豆乳でバストアップする方法
バストアップに豆乳が良いというのは、美容に興味のある女性の間では耳にしたことがない人はいないと思います。それくらい、よく見聞きする話題ですが、本当に豆乳がバストアップに効くのかな?という疑問をお持ちの女性もいらっしゃるかもしれません。
そこで今回は、豆乳とバストアップの気になる関係について、じっくりと考えていきます。豆乳がバストを大きくするという根拠はどこにあるのか、実際に効果があるのか、豆乳が苦手な人はどうすればいいのか等々、いろんな疑問を解消していきます。
豆乳でバストアップを始めたい方は、ぜひともこの記事を参考にしてくださいね!
豆乳とは?どんな成分がバストアップに効くの?
豆乳は読んで字のごとく、豆を絞った乳汁のことです。でも、これがなぜバストアップに効くといわれているのでしょうか?また、豆乳とはどんな成分を持つ飲み物なのでしょうか?まずは、その辺りからお話を始めましょう。
バストアップの秘密はイソフラボン!
女性ホルモンのエストロゲンは乳腺の発達を促すなど、バストの成長には欠かせないものです。
そのため、大豆イソフラボンは「植物性エストロゲン」とも呼ばれ、バストアップ成分として注目されているのです。そんな大豆イソフラボンについて詳しくは、こちらの記事をお読みくださいね!
豆乳はダイエットにも最適!
豆乳の持つ力は、バストアップだけではありません。実は、ダイエット効果も期待できるんです。
食生活によってダイエットするには、糖質や脂質、摂取カロリーなどを減らす必要がありますよね。でも、唯一「減らせ」と言われていないのがたんぱく質です。
食品から摂取されたたんぱく質は、体の中で筋肉や血液になります。胸の土台となる大胸筋も筋肉ですから、健康的なダイエットにもバストアップにも、良質なたんぱく質は不可欠なのです。
豆乳には質の良い植物性たんぱく質が豊富に含まれ、筋肉を作って基礎代謝を高める効果があり、バストアップのみならずダイエットにも向いている食品といえるのです。
タンパク質がどれだけバストアップに必要なものなのか、詳しく説明した記事もありますので、ぜひ読んでみてくださいね!
大豆サポニンによる美容効果も!
また、豆乳には大豆サポニンという成分が豊富に含まれており、これによって以下のような効果が期待できます。
- 抗酸化作用による老化予防や美肌効果
- 血液中のコレステロールを排出する
- 腸に脂肪が吸収されるのを防ぐ
- 腸内環境を整えて便秘を予防改善する
このように、サポニンには脂肪やコレステロールを抑制する働きがあり、身体の中からすっきりきれいになれます。
また、サポニンには抗酸化作用があるので、美容効果や美肌効果もじゅうぶん期待できるんです。
豆乳って、女性にとっては本当にありがたい飲み物なんですね。
他にも様々な効果が!
豆乳を飲むことで得られる栄養成分とその効果は、まだまだあります。
栄養成分 | 効果 |
---|---|
ビタミンB群 | ・脳の機能をキープする ・気持ちを安定させる |
ビタミンE | ・抗酸化作用 ・ホルモン分泌の促進や老化予防効果 |
レシチン | ・脳の働きを活発にする ・血流を改善し、動脈硬化などを予防する ・コレステロール値を改善し生活習慣病を予防する |
オリゴ糖 | 腸内環境を整えて下痢や便秘を予防する |
フィチン酸 | ・抗酸化作用 ・がんを予防する効果が期待されている |
このように、老若男女にとってうれしい美容健康効果がたっぷり詰まっているのが豆乳というわけですね。バストアップのためでなくても、毎日摂りたい大豆食品です。
しかも、大豆イソフラボンだけじゃなく、抗酸化作用に便秘予防やダイエット効果まで、他にも優秀な成分がいろいろ含まれてるんだね~。
これからは豆乳を毎日の習慣にしようっと。
豆乳は飲むだけじゃない!料理にも使って美味しくバストアップ!
豆乳には大豆イソフラボンをはじめとする、様々な美容健康成分が含まれていることをご紹介しました。でも、豆乳の青臭さなどが苦手という人も、きっと少なくないですよね。また、牛乳はよく飲むけど豆乳はそんなに買わないという人も多いのではないでしょうか。
そんな方々のために、豆乳を日々の食事においしく活用する方法をご紹介します。
豆乳の種類
豆乳には、豆乳から水分を取り除いたらどれくらい固形成分が残るかによって、以下のように分類されています。
区分 | 定義 |
---|---|
豆乳 | 大豆固形分8%以上 (大豆タンパク質換算3.8%以上) |
調製豆乳 | 大豆固形分6%以上 (大豆タンパク質換算3.0%以上) |
豆乳飲料 | ①果汁入り:大豆固形分2%以上 (大豆タンパク質換算0.9%以上) ②その他:大豆固形分4%以上 (大豆タンパク質換算1.8%以上) |
このように、大豆固形成分の量で「豆乳」と「調整豆乳」に分けられ、更に果汁などを加えた「豆乳飲料」に分けられています。
何も調整をしていない豆乳は、たんぱく質や大豆イソフラボンなど、大豆の栄養素は調整豆乳などに比べて豊富に含まれている反面、青臭さを感じる人も多いです。
なので、豆乳の青臭さやクセが苦手という方は、調整豆乳や豆乳飲料から試してみてはいかがでしょうか?バナナ味やココア味、紅茶味など様々な味付き豆乳が手軽に買えますので、飽きずに続けられそうですね。
他の大豆製品と組み合わせてみよう
豆乳はそのまま飲むのも良いですが、何かと混ぜて飲むのもまた違った味が楽しめます。
コーヒーに入れてソイラテにするのもよいですが、他の大豆製品を組み合わせれば、さらにイソフラボンが摂れるのでバストアップには特におすすめです。
- きな粉を溶かして「きなこ豆乳」にする
- お味噌汁に入れる
- 豆乳鍋の具に豆腐を入れる
- 味噌と合わせてソースを作り、グラタンやパスタに使う
このように、いろんな飲み方や食べ方ができます。
中でも、豆乳と味噌を5:1(お好みで調整したり、砂糖やバターを混ぜてもOK)の割合で混ぜるだけという簡単レシピの「豆乳味噌ソース」は、いろんな料理に使えてとっても便利です。
味付き豆乳は、プリン味や杏仁豆腐味などのデザート系もあって、選ぶのも楽しいんです。お値段も100円以下なので、毎日気軽に飲めますね。
でも、味付き豆乳は糖分が高めでイソフラボンは少なめなので、メインで飲むのは無調整豆乳にしておいた方が効率的なバストアップができますね。
いつ飲むのがベストタイミング?豆乳の効率的な摂取法
お伝えしてきたように、ただ飲むだけでなくいろんな料理にも使える豆乳ですが、最後に、いつどれくらい飲むのがバストアップにはベストなのか、効率的な摂取方法についてお話します。
理想的な摂取量は?
大豆イソフラボンの摂取目安量の上限値は、1日あたり70~75mgです。バストアップを目指す女性ならば、最大値の75㎎を目標に大豆イソフラボンを摂取していくとよいでしょう。(過剰摂取や副作用が心配な方は、こちらの記事も参考してください)
では、大豆イソフラボン75mgとは、豆乳で摂るならどれくらいの量なのでしょうか?
ただ、実際には豆乳以外の大豆製品も合わせて摂ることが多いので、豆乳は1日に1パックを目安にするといいでしょう。
豆乳を飲むベストタイミングは?
豆乳を飲むのに適した時間は、次の2つです。
- 朝起きてすぐ:体が吸収しやすい状態になっている
- 食事の前:豆乳によって満腹感が出るので食べ過ぎの防止になる
というわけで、1日1回豆乳を飲むなら、朝食前がベストです。
朝以外の時間帯でも、小腹がすいたときに豆乳を飲むのもいいですね。
朝起きてすぐ飲んで、お腹がすいたときにも飲むようにすれば完璧だね!
でも、大豆イソフラボンは、あまりとりすぎちゃダメって聞いたことがあるよ。豆乳を毎日2パック飲んでも大丈夫かな?
でも、サプリメントで摂りすぎるのはダメよ!ホルモンバランスが乱れて生理不順になったりするケースもあるから、気を付けてね。
豆乳ならバストアップと同時にメリハリボディも夢じゃない!
食材でバストアップしたいならば、豆乳はぜったい外せない大豆食品ですよね。豆乳は大豆製品の中では唯一の液体で、大豆イソフラボンの含有量も多いため、簡単にたくさんのバストアップ成分を摂取できるという特長があります。
しかも、豆乳にはダイエット効果もありますので、バストは豊かにしつつ気になる部分の脂肪は落として、メリハリボディを作れる可能性もじゅうぶんあります。
独特の風味が苦手な方も多いかもしれませんが、料理やほかの飲み物に入れれば気にならなくなりますし、フレーバー付きの豆乳商品もありますので、これまで飲んだことがないという女性も試してみてはいかがでしょうか。
豆乳には大豆イソフラボンだけじゃなく、ビタミン類やミネラル、レシチンやサポニンなど美しく健康になるために欠かせない成分がたくさん入ってるから、毎日摂りたい大豆製品なのよ!
ただ飲むだけじゃなく、料理にもいろいろ活用できるから、ぜひお気に入りの使い方を見つけて続けていってね!