量が必要なのです。そうなると、寝ている間にも肝臓はアルコールを分解するために働くことになります。
さらに、お酒を飲んでよく眠れていると思われる状態が、実は中枢神経が麻痺し、意識を失ったような状態になっていることもあります。そのような眠りは本来の機能を果たすことができず、体の細胞を回復させることができません。
眠っている間、人の体の中では成長ホルモンが分泌され、細胞の回復を行っています。その効果で疲労が回復されたり怪我が治っていったりするのですが、それと共に細胞に栄養も送り届けられています。それによって胸にも栄養が届けられ、それがバストアップに繋がります。
ですが、きちんと眠れていないと、その働きが期待できず、胸に栄養が届かない状態になってしまいます。そういった意味でも、飲み過ぎは駄目だということですね。では、適量とはどれくらいの量を言うのか、確認しましょう。
適量の飲酒とは
厚生労働省は、適度な飲酒量は「1日平均純アルコールで20g程度」と定めています。
この数字は、日本人や欧米人などを対象とし、疫学研究を行った結果から導き出された数字です。ここで言う「飲酒量の単位」によると、純アルコール20gとは以下の量です。
アルコールの種類 | 量 |
---|---|
ビールまたは発泡酒 | 250ml(中瓶またはロング缶の半分) |
日本酒 | 80ml(0.5合) |
焼酎 | 50ml |
7%のチュウハイ | 180ml(コップ1杯程度または350ml缶半分) |
ウイスキーやジン | 30ml(シングル1杯分) |
ワイン | 100ml(ワイングラスで1杯弱程度) |
この量を見て、アナタは多いと思いましたか?それとも少ないと思いましたか?少ないと思ったアナタは、できればこの範囲におさまるように飲酒量を制限するようにしましょう。
女性の場合、この数値の2分の1から3分の2程度にとどめておいた方がいいのではないかという研究結果もあります。
飲酒量は多いとバストアップに悪影響ですので、これくらいの量を目安にするといいわけですね。
適量のお酒って、私が思ってたより少ないなあ。もっと飲んでも大丈夫なのかと思ってたけど、そうじゃないんだ。
血流促進にストレス解消、適度の飲酒はバストアップに効果的!
飲み過ぎて肝機能に悪影響を与えない程度の飲酒なら、バストアップに効果的な場合もあります。お酒を飲むことは楽しいと思っていらっしゃる方も多いのではないかと思いますが、実はそれがバストアップに関わっています。
では、なぜ適度の飲酒ならバストアップにいいのか、詳しく見ていきましょう。
飲酒には血行促進の効果がある!
お酒を飲むと、血行が良くなります。女性ホルモンは、血流に乗って胸まで届けられ、そこで働いてバストアップ効果を発揮します。
血流が良くなるということは、女性ホルモンが胸に届きやすくなるということです。そのため、適度の飲酒にはバストアップ効果が期待できると言えるのです。
飲酒にはストレス解消効果も!
女性ホルモンの分泌量は、ストレスに左右されます。なぜかというと、女性ホルモンの分泌量は脳や神経の指令で調節されているため、ストレスによって脳に負担がかかるとその働きが上手くいかなくなるからです。
そこで、飲酒をすることがストレス解消になるのなら、女性ホルモンの分泌量を調整する手助けをしてくれることになります。
さらに、ストレスを感じると血流まで減ってしまいます。そういった意味でも、飲酒によってストレス解消をすることで血行が良くなり、胸まで女性ホルモンが届きやすくなってバストアップ効果が得られると言えるのです。
お酒を飲むのが楽しい方は、ストレス解消のために適量を楽しむのがいいですね!
でも、飲み過ぎはいけないということですよね。量を守ることでお酒の効果が出ると思うと、気をつけなければと思います。
バストアップに役立つお酒はワイン!?種類ごとの胸への影響
最初に、お酒にはバストアップに効果的だと言われている種類があると言いましたが、みなさんはそれが何かご存知ですか?
実は、バストアップに最も効果的だと言われているのは、赤ワインです。
ということは、同じ飲酒をするのでも、効果的なお酒があるということですね。では、お酒の種類ごとに胸に与える影響を確認しましょう。
赤ワインに含まれるポリフェノールが効果を発揮!
ワインの中でも、赤ワインが特におススメなのですが、その理由はみなさんもご存知の通りポリフェノールが豊富に含まれているからです。
ポリフェノールは更にいくつかの種類に細分化されるのですが、赤ワインに含まれるポリフェノールはチョコレートと比較しても比にならないレベルの多さなのです!
このポリフェノールには若返りの効果があるものも含まれており、胸にハリを作り血行を良くする為、乳管の詰まりを防ぎバストアップを促す効果があります。
そして、何といっても赤ワインに含まれるポリフェノールには女性ホルモンに似た作用をする効果があるので、赤ワインを飲むことで「体内の女性ホルモンを増やす効果」が期待できます。
ホップに効果があるビール!ただし量を飲まないと意味がない!
30代・40代の方は「とりあえずビール」の方も多いのでは?そんなビールですが、実はビールに含まれる「ホップ」はバストアップに効果があると言われています。
ホップにはフィストロゲンという名前の物質が含まれているのですが、この成分が体内で女性ホルモンに似た働きをします。そのため、体内が「女性ホルモンが増えた状態」になり、バストアップ効果が期待できるというわけです。
ビールには他にも麦芽などの成分がありますが、麦芽にはミネラル類が豊富に含まれています。また、美肌効果を持つビタミンB2も含まれていますので、美容にも効果を発揮してくれると言われているんですよ。
ただし、バストアップに効果をもたらすくらいのホップを摂取しようとすると、かなりの量のビールを飲まなくてはなりません。ということは、飲み過ぎによる肝機能の低下の方が問題になるわけですね。
要するに、ビールにはバストアップ効果があっても、量を飲まないと意味が無いので、先ほど確認した適度な飲酒量をオーバーしてしまうことになるのです。
そのため、残念ながらビールはバストアップ効果を目的として飲むことはあまりお勧めできないということになります。
豆乳入りのお酒を作ってみよう!
植物性エストロゲンとも言われ、バストアップにとても効果のある成分がイソフラボンです。その為、毎日欠かさず豆乳を飲んでいる人も多いのではないでしょうか。そこで、お酒も好きな人には、いっそのこと豆乳でお酒を作ってみる方法もあるんですよ!
手間はかかりますが、大好きなお酒と豆乳の組み合わせ!楽しみながらバストアップできること間違いなしです。基本的にはリキュールと豆乳があればOKです。
牛乳を使ったお酒はとても多いので、それを豆乳に変えるだけで効果が期待できます。牛乳と比較してカロリーは低くなるのに対し、バストアップに対する効果はアップしますから、嬉しいですよね。
カルーアミルクの「ミルク」を「豆乳」に変えてカルーア豆乳というのはいかがでしょうか。作り方は簡単。氷を入れたグラスにカルーアリキュールを4分の1程度注ぎ、残り4分の3程度豆乳を入れれば完成です!ちなみに、カルーアは酒屋さんで「kahlua」という表記で売られていますよ。
他にも、豆乳を使ったお酒には以下のようなものがありますので、ぜひ育乳効果を得るために試してみてください!
豆乳を使ったお酒の種類 | 作り方 |
---|---|
抹茶豆乳カクテル | 豆乳3:抹茶リキュール1 |
豆乳ブランデー | 豆乳10:ブランデー1(好みでハチミツを加える) |
アマレット豆乳 | 豆乳3:アマレット1 |
ただし飲み過ぎには注意して、あくまで適量で楽しみましょう。
その他のお酒は血行促進やストレス解消目的で楽しもう!
ここで挙げた赤ワインとビール、それから豆乳入りのお酒以外の下記のような種類のお酒には、特別にバストアップ効果があるわけではありません。
- 日本酒
- 焼酎
- 果実酒
- チュウハイ
- カクテル
- ウイスキーやジン
- 赤ワイン以外のワイン
これらのお酒を飲む時は、血行促進やストレス解消目的で、とにかく楽しく飲みたいものですね!
とはいえ、他のお酒には意味が無いというわけでもないんですの。適量を楽しんで飲むことで、リラックス効果や血行促進効果が得られますから、それはそれでバストアップに効果があるんですのよ。
飲む量や種類を考えてお酒によるバストアップ効果を得よう!
ここまで見てきたように、適量の飲酒であれば、以下の理由でバストアップ効果が期待できると言えます。
- 赤ワインのようにバストアップに効果的なお酒もある
- それ以外のお酒でも、血行促進やストレス解消効果が期待できる
さらに、適量を飲んでいる場合でも、飲酒後にツボ押しをしたり、サプリと同時に摂取したりすると問題が出てきますので、それも避けるように注意しましょう。
お酒は適量を楽しく飲むことを心がけ、ぜひバストアップに上手に活かしたいものですね!
でも、適量の飲酒なら血行促進やストレス解消の効果が得られて、バストアップに繋がるの。特に、豆乳入りのお酒やワインを飲む、チーズやナッツ類のおつまみと一緒に食べるなどの工夫をすれば、より効果が得やすいわね。
ただし、飲酒後のツボ押しやサプリとの併用は危険な場合もあるから、そういう飲み方は避けてね。