ナッツでバストアップする方法
ナッツ類と言えば、みなさんは何を思い浮かべますか?
アーモンドやピーナッツ、クルミなどたくさんの種類がありますが、ナッツ類は栄養豊富で手軽に食べられる便利さがあります。しかも美味しいので、たびたび口にすると言われる方もいらっしゃるかもしれません。
実は、ナッツ類にはバストアップに役立つボロンなどの栄養素が含まれていますので、食べ方によってはバストアップにも役立ってくれるんですよ。とはいえ、食べ方によってはその効果が得られないこともあるので注意が必要です。
そこで今回の記事ではナッツ類でバストアップできる理由を確認し、効果的にバストアップするための食べ方についても詳しくご紹介します!
ナッツ類に含まれるボロンがバストアップの手助けをしてくれる!
ナッツ類にはたくさんの種類がありますが、ナッツ類は全般的にバストアップに役立つと言えます。
では、なぜナッツ類がバストアップに役立つと言えるのか、その理由から確認していきましょう。
ナッツ類に多く含まれるボロンでバストアップ!
ナッツ類全般には、ボロンと呼ばれる成分が多く含まれています。ホウ素とも呼ばれるボロンは、エストロゲンの分泌を促す働きを持つミネラルの一種です。
エストロゲンと言えば、皆さんご存知のように女性ホルモンの名称です。女性ホルモンにはエストロゲンとプロゲステロンの二種類がありますが、そのうちエストロゲンは以下のような働きをしてくれます。
- 女性らしい丸みを帯びた体を作る
- 肌にハリを出す
- 髪につやを出す
- 新陳代謝の向上に役立つ
- 血行促進効果を持つ
- 精神を安定させる効果を持つ
- 骨量のバランス調節をする
- 悪玉コレステロールを抑制する
これだけの働きをしてくれるのがエストロゲンなので、分泌が促進されることで健康にも良いと言えます。
また、エストロゲンは乳腺を刺激して発達させる働きも持っています。乳腺は母乳を分泌する大切な器官であるため、発達すればするほどそれを守ろうと脂肪がたくさんつく仕組みになっています。脂肪がつけば、その分胸が大きくなります。
だから、エストロゲンの分泌を促進するボロンが多く含まれるナッツ類がバストアップに役立つと言えるんですね。
こちらの記事でボロンの効果について詳しく解説していますので、ボロンについてさらに詳しく知りたい方は合わせてご覧ください。
また、ナッツ類に含まれるバストアップに役立つ成分は、ボロンだけではありません。そこで、ボロンの含有量が特に多いナッツを3種類取り上げ、バストアップに役立つと言える理由をご紹介します。
アーモンド
アーモンド100gには、ボロンが2.3mg含まれています。また、アーモンドに含まれる以下の栄養素も、バストアップに役立ってくれます。
栄養素 | 働き |
---|---|
ビタミンE | 血流改善効果がある |
オレイン酸 | 血流改善効果がある 腸内環境を整える効果がある |
ビタミンEには、細胞を傷つけてしまう活性酸素を発生しにくくする抗酸化作用があり、そのおかげで血流も改善されます。エストロゲンは血液に乗って胸に届けられるので、血流が良くなればそれだけエストロゲンが届きやすくなるわけですね。
オレイン酸は脂肪の一種で、体に良い脂として知られています。オレイン酸は血流改善効果や腸内環境を整える効果を持っているのですが、血流改善効果で胸にエストロゲンが届きやすくなるのと合わせて、腸内環境が良くなると栄養が吸収されやすくなり胸にも届けられやすくなることでも、バストアップ効果が期待できます。
腸内環境の改善は、便秘の解消にも役立ちます。
ピーナッツ
ピーナッツ100gには、ボロンが1.8mg含まれています。また、ピーナッツに含まれる以下の栄養素も、バストアップに役立ってくれます。
栄養素 | 働き |
---|---|
ビタミンE | 血流改善効果がある |
オレイン酸 | 血流改善効果がある 腸内環境を整える効果がある |
ポリフェノール(薄皮に多く含まれる) | 血流改善効果がある ストレス解消効果がある |
ピーナッツにも、アーモンドと同じくビタミンEやオレイン酸が豊富に含まれています。さらに、ピーナッツの薄皮には、ポリフェノールが豊富に含まれています。
ポリフェノールにも抗酸化作用があるので血流を改善してくれるのと共に、ストレス解消効果もありホルモンバランスを保つのに役立ちます。実は、ストレスがかかった状態が続くと、交感神経が刺激されることによって女性であっても体の中で男性ホルモンの分泌量が増えてしまいます。
男性ホルモンは、男性のみではなく女性の体内でも分泌されていて、普段はバランスが保たれているのですが、男性ホルモンの量が増えると女性ホルモンの分泌量が減ります。そうなると、バストアップしにくくなるわけですね。
そこで、ポリフェノールを積極的に取ることによってストレス解消効果を得ることが、バストアップに繋がると言えます。
ヘーゼルナッツ
ヘーゼルナッツ100gには、ボロンが1.6mg含まれています。また、ヘーゼルナッツに含まれる以下の栄養素も、バストアップに役立ってくれます。
栄養素 | 働き |
---|---|
オレイン酸 | 血流改善効果がある 腸内環境を整える効果がある |
ポリフェノール | 血流改善効果がある ストレス解消効果がある |
バストアップ効果に役立つ理由は他のナッツ類と同じなので、ここでは省略します。
その上、ナッツ類はさらにバストアップ効果を得られるビタミンEやオレイン酸、ポリフェノールを含んでいますので、より効果が高まると言えるんですね。
ナッツ類は炒るとボロンが壊れる!?効果的な食べ方や選び方をご紹介
それでは次に、ナッツ類をどのように食べればいいのか、効果的な食べ方を見て行きましょう。
また、実はナッツ類は買う時にきちんと選ばなければ、バストアップ効果を十分に得ることができませんので、ナッツ類の選び方も合わせてご紹介します。
ボロンは熱に弱いので加熱せずに食べよう!
ナッツ類に多く含まれ、バストアップに役立つボロンは、熱に弱く加熱すると壊れる性質を持っています。そのため、ナッツ類は加熱しないでそのまま食べることが大切です。
ちなみに、オレイン酸やポリフェノールはどうなのかと言うと、オレイン酸は熱に強いため加熱によって多少は失われてもそれほど心配はあまりありません。ですが、ポリフェノールに関して言えば、種類によって異なります。
ポリフェノールには様々な種類があるのですが、アーモンドに含まれる種類のポリフェノールは加熱によって失われてしまいます。ですが、逆にヘーゼルナッツに含まれる種類のポリフェノールは、加熱すると2倍に増えることが知られています。
とはいえ、エストロゲンの分泌を促進する効果を持つボロンが失われる可能性があることを考えると、ナッツ類は生で食べる方がお勧めだと言えます。
販売の段階で炒られていることもあるので注意!
ただし、生ナッツはローストナッツよりも扱いに気を付ける必要があります。それは、水分量が多いのでカビやすいからです。そのため、生ナッツを保存する時には注意しましょう。
買う時に気をつけて選んで、食べる時はそのまま食べないといけないってことがよくわかったよ。
ナッツ類はおやつに最適!ただし食べ過ぎは健康に悪いので注意しよう
ナッツを選ぶ際には生ナッツを選んでそのまま食べた方がいいことをご紹介しましたが、では食べるタイミングはどうなのでしょうか。
効果的にバストアップするために、ナッツをどのタイミングで食べればいいのか見ていきましょう。
空腹時は栄養が吸収されやすいのでナッツはおやつに最適!
とはいえ、食事の際に取り入れてはいけないという意味ではありません。食事時に食べるなら、サラダに入れるなどして摂取するようにしましょう。ナッツを使ったサラダでも、素揚げにするなどして加熱するレシピもありますが、ボロンの効果を生かすなら加熱せずに使うレシピを選びましょう。
ナッツ類は食べ過ぎに注意!
手軽に食べられてバストアップ効果もありさらに美味しいので、ついたくさん食べたくなってしまうかもしれませんが、実はナッツ類は食べ過ぎると以下のように健康に悪影響を与えることがあります。
- 脂質が多いので太ったり肌荒れしたりする原因になる
- お腹を壊すことがある
- ビタミンEは過剰摂取すると骨粗鬆症の原因になる
ナッツ類に含まれる脂質は、もともとは太りにくい良質な脂質です。また、食物繊維も多く含まれていて、腹持ちもいいため、ナッツ類をダイエットに活用している人もいるほどなのですが、量を食べるとカロリーを取り過ぎることになってしまいます。
どんなダイエット食品もたくさん食べると意味が無くなりますが、それと同じですね。では、ナッツ類のカロリーはどれくらいなのか、ボロンを多く含むナッツ類としてご紹介したナッツ類100g当たりのカロリーを、参考として見てみましょう。
- アーモンド…600kcal
- ピーナッツ…526kcal
- ヘーゼルナッツ…684kcal
ボロンの1日の摂取目安量は3mgなのですが、最初にご紹介したボロン含有量を考えると、最も多いアーモンドでも100gあたり2.3mgですから、1日に必要なボロンをナッツ類だけで摂取しようとすると、かなりカロリーを摂取することになってしまいます。そうすると太りますし、太ると肌も荒れやすくなります。
また、ナッツ類を食べ過ぎると腸内で水分と脂肪酸が分離し、お腹を壊したり腹痛がしたりすることがあります。
それから、抗酸化作用を持っているビタミンEは、バストアップだけではなく動脈硬化の予防や老化防止にも役立つ健康にとても良い栄養素なのですが、過剰摂取すると骨粗鬆症の原因となる可能性があることが報告されています。
ナッツ類の摂取目安量
ナッツ類はとても体に良くバストアップにも役立つとはいえ、食べ過ぎは悪影響です。となると、一体どれくらいなら食べていいのかが気になるところですよね。そこで、ナッツ類の摂取目安量をご紹介します。
ナッツの種類 | 摂取目安量 | 1粒の重さ |
---|---|---|
アーモンド | 25粒から30粒程度まで | 1gから1.2g |
ピーナッツ | 30粒程度まで | 0.6g |
ヘーゼルナッツ | 20粒程度まで | 1.5g |
この表を基に考えると、アーモンドとヘーゼルナッツは30gくらい、ピーナッツは18gくらいが1日の摂取目安量と言えます。
つまり、ナッツばかりを食べるのではなく、ナッツを上手に取り入れつつ栄養バランスの良い食事を心がけることが大切だということですね。
食べ過ぎると太ったり肌荒れが起きたり、それから骨粗鬆症になることもあるなんて。気をつけないといけませんね。
摂取目安量を守って、食べ過ぎには気をつけながら食べないと、かえって健康を害すこともあるから、気をつけなければいけないわ。
合わせて食べると効果的!ナッツ類と一緒に食べたい食品とは
先ほどの摂取目安量を見てみると、ナッツ類のみでバストアップを目指すと、カロリーの摂り過ぎになる可能性があることがわかります。
そこで、ナッツ類と合わせて食べることでより効果的にバストアップできる食品をご紹介します。
キャベツ
ナッツ類と合わせて食べるのにお勧めなのが、キャベツです。ナッツ類と同様、キャベツにはボロンが豊富に含まれていますので、カロリーが多くなりがちなナッツ類と合わせて摂ることで、ナッツ類の豊富な栄養素を摂り入れつつナッツ類の食べ過ぎを防いでくれます。
さらに、キャベツにはビタミンCも多く含まれます。ビタミンCは肌にハリを出す働きをするため胸にもハリが出て、綺麗に大きく見えるという意味でのバストアップ効果も期待できます。
キャベツのバストアップ効果について説明している記事もありますので、ぜひ読んでみてくださいね!
ボロンの摂取ということであれば、他にレーズンや海藻類も合わせて食べるのにお勧めです。
乳製品
乳製品には、タンパク質が多く含まれています。タンパク質が筋肉を作るもとになることは多くの方がご存知かと思いますが、胸は大胸筋によって支えられているため、タンパク質をしっかり摂ることで胸が垂れるのを防ぎ、結果として大きく見せる働きをします。
さらに、タンパク質にはボロンと同じように女性ホルモンの分泌量を増やす働きもあるので、ナッツ類と合わせて摂ることでボロンとタンパク質の相乗効果が期待できると言えます。
赤ワイン
赤ワインには、ポリフェノールがたくさん含まれていることが知られています。
ナッツ類の中にはポリフェノールが含まれているものも多いですが、その場合はポリフェノールの摂取量をさらに増やすことになりますし、またポリフェノールがあまり含まれていないナッツを食べる時にはポリフェノールの効果も期待できることになります。
そのため、ナッツ類と合わせて摂ることをお勧めします。ナッツはおつまみにもなるので便利ですね。ただし、お酒と共に食べる時には、食べ過ぎにくれぐれも注意したいものです。
赤ワインのバストアップ効果を詳しく調べた記事もありますので、こちらもぜひチェックしてみてくださいね!
フルーツ類
フルーツ類も、ナッツ類と合わせて摂りたい食品です。フルーツにはビタミンCがたくさん含まれているので、ナッツでは取りにくいビタミンCを補うことが可能です。
果物のバストアップ効果についてはこちらをどうぞ!
ビタミンCの働きについては、キャベツの部分で説明したのでここでは省略します。
ナッツの効果をさらに高める、タンパク質やビタミンCを含んだ食品と合わせるのも良さそうです。
食べ過ぎに注意しながら上手にナッツを取り入れてバストアップしよう
以上のことから、ナッツ類でバストアップできるのは次の成分が含まれているからだと言えます。
- ボロン…エストロゲンの分泌量を増やす
- オレイン酸…血流改善効果があり腸内環境を整える
- ビタミンE…血流改善効果がある
- ポリフェノール…ストレス解消効果と血流改善効果がある
ナッツの種類によっても含まれる栄養素は違いますが、ボロンはナッツ類全体に多く含まれていますし、ナッツ類自体がとても健康に良い食べ物でもあるので、ぜひ積極的に食べたいものです。
ですが、食べ過ぎはかえって体に悪影響なので、1日の摂取目安量はきちんと守って食べるようにしましょう。
ナッツ類に含まれる成分はバストアップ以外にも健康づくりにも役立つから、ぜひ積極的に摂りたい所だけど、ナッツの食べ過ぎは太ったり骨粗鬆症になる可能性があったりとかえって健康に悪影響なこともあるから要注意ね。
摂取目安量をきちんと守って、必要な量だけ食べるようにしたいものね。