胸の張りの原因は様々!見分けるポイントを紹介!

胸の張りの原因は様々!見分けるポイントを紹介!

生理前に胸の張りや痛みが気になるという人は意外に多いですよね。でも、胸の張りや痛みにはたくさんの原因が考えられるので、必ずしも生理前の周期的なものとは言い切れません。

日常生活に支障をきたすほど強い張りや痛みであったり、生理が終わっても症状が続いたりする場合には、病気を疑った方がよい場合もあります。

ここでは胸が張る原因として考えられるものを紹介し、病気のサインとの見分け方をお伝えしていきますよ。気になる胸の張りや痛みを放置するべきか病院に行くべきかで悩んでいる人は、ぜひ参考にしてくださいね。

心配は無用!PMSや妊娠は胸の張りの代表的な原因!

生理前になると胸が張るという人は多いですよね。そろそろ生理かな?というタイミングで胸が張るならば、PMSであるケースが一番多いです。しかし、そのまま生理が来ない、つまり妊娠しているということもあり得ます。

まずは、このような心配する必要のない胸の張りの原因についてお話します。

PMSによる胸の張り

女性の体内では、生理周期に合わせて2種類の女性ホルモンが分泌されています。

くわしいことはこちらの記事(生理前の胸の張りはPMS(月経前症候群)かも!どんな病気なの?)をお読みいただきたいのですが、生理前になるとプロゲステロン(黄体ホルモン)の影響により、胸の張りをはじめ様々な不調があらわれることがあります。これがPMS(月経前症候群)です。

PMSなら生理が始まれば胸の張りもなくなりますので、どうしてもツライという時以外はそれほど心配はいりません。

乳腺症の可能性も!

乳腺症とは、胸の張りや良性のしこりなどの症状を示すもので、これもやはり生理前に症状が強くなり、生理が始まれば改善するのが特徴です。したがって、乳腺症もPMSの一種と捉えられています。

乳腺症についても良性の病変であり、特に治療の必要もないので、心配には及びません。

しかし、乳腺症の中には乳がんに似た症状があらわれるものも少なくないため、乳がんではないという診断をつけてもらうためにも、一度は乳腺外来や婦人科を受診することをおすすめします。

この辺りについては、ぜひこちらも参考にしてくださいね。

妊娠の初期症状かも!

また、胸の張りは、妊娠の初期症状としてもよくあるものです。生理前の胸の張りだと思っていたら予定日になっても生理が来ず、検査してみたら妊娠だったというケースも珍しくありません。

これも女性ホルモンのバランスの変化によって起きる、妊娠中には典型的な症状なので、まったく問題ありません。

逆にPMSだと思い込んで痛み止めなどを飲んでしまわないよう、気をつけましょう。こちらの記事には、妊娠と胸の張りの関係について詳しくご説明しています。興味のある方は合わせてご一読くださいね。

生理前に胸が張るのは、女性ならきっと一度や二度は経験してるものですよね。女性ホルモンのバランスで胸が張ってくるっていうことなんですね。

でも、それが妊娠の初期症状で胸が張るっていうのと同じメカニズムだったとは、驚きです!

ホルモンとバストって、本当にすごく関係が深いんですね~。

そうね。他にも胸が張る原因には、バストの成長期だからっていうのもあるのよ。思春期の女の子で胸が張るのは、ほとんどがこの成長期が原因だから心配いらないわ。

バストアップに励む女性は、その成果が表れるときに胸の張りを感じることもあるわ。

これらもやっぱり、女性ホルモンの分泌が活発になって、乳腺が発達するからなのよ!

胸の張りに潜む可能性のある病気とは?こんな時は病院へ!

ここまで、特に心配のない胸の張りについてお話してきましたが、中には治療の必要があるケースもあり得ます。そこで、胸の張りという症状が出ることのある病気についてお話します。

乳腺炎

乳腺炎とは、文字通り乳腺に起こる炎症です。母乳育児をしている女性によくある病気ですが、まれに授乳経験のない女性が罹ることがありますのでご注意ください。

乳腺炎には、胸の張り以外にも胸の痛みやしこりなど様々な症状が起こり得ますが、生理周期とは関係なく症状があらわれるので、PMSとの見分けはしやすいのではないでしょうか。

ひどくなると治療も大変になりますので、こちらの記事も参考にしていただき、乳腺炎かもしれないと感じたらすぐに乳腺外科に行ってみてくださいね。

乳がん

女性にとってもっとも心配な胸の病気といえば、やはり乳がんですよね。乳がんの症状について詳しくはこちらの記事をお読みいただきたいのですが、一般的には胸の張りが乳がんの症状として現れることは少ないです。

しかし、しこりによって胸が張るような感じがすることもありますので、胸の張りが生理周期とは無関係に起こるのであれば、やはり病院へ行くことをおすすめします。

とはいえ、本来は何の症状もないときでも、乳がん検診を受けておくのが理想ですよね。乳がん検診についてはこちらの記事が参考になりますよ。

高プロラクチン血症

プロラクチンとは、妊娠中から授乳中にかけて大量に分泌されるホルモンで、排卵を抑制して妊娠を継続させたり、乳腺を発達させて母乳の分泌を促進したりする働きがあります。

しかし、妊娠中や授乳中でないときにもこのプロラクチンがたくさん分泌されてしまうことがあり、これを高プロラクチン血症といいます。

そして、高プロラクチン血症でも胸が張るという症状が出ることがあるのです。

その他の症状には、

  • 母乳が出る
  • 視野が狭くなる
  • 不妊

などがあります。

原因には薬による影響などがありますが、中にはプロラクチノーマと呼ばれる脳の下垂体にできる腫瘍も挙げられます。

腫瘍であってもほとんどが良性ですし、まずは薬物治療で様子を見ますが、大きな腫瘍だと手術が必要になることもありますので、やはり病院での検査や治療が欠かせません。

病気が原因でバストが張ることもあるんだね。ただの生理前の張りだと思って放置してちゃいけないこともあるのか~。

まずは、胸が張る時期が生理前だけかどうかをチェックする必要がありそうだね。それで、生理が始まっても続いたら、病院へ行った方がいいってことだね。

高プロラクチン血症なんて知らなかったけど、不妊の原因にもなってしまうみたいだから、早めに対処したほうが良さそう!

胸の張りは心配ないケースも多い!でも気になるようなら病院へ!

胸の張りの原因で考えられるのは、紹介してきたように乳腺症やPMSなど、心配ないものがほとんどです。

しかし、「しこりがある気がする」、「胸の張りが生理になっても治まらない」など自分では解決できない不安がある場合は、素直に病院で検査を受ける、医師に相談する方胸の張りの原因がわかるのでオススメです。

心配しすぎるのもストレスとなってしまいますが、「大丈夫だろう」と不安を押しつぶしてスルーしてしまうのも、将来の身体にとってよくないことになる可能性があります。自分の身体ですから、自分できちんと見てあげるようにしましょうね。

胸の張りが気になる場合は、まずその張りが出る時期を知ることが大切ね。

生理前だけならPMSや乳腺症の可能性が高いし、張りの程度もそれほど強くないなら心配する必要はなさそうよ。

でも、張り以外にも気になる症状があったり、症状が出る時期が生理前だけじゃなかったりするなら、ホルモンバランス以外の原因が隠れているかもしれないわ。そんなときは、何はなくとも病院へ行って原因を解明するのが先決よ!

治療の必要があるケースもあるから、自分の身体をじっくり知って原因に当たりをつけて、不安ならできるだけ早く病院へ行ってみてね!