乳輪が大きい原因とは
バストサイズと共に気になるのが「乳輪・乳首のサイズ」。
なかなか他人のものを見る機会がないため、自分のサイズは平均的なのか、それとも小さいのか、大きいのかわからない…という女性はとても多いのではないでしょうか?
付き合っている彼氏がもしかして自分の乳輪や乳首に不満を持っていたら…と思うと不安ですよね。
乳輪の平均的な大きさはどれくらい?乳輪が大きくなる原因はあるの?乳輪が大きい人ってどんな人…?などなど、気になるけれど他人には聞けない「乳輪」について徹底解剖しちゃいます!
どうして乳輪が大きくなるの?その原因とは
そもそも、どうして乳輪のサイズが大きくなってしまうなんてことがあるのか…とっても気になる部分ですよね。
基本的に乳輪の大きさは大きく変わることはないのですが、絶対変わらないわけでもありません。
もし、あなたが「最近乳輪が大きくなってきたような気が…」と思ったら、もしかしたらこれからご紹介します原因のどれかが当てはまっているかもしれません。
妊娠していると乳輪が大きくなったり黒ずんだりすることがある
あなたがもし妊娠している場合、乳輪や乳首のサイズが大きくなったり、色も少し茶色~黒くなる傾向にあります。
これは妊娠することによって赤ちゃんを育てるために身体が変化していくから。妊娠したらバストサイズがアップするのはもはや常識といってもいいくらいですよね。
これは、バストの中でも「乳腺(乳腺葉)」が発達するからと言われています。乳腺は母乳を作るために必要な組織ですから、きちんと発達しないと赤ちゃんに母乳を与えることが出来ません。
かつ、作られた母乳を運ぶための「乳管」も広くなります。そのためバストが大きくなるんですね。
ちなみに2種類の女性ホルモンのうち、「エストロゲン」の分泌量が増えることで乳腺が、「プロゲステロン」の分泌量が増えることで乳管が発達します。
バストが大きくなるとそれに伴い乳輪が大きくなります。また、赤ちゃんがきちんと乳首・乳輪を発見出来るように色も黒くなると言われていますね。
ただ、バストが大きくなるのは妊娠中期から後期にかけてと言われていますので、妊娠初期から乳輪が大きくなるケースは少ないです。心当たりがない方は、別の原因があると考えられますね。
ホルモンバランスの乱れによってサイズが変化することも
特別妊娠していない、心当たりがないという方はこちらが原因かもしれません。
わたしたちが生きている中で「寒いな」と感じたら震えたり、「暑いな」と感じたら汗が出たり…などの体温などのバランスが自然と取れているのは「自律神経」のおかげです。
しかしこの自律神経の働きが乱れると、特別暑くもないのに汗が出てしまうなど一般的な反応とは違う反応をしてしまうことがあります。この状態を「自律神経失調症」と言い、テレビなどで名前を聞いたことがある方も多いと思います。
ここまでとは言いませんが、自律神経の働きが乱れてしまうことでホルモンバランスの乱れを引き起こし、乳輪が大きくなってしまうこともあるようです。
乾燥・かゆみも大敵!かくことで乳輪のサイズが変わる!?
こちらは意外…と思われる方も多いかもしれませんが、「乾燥」、これも乳輪の大きさに影響を与える…いうなれば、乳輪のサイズが大きくなってしまう原因のひとつと言えます。
肌は乾燥しているとかゆくなりますよね。特に季節の変わり目など、腕や足が乾燥してかゆみを感じ、ついついかいてしまう人もいるのではないでしょうか?
乳輪や乳首に関しても、皮膚ですから腕や足などと同様に、乾燥しているとかゆみを感じます。そこでついかいてしまうと…ダメなんです。
かくことで肌は刺激を受けます。刺激を受けると、その部分を守らなければ!と身体が働き、例えばその部分だけ黒くなる(黒ずみが出来る)ことや、乳輪のサイズが大きくなる可能性があるんです。
乳輪を大きく見せてしまう黒ずみは、乳首専用黒ずみ解消クリームがおすすめです。朝と夜の2回塗るだけで、あなたの乳首が小さくなるかもしれません。
また、かいていると小さなキズが出来てしまうこともあります。そこが化膿したり炎症を起こす可能性も十分にありえますから、乳輪が大きくなること以外にも様々なデメリットがあると言えるでしょう。
サイズが合わない下着は摩擦の原因!きちんとサイズが合うものを
かなり多くの女性が、自身のブラジャーのサイズをわかっていないってご存知でしょうか?
下着メーカーのワコールが行った調査によると、きちんと自分の身体に合っているブラジャーを身につけている女性はたったの1割程度だったそうです。
逆に言えば、9割は自分のバストサイズに合っていないブラを身に着けている…ということ…これってかなり恐ろしいですよね。
身体に合わないブラを着け続けているとどんなデメリットがあるのか…というと、肩こりや頭痛といった症状はもちろんですが、バストの形が崩れてしまったり、乳輪や乳首の色が黒くなるなど女性にとってありがたくないことが満載!
特にサイズが合わない「ゆるい」ブラをつけていると、摩擦によって乳首や乳輪周りが擦れて刺激となりかゆみの原因になったり、乳輪が大きくなる原因になってしまいます。
とはいえ「キツい」ブラをつけていればそれが解消されるというわけではなく、圧迫されてバストの形が崩れたり、背中やワキに黒ずみが出来る原因になることも。
自分が今つけているブラにしっくり来ていなかったら、それはブラのサイズが合っていない証拠かも。一度見直してみてはいかがでしょうか。
妊娠は赤ちゃんのために身体が変わってしまうので仕方ないことだといえますが、自分に合わないサイズのブラを着けているとか、ストレスなどで自律神経を乱しているのは意識して対策すればぐっとその可能性を減らせそうです。
どれくらいが普通なの?乳輪の大きさの平均を知りたい!
乳輪のサイズが大きくなってしまう原因について前のトピックにて解説させていただきましたが、乳輪のサイズが大きくなったな…と思っても、それが平均サイズより小さければそんなに悩む必要はない、とも思えます。
もちろん自分の身体におけるバランス、というのも非常に大切ですが、平均サイズを知ることで「平均よりは大きい」「平均よりも小さい」と客観的な判断が出来るようになります。
そこで、日本の女性の乳輪サイズはどのくらいなのか、そして理想とされる値や男性が好むサイズについても調べてみました。
日本人女性の乳輪の平均サイズはどれくらい?
それでは、日本人女性の乳輪の平均サイズがどれくらいなのか、調べてみました結果をここにお知らせしたいと思います。
どうでしょうか?予想より小さかったでしょうか、それとも大きかったでしょうか。4センチの幅を指で開いてみるとなかなか大きく感じますね。
もちろんあくまで平均ですので日本人女性でもこれより大きい方もいれば小さい方ももちろんいますが、そこまで大きく平均から離れている…という方はそんなにいないのではないでしょうか。
ちなみにですが、外国の成人女性の乳輪の大きさも日本人女性とほぼ変わらずだいたい4センチ程度だそうです。このあたりは世界共通と言えるのかもしれませんね!?
「理想的」と言われる乳輪や乳首の大きさはどれくらい?
平均的な乳輪のサイズはわかったものの、それが「理想的」であるかどうかはまた別です。
体重でも「平均体重」と「美容体重」の2種類があり、より美しいプロポーションを保ちたいという方は美容体重と自分の現在の体重を比べて「もっと運動しよう」「節制しよう」と思いますよね。
「小木曽クリニック」によりますと、平均的な体型の日本人女性の場合、以下の画像のように大きさは3センチ~3.5センチ、乳首の直径及び高さは0.8~1センチ程度が理想なのだそうです。
今の日本人女性の平均に比べると0.5センチ程度小さいくらいですね。このくらいなら「今とそんなに大きさは変わらない」という女性も多いのではないでしょうか。
意外!?男性が求める「理想値」は平均値よりも大きめの結果が
週刊誌の「週刊ポスト(小学館)」が男性1000人に対して行った「理想のおっぱい」に関するアンケートの中で、サイズや形といった設問の他に乳輪に関しての設問もありました。
理想の乳首サイズで62.7%と最も多く選ばれたのが「1~1.5センチ」、乳輪の大きさは回答したサイズの平均ながら「4.36センチ」と、先程の日本人女性の平均の乳輪サイズと比べて少し大きめが理想(の平均)という回答でした。
まあ男性側も女性の乳輪のサイズをいちいち測るなんてことはしないと思いますので(していたらちょっとドン引きですよね…)、頭の中で想像した結果ではあると思いますが、平均的な乳輪サイズを持っている女性であれば男性に驚かれることはまずないと思ってよさそうです。
しかし、「東京イセアクリニック」が行ったアンケートの中に「乳首は大きい方がいい」「乳輪は大きい方がいい」という設問に「はい/いいえ」で答えるものがあり、その結果を見てみますと…。
「乳首は大きい方がいい?」に「いいえ」と回答した男性は87.8%、「乳輪は大きい方がいい?」に「いいえ」と回答した男性は88.9%と、どちらも9割くらいが「大きいよりは小さい方が好み」という結果に。
もちろんバランスの問題ではありますが、基本的に男性は大きな乳輪と乳首を求めているわけではない、ということがわかりますね…。
意外なのは男性がちょっと平均よりは大きめの乳輪を求めてるってことだよね!正直女性側からは特別意識することもないけど、やっぱり男性からしたら気になるもんなのかな。
でもアンケート結果を見ると、結局大きいよりは小さい方がいいとかなってるし…。「適度に大きいくらいがいい」ってことなのかな。男ってわがままだね…。
サイズが平均以上!?乳輪が大きい人ってどんな人?
先程乳輪の平均サイズは3.5センチ~4センチくらいとお伝えしましたが、それよりも小さい方がいるように、平均よりもサイズが大きい方ももちろんいます。最初のトピックで説明しました「乳輪が大きくなる原因」を満たしていない人であっても、です。
このトピックでは、どうして乳輪が大きいの?そもそも乳輪が大きめの人には何かしら傾向が見られるの?といった、「乳輪が大きい女性の特徴」について考えてみました。
遺伝的に乳輪が大きくなる可能性は十分に考えられる
遺伝は非常に納得出来る部分が多いのではないでしょうか。身体的な特徴が親と似ているのはよくあること。乳輪の大きさまで比べることはあまりないとは思いますが、バストサイズが近い結果乳輪サイズも同じくらい…ということはあるかもしれません。
もちろん遺伝といっても遺伝されない部分もあるでしょう。親は背が低いのに自分は背が高かったり、親は痩せているのに自分はぽっちゃりだったり…などなど。すべて受け継がれるわけではありませんが、傾向として近いものになる可能性はとても高いです。
大きさでは似ていなくても色が似ていたり、全体的なシルエットが似ている…など、やはり遺伝の影響は大きいもの。
生まれて来る時にある程度身体のつくりは決まってしまいますから、生まれつき乳輪が大きい遺伝子を持つ女性の場合は特別なことをしなくても成長にともなって大きくなる可能性は十分に考えられますね。
乳輪はバストの大きさに比例する!グラマーな人ほど大きい
乳輪の大きさは、バストの大きさに比例します。バストが大きくなると表面積といいますか、皮膚の面積も大きくなりますよね。
乳輪の面積がバストの面積に対してこれくらい、と数字で出ているわけではありませんが、バストの大きさに差はあれど、バストと乳輪の面積の比率は大体同じくらいの印象になるはずです。
なので、乳輪のサイズが5センチある女性であっても、平均的な女性のバストサイズよりも大きいのであれば、全くそれは不自然なことではありません。まあ、たま~…にですが、バストが大きくても乳輪は小さめの女性もいますが…。
これは遺伝によるものかな?と思います。乳輪が大きい遺伝子を持っている女性もいれば、小さい遺伝子を持つ女性もいますからね。
先程のトピックで、妊娠すると乳輪のサイズが大きくなると説明しましたが、それもバストアップしたことによるものです。
授乳期間が終わるとだんだんバストサイズも元の大きさに戻ってきますのでそれに伴って乳輪や乳首の大きさも元に戻るのですが、中には戻らない方もいるようです…。
どうしたら戻らないのか、は残念ながらわかりません。一人目で大丈夫だったのに二人目で戻らなかったりするケースなど様々ですが、ホルモンバランスなどが影響しているのかもしれませんね。
バストが成長していく過程で乳輪が成長しすぎることもある
中学生や高校生の場合、身長などが伸びるのと同じように胸も成長し大きくなっていきます。
その際に乳輪も一緒に大きくなっていくのですが(成人女性と思春期の女子を比べると、前者の方が乳輪が大きいです)、その際にバストサイズに合うくらいよりも乳輪のサイズの方が成長してしまい、乳輪がちょっと大きめになる…なんてこともあるようです。
胸の悩みのひとつとして取り上げられる「陥没乳首」。これは乳首がバストの中に入り込んでいる状態で、小さいころは陥没していなかったのに成長するにつれてなってしまう女性も多いです。
なぜ陥没乳首になってしまうかというと、成長する時にバストの成長が乳首の成長に比べて早く、乳首(を組織する乳管など)の発達が遅れることが原因です。
陥没乳首は成人女性の1割程度が片側、あるいは両側に発生していると言われていますから、バストと乳首のアンバランスな成長は思ったより多く起きているとも言えます。
ですので、バストよりも乳首(や周りの組織)の方が早く成長してしまったため、バストサイズに比べて乳輪が大きくなってしまった、ということも十分に考えられるでしょう。
陥没乳頭の原因について詳しく解説している記事もありますので、ぜひ読んでみてくださいね!
急激に太って痩せた人も乳輪が大きめになる可能性あり
先程、バストの大きさに比例して乳輪も大きくなる傾向にあると書きました。
それは成長にともなってバストが大きくなるケースもあれば、太ってバストが大きくなるケースでも同様です。
バストを構成している組織は色々ありますが、中でも「脂肪」が大部分を占めているのは皆さんご存知の通りだと思います。
太ることで身体に脂肪がつきますから、バストにももちろん脂肪がつきます。痩せればそれに伴いバストサイズが小さくなります(たまに残ることもありますが…)が、その際に大きくなった乳輪だけ残ってしまうこともあります。
とはいえ、2~3キロ太って戻した、という程度であればそう影響はありません。10キロや20キロなど、大幅に体型が変わった場合に起こり得る可能性があると考えてください。
すごく太っていた人が努力して痩せても、伸びてしまった皮がたるみとなって残ってしまう、なんて話を聞いたことがありませんか?お腹の肉でよく起こるイメージですが、それがバストでも起こるというわけですね。
ちなみに「遊んでいる」ことで大きくはならない
乳輪の大きさに関するウワサで、「男性と遊んでいる人ほど乳輪が大きくなったり、色が黒くなる」なんてものがありますが、これは全くもって根拠がないウソ!
先ほども説明した通り、乳輪の大きさは「こうだからこう!」という感じで簡単に決まるものではありません。
数年前は小さくても妊娠や出産を経ることによって大きくなっていくケースだって当然ありますし、元々生まれつきで大きめの乳輪の女性だっているわけです。
バストサイズと一緒ですよね。バストだって「揉まれれば大きくなる」という話もありますが、正直これは本当かな…?と疑わしい部分も多いです。
(ただ、好きな人の手であれば幸せホルモンのセロトニンが出る、あるいは女性ホルモンの分泌が活発になることによってハリが出るというケースは十分に考えられますが)
乳輪の大きさや色について「遊んでる?」なんて聞いてくる男性は言語道断。女性の身体に対する知識が少ない、と言えるでしょう。
逆に、遊んでいないのに乳輪の大きさがコンプレックスという方はあまり気にしすぎないでください。大きさのほとんどは生まれ持って決まっているもの。もし最近急激に変化があった…というのであれば、ストレスなどを感じていないかを気にしてみてくださいね。
まあ確かにずっと胸が大きい家系の人もいるし、乳輪が大きい家系の人もいても全然おかしくないけど。
でもなんて乳輪が大きいと遊んでる!なんて言われるようになったんだろ?別に信じてるわけでもないけどさ、めっちゃよく聞くんだよね。
まあでも男性は一般の女性のそれを見る前に雑誌とかビデオでもっとピンク色のものを見ている可能性が高いから、「そういうもんだ!」って思っちゃうんじゃないかしら。
実際摩擦で黒ずみが出来て茶色っぽくなるのは事実だし…でも遊んでいるとしてもよほど強い刺激でも受けていないと色が変色するなんてことにはならないわ。
勝手なイメージで言われるとムダに女性も傷つくから、そういった知識はもっと広がってほしいわね。
乳輪の大きさも個性。どうしても悩むなら対策を考えて
乳輪の大きさも、髪の毛の量や足の長さ、肩幅のように個性のひとつであり、人と違うからといって大きく気に病むことはありません。
しかし、普段見せない、見せるとしてもやはり大切な人限定になるからこそ、できるだけ美しくいたい、恥ずかしくないものでありたい…と思うのはとても自然なことだと思います。
ただ、「どうしてもコンプレックスになって自信が持てない」「どうにかしないとこの悩みが解決しない」とまで考えているのであれば、何かしらの対策を考える必要があるでしょう。
こちらの記事では、自信の乳輪が大きいと悩んでいる方への対策法をいくつかご紹介しています。どうしてもコンプレックスを解消したい!と考えている方はぜひ目を通してみてください。→大きい乳輪を小さくする方法
なんだけど、やっぱり「どうせならキレイにしたい」って考えてしまうわよね。それが「出来ればいいなあ」くらいならストレスにもならないんだけど、「しないともう生きていけない…」くらいまで思い詰めているとストレスになってしまうわ。
ストレスは自律神経を乱す原因になるから、ひいては乳輪を大きくする原因になってしまうとも言えるの。
仮にそこまで行っているなら、出来る対策から取ってみることをおすすめするわ。