納豆でバストアップする方法
バストアップに効く栄養成分というと、何を思い浮かべますか?「大豆イソフラボン!」という女性も、きっと多いですよね。確かに、大豆イソフラボンはバストアップ効果がある成分の代表格ですから、美乳を目指す女性なら摂らない手はありません。
そんな大豆イソフラボンを含む食品はたくさんありますが、納豆もそのうちのひとつです。今回は納豆とバストアップの関係について、じっくりご紹介していきます。
どうせ食べるなら、納豆の実力を最大限に活かしたいですよね。そんな思いに応えるべく、いつどのように納豆を食べればより効果的なのか等、詳しくお話しますのでぜひご参考にしてくださいね!
納豆とはどんな食品なの?大豆製品の中の位置づけとは
豆乳やお豆腐など、大豆系の食べ物には実にいろんな種類があります。その中でも納豆は、どんな特徴を持っているのでしょうか?まず最初に、納豆とはどんな大豆食品なのかというところをお話していきます。
納豆のバストアップ作用
納豆は大豆製品なので、もちろん大豆イソフラボンが含まれています。
この大豆イソフラボンは、女性ホルモンのエストロゲンと似た働きをすることから、「植物性エストロゲン」とも呼ばれています。
胸を成長させるには、女性ホルモンの分泌が欠かせません。ですから、女性ホルモンと同じようにエストロゲン作用を持つ大豆イソフラボンには、バストアップ効果があると言われているんです。
大豆イソフラボンについてさらに詳しいことは、こちらの記事をご確認くださいね!
納豆には発酵食品の効果も!
大豆製品にはいろいろありますが、納豆は数ある大豆食品の中でも特におすすめなんです。その大きな理由として、納豆は大豆イソフラボンを含むだけでなく、発酵食品でもあるという点が挙げられます。
発酵食品は発酵させる前の素材よりも栄養価が高くなり、酵素や乳酸菌が含まれているため、免疫力アップや抗酸化作用など、様々な効能があらわれるのです。
また、納豆の場合は発酵することにより「ナットウキナーゼ」という新たな成分が生まれ、これによって血液サラサラ効果が得られます。
そのほかにも納豆に含まれる栄養素とその効果には、以下のようなものがあります。
栄養素 | 効果 |
---|---|
食物繊維 | 便秘を予防改善する |
ビタミンB2、ビタミンB6 | ・肌や粘膜を健やかに整える ・免疫機能を整える |
ビタミンE | ・コレステロールを減らす ・美肌効果 |
鉄分 | 貧血を予防改善する |
マグネシウム・カリウム | ・血圧を下げて動脈硬化を防ぐ ・筋肉や心臓の働きを調整する |
サポニン・レシチン | ・余分な水分や悪玉コレステロールの排出を促す ・むくみの予防および改善 ・肥満の予防および改善 |
このように、納豆にはとても多くの美容効果や健康効果が秘められているんです。
乳がんのリスクを下げる作用も!
先にも触れたように、大豆イソフラボンには女性ホルモンと同じ働きがあるため、その副作用が気になるという方も多いかもしれません。
サプリメントで摂取する場合は量に注意が必要ですが、食品から摂取する分には全く問題はありません。
それどころか、納豆を含む大豆製品には、乳がんのリスクを下げる可能性があると言われています。
こちらは、国立がん研究センター社会と健康研究センターによる研究結果のグラフです。統計的にはっきりとした差までは出ていないものの、納豆などの大豆食品を食べている女性は乳がんのリスクを低減できる可能性があるのです。
それに、納豆とか味噌とかの大豆製品を食べると、乳がんのリスクが減らせるかもしれないのか!
でも、エストロゲンってたくさん摂ったら乳がんのリスクが出てきちゃうんでしょ?大豆イソフラボンって植物性エストロゲンとも言われてるみたいだけど、納豆を食べても大丈夫なの?
でも、大豆イソフラボンは、エストロゲンと似てはいるけど同じではないの。逆に、イソフラボンを摂ることが乳がんリスクを下げるという研究結果も出ているから、安心して食べて良いわ。
特に納豆は、血液サラサラ効果や貧血予防効果も高いから、女性には欠かせない食べ物なのよ!
納豆が苦手な人も大丈夫!バストアップのためのオススメの食べ方を紹介
納豆はバストアップ効果はもちろん、美容健康効果も非常に高い食材であることをお伝えしました。しかし、納豆はその独特のニオイやねばねばが苦手という人も多いですよね。でも、苦手だからといって納豆を避けているのは、ちょっともったいない話です。
そこで、納豆が苦手な人でも食べやすくなる方法を含め、おすすめの食べ方をご紹介します。
納豆のいろんな食べ方
納豆は、そのまま食べるのはもちろん、
- 納豆オムレツ
- 納豆パスタ
- 冷やしうどんや釜揚げうどんにトッピングする
- トーストにチーズ等と一緒に乗せる
などなど、実にいろんな食べ方があります。いろんなアレンジが利くので、納豆が好きな人なら毎日食べ続けることも難しくないですよね。
苦手な人が納豆を食べるには
納豆が苦手な理由の多くは、あの臭いですよね。そんな人向けに、においを抑えた納豆商品もあるので、それを選ぶのもとても良い方法です。また、ひきわり納豆なら豆感が少ないので、より食べやすくてオススメです。
その他にも、以下のような工夫をすることで食べやすくなります。
- 薬味をたっぷり入れる
- ハンバーグや餃子の種にまぜる
- 味噌汁に入れる
付属のタレやからしはもちろん、大葉やわさび、ねぎ、みょうが等々、お好きな薬味をたっぷり入れたり、それを冷奴にかけたりすれば、立派な一品のできあがりです。
また、炒めたりして火を通すと、においやベタつきが軽減されてぐっと食べやすくなります。ハンバーグなどに混ぜ込めば量も取れますので、バストアップを目的に納豆を食べたい人には特におすすめですよ。
調理する際の注意点
バストアップ効果のある大豆イソフラボンは、加熱や加工によってほとんど影響を受けないので、育乳を目的にするのであれば、オムレツやハンバーグなど加熱調理をするものに納豆を使っても問題はありません。
なので、できれば火を通さず食べた方が、より健康的にバストアップできると言えます。
でも、加熱するとナットウキナーゼはなくなってしまうんですね。
バストアップだけを目的にするなら問題ないですが、健康のためには時々はそのまま食べた方が良さそうです。
バストアップ効果を高める納豆の食べ方はコレ!
バストアップ効果も美容健康効果もバッチリの納豆ですが、どうせ食べるならより効率的に摂りたいものですよね。そこで最後に、どうすればより効果を高めることができるのかということについて、お話しておきます。
納豆の摂取量は?
納豆に含まれる大豆イソフラボンは、標準的な納豆1パック(45g)あたり35mg程度です。
バストアップに必要な大豆イソフラボンは1日70mg~75mg程度なので、納豆を1日2パック食べれば、バストアップに必要なイソフラボンを摂ることができます。
もちろん、納豆は1日1パックにして、お豆腐やみそ汁など別の大豆製品と一緒に食べてもかまいません。
食べるタイミングは夜がベスト!
納豆といえば、朝に食べるというイメージが強くありませんか?しかし、女性が納豆を食べるのであれば、夜の食事に取り入れるのがオススメです。
そして、納豆にはアルギニンという成分が含まれているのですが、このアルギニンは成長ホルモンの分泌を促進する働きを持っているのです。
また、血栓を原因とする心筋梗塞などの発作は、深夜から明け方に多発します。血栓や心筋梗塞を防ぐナットウキナーゼを摂るという意味でも、やはり納豆は夜に食べるのがベストです。
バストアップには成長ホルモンが必要っていうのも知らなかったよ。これからは毎日の夕食に納豆を食べるようにしよう!さっそく買ってこなきゃだね。
納豆のイソフラボンと美肌効果でバストの内側も外側もキレイに!
大豆イソフラボンによるバストアップには、いろんな大豆製品を活用できますが、その中でも今回は納豆についてご紹介してきました。
納豆には、イソフラボン以外にも、ビタミンやナットウキナーゼなど美容や健康につながる効果を持つ成分が多く含まれています。ダイエットや美肌効果もあるというのは、女性にとってすごく嬉しいものですよね。
成長ホルモンや血栓予防の関係から、納豆を食べるタイミングは夜が望ましいので、貧乳の人はぜひ晩御飯に納豆を食べることを習慣にしてみてください。もちろん、納豆以外の食品もバランスよく摂取し、健康的にバストアップを目指したいですね。
でも、納豆は大豆食品の中でも一番クセが強いから、苦手な人も多いわよね。においがダメという人は、試しに加熱して食べてみたらどうかしら?
とはいえ、ナットウキナーゼの効果も存分に取り入れたいなら加熱はNGよ。夜に、そのまま食べるのが納豆の効果を一番有効活用できる方法だから、ぜひ覚えておいてね!