胸の形が不自然にならない?豊胸手術の不安や心配について

2016/03/02

豊かな胸は男女問わずたくさんの人の視線を釘付けにし、女性らしさの象徴ともいえます。そんなふっくらした胸に憧れるのは、女性であれば自然なこと。

しかし、どんなに努力しても大きな胸を手に入れられず、悲しい思いをしている人が多いのが現状です。最後の手段として、豊胸手術を受けてみようかなと考えてみても、やはり抵抗があるものですよね。

特に「豊胸手術をしたら、胸の形はどうなるの?」という不安は、誰しも頭に浮かぶものです。そんな女性の疑問に、術式の違いごとにお答えしていきたいと思います。

まずはサラッとおさらい!豊胸にはどんな種類があるの?

豊胸手術後のバストの形は、手術法によっても異なってきます。そのため、既にご存じかもしれませんが、念のためどんな豊胸法があるのかおさらいしてみましょう。

豊胸手術の種類

主な豊胸手術は、4種類あります。

  • シリコンバッグ挿入法
  • ヒアルロン酸注入法
  • 脂肪注入法
  • PPPジェル注入法

結論から言いますと、この中でバストの形が不自然になる危険性がもっとも高いのは、シリコンバッグ法です。そして、一番自然な形を望めるのが、脂肪注入法だと言われています。

以下に、それぞれについて詳しくお話していきます。

今は豊胸術には4種類もあるんだね~。シリコンバッグを入れるやり方は何となく想像がつくけど、他のものはどんな感じなんだろう?

一番自然な形にできる脂肪注入法も気になるなあ!ここから先を読むと、詳しく分かりそうだね。

仰向けになって大丈夫?シリコンバッグ豊胸で胸の形はどうなる?

豊胸手術と聞いて、最初に連想するのがシリコンバッグ挿入による手術です。この手術のメリットやデメリットを簡単に振り返りながら、術後にどんなバストになるのかを見ていきましょう。

シリコンバッグ挿入の手術法

この方法では、麻酔をして脇やバストの下などにメスを3~4センチほど入れて、そこからシリコンバッグを入れます。

シリコンバッグを挿入する部位は、

  • 大胸筋下
  • 乳腺下
  • 筋膜下

の3種類があり、かつては痛みが激しい大胸筋下法が多かったのですが、現在では乳腺下法を採用するところが多くなっています。この方法ならば、筋肉をはがさなくてよいので手術も簡単になり、術後の痛みも軽減されました。

とはいえ、全身麻酔を使うのが一般的ですし、切開や縫合が必要なので、身体への負担は大きいと言わざるを得ません。

シリコンバッグが体内で破れたなんていうケースを耳にしたことがある方もいるかもしれませんが、現在主流になっているコヒーシブシリコンというものなら、万が一破れてしまっても体内に中身が流れ出ることはないので、その点は安心できます。

形も選べる!

シリコンバッグの形は入れる前に綿密に相談し、うつ伏せや仰向けでも違和感のないような形のバッグを医師と相談しながら作っていきます。

挿入するバッグの形には、「ラウンド型」と「アナトミカル型」という、2つの種類があります。

「ラウンド型」と「アナトミカル型」

ラウンド型は、お椀のような丸型のバッグです。

日本人女性の体型に合ったもので、横になると流れるので、仰向けになっても自然なバストの形を保てます。

一方、アナトミカル型は「涙型」とも呼ばれるように、下半分にボリュームがある形です。日本人の体型だと、垂れているように見えてしまうこともあるので、自然な形の豊胸を目指すならばラウンド型がオススメです。

拘縮を起こすと不自然な形に

このように、自分の体型に合ったシリコンバッグを挿入すれば、見た目が不自然なせいで豊胸がすぐバレてしまうというようなことは、まずあり得ません。でも、カプセル拘縮を起こしてしまうと話は別です。

カプセル拘縮とは、異物であるシリコンバッグを排出しようとする身体の自然な働きによって起こります。

シリコンバッグは自然に排出できないため、その異物を包み込むような膜ができます。この膜をカプセルと呼び、これが硬くなってしまうことをカプセル拘縮と言います。

豊胸のためにプロテーゼを乳腺下あるいは大胸筋下に入れたとしましょう。プロテーゼを入れるべく剥離した範囲が狭かったり、マッサージが不十分で術後その範囲が狭まったり、体質的にカプセルが硬く厚くなる方では術後プロテーゼの動きが悪くなり、触るととても硬い状態になります。

こうなると、その患者さんの乳房はまんまるくプロテーゼがそのまま分かってしまう状態となってしまいます。
引用元:酒井形成外科

引用文中にもあるように、カプセル拘縮を起こしてしまうと、感触が硬くなるだけでなく、パッと見ただけでも分かるくらい不自然にまん丸いバストになり、豊胸したことがバレてしまいます。

拘縮を起こさないために

カプセル拘縮を起こさないためには、マッサージが欠かせません。また、定期的に診察を受けることも必要です。

中にはマッサージが不要なタイプのシリコンバッグもありますが、その場合も医師とよく相談して、できる限り拘縮を防ぐことが自然な乳房を維持するポイントです。

ただし、人によってはどんなにしっかりとマッサージをしても、カプセル拘縮を起こしてしまう体質もあります。どうしても不自然な形のバストになるリスクを避けたいならば、他の豊胸法を選ぶのも、賢明な判断と言えます。

どれくらいサイズアップできる?

シリコンバッグ挿入法のメリットとしては、他の方法では不可能なサイズにまででも、バストアップができるというものがあります。

しかも、体内に吸収されることがないので、ずっと大きいままの胸でいられます。

この方法では、一般的に75ccで1カップ程度のサイズアップができると言われています。したがって、理論上は300ccのバッグを使えばAカップの貧乳でもEカップになれるということになります。

どれくらいのサイズまでシリコンバッグを用意しているかは、クリニックによっても違いますが、300ccまでというところが多いようです。とはいえ、サイズがありさえすれば必ずどんな大きさにでも豊胸できるというわけでもありません。

元々の体型によっては、あまり大きくし過ぎるのは難しいこともあります。2カップ程度なら多くの方が問題なくできますが、最大でも4~5カップ程度のサイズアップになるとされています。

昔のイメージだと、シリコンバッグを入れると「いかにも豊胸手術をしました」っていう感じのバストになってしまいがちだったけど、今では通常の経過であれば形が不自然になることはなさそうね。

ただ、カプセル拘縮にだけは気を付けたいわね。これを起こしてしまうと、すごく不自然な形の胸になってしまうのよ。マッサージなどで予防可能とはいえ、完全に防ぐ方法はないから、よく考えて豊胸法を選んでね。

お手軽!ヒアルロン酸注入だと、どんな形のバストになれるの?

「プチ豊胸」として注目を集めている、このヒアルロン酸注入法。この方法では、バストはどんな形になるのでしょうか。

どんな方法?

ヒアルロン酸を注射するプチ豊胸は、美容成分でもあるヒアルロン酸を注射器で直接バストに注入する方法です。

手軽でなおかつ注射のみで済みます。術後の痛みや腫れ、出血等のダウンタイムもなく、安価でできます。

しかし、体内のヒアルロン酸は半年~2年くらいで吸収されて、元のバストに戻ってしまいます。そのため、一度の施術で大きさをキープしたい人には向かない方法です。

形はどうなる?


自由に選べるバストデザイン

ヒアルロン酸注入法では、好きな場所に好きなだけ注入することができるので、希望通りの形にすることができます。谷間を作りたい、デコルテのボリュームアップをしたい等の細かな要望も叶えることができ、自然な形を作ることももちろん可能です。

ただし、徐々に吸収されて小さくなっていくため、定期的に会う相手には形や大きさの変化で豊胸がバレてしまうことは、あるかもしれません。

また、見た目ではそれほど分からないかもしれませんが、術後にしこりができる事があります。注入の方法によって予防することができるので、事前に医師にしこりのできない注入法で施術してもらえるかどうか確認しましょう。

どれくらい大きくできる?

この方法では、ヒアルロン酸を入れる量によってバストの大きさを調整することが可能です。しかし、あまりたくさん注入すると高額になるなどの問題もあるため、0.5~2カップ程度のサイズアップが目安です。

いきなり大きくすると周囲にバレてしまいそうで抵抗があるという貧乳女性も多いですから、元々のサイズが小さめの方にもオススメの方法です。

ヒアルロン酸注入法なら、注射器ひとつでとっても簡単にバストアップできるんですね!

サイズアップの幅は、シリコンバッグ挿入法にくらべると小さいですが、お試し感覚でやるにはこれくらいの方が安心かもしれませんね。

形を好きなようにデザインできるのも、ヒアルロン酸注入法の良いところですね!

従来型から脂肪幹細胞注入まで、脂肪を使う豊胸が一番自然な形!

お腹や太ももなどから脂肪を吸引し、それを胸に注入する方法です。

バストは、元々脂肪の割合が高いので、自分の脂肪を使うこの手術では、形も触った感じも自然な胸ができます。

そのままの脂肪から脂肪幹細胞へ

従来は、とったままの脂肪を注入していたので、脂肪の壊死や石灰化でしこりが生じる事がありました。また、生着率もそれほど高くなく、せっかく注入した脂肪が吸収されてしまうデメリットがありました。

しかし、脂肪幹細胞注入法という新しい技術では、幹細胞という組織を作る元になる細胞を抽出して、脂肪と一緒に注入します。施術後固くなりにくく、本来含まれている分より幹細胞の濃度が高いため、生着率がアップします。

どんな形になる?

この方法では自分の脂肪を使うこと、バストは元々脂肪でできていることから想像がつくように、とても自然な形に豊胸することができます。

特に、脂肪幹細胞注入法では、幹細胞が乳房の中で新しく脂肪を作ってくれるため、手術ではない自然な方法でバストアップしたのとまったく同じメカニズムとなります。ということは、限りなく自然に近い胸が手に入る豊胸法だというわけです。

もちろん、仰向けになってもうつ伏せになっても、どんな姿勢でも元々のバストと変わらない形になっています。

何カップ大きくできる?

従来の脂肪注入法では、定着率が良くなかったため、手術直後は大きかったバストも最終的には1カップ程度のサイズアップしか見込めませんでした。

しかし、新しく登場した脂肪幹細胞を混ぜる方法では、定着率が高くなったため、最大で3カップほどのバストアップも可能となりました。ということは、Aカップもないくらいの貧乳でも、Dカップに近い大きさにまでできるということ。

しかも感触や形も自然ですから、どんなシチュエーションでも自信を持っていられます。

吸収されてしまうというデメリットがあった脂肪注入法だけど、新しい方法なら定着率が高くなって、人によっては3カップも大きくできるんだね!すごい!

しかも、手触りや形が自然なのもうれしいね。それにしても、幹細胞が新しい脂肪組織を増やしていけるって、何となくスゴイのは分かるけど、どういうこと?

普通の脂肪は脂肪のままで増減はないけれど、幹細胞は新しい血管や脂肪組織だけでなく、新しい幹細胞まで作り出すことができる優秀な細胞なのよ。つまり、幹細胞注入法は再生医療とも言えるわけ。

幹細胞をたくさん注入すれば、バストの中で新しい脂肪や幹細胞がどんどん増えるということだから、食べ物や体操でバストアップしたのと同じ状態のバストになるというわけ。

だから、自然な形や手触りを実現できるのよ。

PPP・PRPジェルって何?どんな形のバストが作れるの?

あまり耳慣れない言葉ですが、PPPジェルやPRPジェルという名前の付いた豊胸手術もあります。

どんな方法なの?

この方法では、自分の血液から少血小板血漿(PPP)や多血小板血漿(PRP)を取り出し、専門の処理をしてジェルを作り、胸に注入します。

脂肪注入と同じで自分の身体に元々あったものから作るので、異物を入れることの問題が少なく安全性が高いです。

価格も安いのですが、自己血が元であるだけに再度体に吸収されるのも早く、3か月~半年の持ちと言われています。患部が固くなってシコリが残る場合もあるようです。

気になる形や大きさは?

ヒアルロン酸注入法と同様、注射で好きな場所に注入していくので、手術直後は見た目だけで豊胸だと分かるような不自然さはありません。

ただ、吸収されていくため、徐々にバストが元の大きさに戻ってしまうことは避けられません。

そのため、定期的に会う相手には小さくなっていくことが分かってしまうリスクはあります。

大きさに関しては個人差がありますが、カップ数で言えば1~2カップ程度大きくすることができます。血液を元にしたものを注入するので、大きくしたければその分たくさん血液を採らなければならないことになります。そのため、2カップ程度が限界と考えた方が良いでしょう。

この方法は採血する手間がある分、ヒアルロン酸注入法よりは工程が多いですが、注射器だけで施術が済むお手軽な方法ですね。好きな形にできるのも魅力的です。

血液を採るので、貧血気味の女性は避けた方が良いようです。貧血ではない方も、念のため施術前後には鉄分の多い食事を心がけると良さそうですね。

自然な形でどんな姿勢でも安心なのは、やっぱり脂肪注入法

豊胸手術の中で一番自然な形のバストが作れるのは、脂肪注入法、特に脂肪幹細胞を注入する方法だということをお話してきました。形でバレてしまうのでは?という不安を抱えていた方も、少しは安心していただけたでしょうか。

大きな痛みもなく安全に終わる手術なので、最近では本当に身近になりました。年を取るにつれて下がるバストに悩む人も、これから自信を持ちたいという人も、一度美容外科に足を運んでみても損はないと思います。

豊胸手術を受けることは、あなたの人生にとって大きなプラスになる可能性を秘めています。もちろん即日手術というわけではないので、説明を聞いて疑問点を解決したあとで、ゆっくりと手術について考えていきましょう。

せっかく豊胸術を受けても、形が不自然だったり望み通りじゃなかったりしたら、意味がないわよね。そんな悲劇を避けるためにも、施術法を慎重に選ぶ必要があるわ。

身体やお金の負担や、術後のバストの自然さを合わせて考えると、やっぱり脂肪幹細胞注入法が最高ね。従来の脂肪注入法に比べて、大きくサイズアップもできるようになったから、ますますオススメよ!

ただし、中には脂肪を吸引した部分にトラブルが起きることもあるから、信頼できるクリニックを選ぶことが絶対条件よ。まずはカウンセリングを受けに行って、どんな医師がいるのか確認してみるといいわ!

この記事をシェアする!