豊胸手術後は胸が硬くなる?美胸を保つためのお手入れとは

2016/03/02

ネットなどで、「豊胸手術後のお手入れ」についての書き込みをよく見かける人も多いかと思います。実際、クリニックのホームページにお手入れの必要性が書かれていることもあり、豊胸手術後には必要不可欠であるのは明白です。

それらを読んでいると、「胸が硬くなってしまう」という話もよく見かけるのではないでしょうか。せっかく手にいれた大きなバストが硬くなるなんて、そんな恐ろしい事が実際におこるのかと、不安に思う方もいらっしゃるでしょう。

ここでは、そんな豊胸手術後に起こる後遺症とお手入れの関係について、ご紹介していきたいと思います。

豊胸後のお手入れは必要?手術法によって違うお手入れの重要性

これをご覧になっている皆さんの中には、そもそもお手入れなんか必要なのかと思っている方も多いかと思います。そこで、まず始めに豊胸手術のお手入れの必要性についてお話していきたいと思います。

豊胸手術には3種類ある

そもそも、豊胸手術には

  • ヒアルロン酸を注入する方法
  • 自身の脂肪を注入する方法
  • 豊胸バッグ(シリコンバッグ)を挿入する方法

の3種類あります。

ここで重要なのは、どの豊胸手術を選んだとしてもリスクというのは付属してくるものであり、手術である以上『100%後遺症もなく安全』という保証は絶対にありえないという事です。

では、以下にひとつずつ、どんな方法なのかをご紹介します。

ヒアルロン酸注入法

この方法は、注射器でヒアルロン酸をバストに注入して膨らませるものです。半年から長くても2年程度でヒアルロン酸が吸収されてしまい、バストは元のサイズに戻ってしまいます。

しかし、すべての豊胸法の中でもっともリスクが少なく簡単な方法です。とはいえ、稀ではありますが体質に合わなければ拒否反応がでますし、しこりになってしまうこともあり得ます。

ヒアルロン酸は体内の酵素成分に分解され、時間とともに吸収されてなくなります。そのため少量ずつだと早々に分解、吸収されてしまい効果が得られません。そのため、ある程度の大きさを保ちながら注入しなければなりませが、ドクターが持続性だけを重視したり適量を見誤ったりすると、ヒアルロン酸の塊が吸収しきれない大きさになり残ってしまいます。これを包み込む被膜が硬くなると、触感としても認識できるしこりになってしまうのです。
引用元:THE CLINIC

このように、最も安全で手軽な方法であるからと言って、油断しすぎるのは禁物です。

脂肪注入法

この方法は、お腹やお尻などから取った脂肪をバストに注入するもので、かつては取ったままの脂肪を注入していたため、老化細胞や不純物などがバストに定着せず、それがしこりとなってしまうことも少なくありませんでした。

しかし近年では、幹細胞を混ぜた脂肪を注入することにより、しこりのリスクを大きく軽減できるようになり、同時に定着率も上昇しました。

とはいえ、しこりのリスクがゼロになったわけではありません。1箇所にまとめて大量に脂肪を注入してしまうことやご本人の体質によっては、しこりができやすくなります。

しこりの予防法と対処法

ヒアルロン酸注入や脂肪注入によるしこりを防ぐには、技術の確かな医師がいて、豊胸専用のヒアルロン酸を使用しているクリニックや幹細胞注入法を行っているクリニックを選ぶことが肝心です。

しかし、それでもしこりができてしまった場合の対処法としては、

  • 経過観察
  • 除去手術を受ける
  • しこりの上に脂肪注入する

これらの方法が挙げられます。しこりができてもヒアルロン酸や脂肪が原因であれば、吸収されてなくなることもあるので、気にならなければ経過観察でも構いません。

しかしどうしても気になるという場合や痛みがある場合は、手術で除去する方法があります。また、ヒアルロン酸によるしこりの場合は、その上から脂肪注入をして目立たなくするという対処法があります。

しこりと聞くと怖くなるものですが、これら2つの方法は、シリコンバッグ挿入法に比べれば、しこりのリスクは低く、お手入れも楽だと言われています。

シリコンバッグ挿入法とは

一方、豊胸バッグという異物を体内に入れる方法は、胸が硬くなってしまうリスクが最も高く、それを防ぐためのお手入れが非常に重要になってきます。そんな豊胸バッグ挿入法について、改めてご説明します。

豊胸バッグは、クリニックによってシリコンバッグやプロテーゼとも呼ばれており、中身がシリコンでできたバッグを、メスで切開した脇やバストの下から挿入する方法です。

シリコンバッグを入れる部位には以下の3通りがあり、それぞれメリットとデメリットがあります。
★画像1★依頼中
https://www.tkc110.jp/user_data/packages/default/img/ope/bust/angelpag03.gif
https://www.tkc110.jp/bust/insert_bag/

部位 メリット デメリット
大胸筋下法 ・バッグが目立たない
・大きなサイズアップが可能
術後の痛みが激しい
乳腺下法 術後の痛みが少ない 皮下脂肪が薄い人には向かない
筋膜下法 見た目がより自然 術後の痛みが激しい

どの部位に挿入するかは、元々の体型やバストの大きさ、どれくらいサイズアップしたいかといったことによって変わってきます。しかし挿入部位がどこであれ、以下の章に詳しくご説明するように、術後の丁寧なお手入れがとても重要になります。

手術法によって、お手入れの重要性やしこりができるリスクは違うんだね。お手軽だと思っていたヒアルロン酸注入法でも、しこりができるケースもあるなんて、知らなかったよ。

それにしても、「豊胸バッグ」と「シリコンバッグ」と「プロテーゼ」って、全部同じ意味だったんだね。それで、やっぱり、この方法だと胸が硬くなる確率が一番高いのか~。お手入れもしっかりやる必要があるみたいだし、慎重に考えなきゃいけないね。

豊胸バッグを入れると、なぜ胸が硬くなってしまうことがあるの?

では、なぜ豊胸バックを入れると防衛反応がでて胸が硬くなるのでしょうか。お手入れをする必要性をより深く理解するためにも、その仕組みを知っておきましょう。

カプセル拘縮とは

豊胸バッグを体内に入れたときに胸が硬くなってしまう現象を、『カプセル拘縮』といいます。

豊胸バッグという異物が体内に入ってきた時、私達の身体は体内に侵入した異物の影響を少しでも無くそうと、自然と異物の周りに被膜を作るという防衛反応がおこります。

その被膜が、異物専用の部屋(カプセル)です。このままの状態であれば、さして問題はないのですが、稀にこのカプセルが異物を小さくしようとして縮小してしまう事があります。この縮小してしまう現象を『カプセル(被膜)拘縮』というのです。

異物を縮小させようとする場合、被膜は厚く硬く変形し、さらに中の豊胸バッグ自体も圧縮されて硬くなります。結果、胸が硬くなってしまい、形も自然な胸には見えなくなってしまうのです。

カプセル拘縮が発生しない可能性も

しかし、カプセル拘縮は手術を行った全員に発生するとは限りません。大体10%~15%くらいの割合で発生するといわれています。

これは、中に入れた豊胸バッグと身体との相性、つまり体質によって様々な反応がでるためです。酷く出る人もいれば、殆ど自覚症状がないほど小さく出る人もいます。また、まったく発生しない場合もあるのです。

また、バッグの挿入部位によっても差があります。カプセル拘縮を起こす確率自体は変わりませんが、万が一カプセル拘縮を起こしても、「大胸筋下法」であればバストの奥の方にプロテーゼを挿入するため、分かりにくいと言えるのです。

いずれにしても豊胸バッグと体質の相性は、実際に体内に入れてみないとわからないものです。だからといって、「自分はならないだろう」と高をくくっていてはいけません。豊胸術後のお手入れは、必ず行う必要があります。

豊胸バッグの選択は慎重に

豊胸バッグには、カプセル拘縮の発生率を低くする技術も発展してきています。現在では、従来のスムースタイプの物と、テクスチャードタイプの2種類が使用されています。

豊胸バッグ

  • スムースタイプ
    以前から使用されていた豊胸バックであり、表面がツルツルとしているのが特徴。拘縮発生率が高く術後は3ヶ月から半年はマッサージが必要不可欠。
  • テクスチャードタイプ
    後に開発された豊胸バックであり、表面が凸凹のような特殊な加工をされているのが特徴。作られたカプセルとの間に隙間ができる仕組みになっており、拘縮が発生しにくいように設計されている。

後にお話するように、カプセル拘縮を防ぐためにはマッサージが不可欠ですが、テクスチャードタイプは、マッサージが必要ないといわれることもあるようです。

しかし、あくまで発生しにくいというだけで、まったく拘縮がおこらないという訳ではありません。その点を踏まえながら、リスクや費用を考えて選択することが大切です。

手術を行う前も後も自身を労わるため、そして、リスクを負って手に入れた美しい身体を保つためにも、お手入れは欠かさずに行うように心がけてください。

ただでさえメスや全身麻酔を使う手術法であるのに加えて、胸が硬くなってしまうリスクもあるなんて、ちょっと怖いですね…。

カプセル拘縮になりにくいシリコンバッグや手術法もあるみたいですが、それでも完全に防ぐことはできないということですよね?もしもカプセル拘縮を起こしてしまうと、誰が見ても分かるくらいに不自然な胸になってしまうんですか?

残念ながら、カプセル拘縮を100%防ぐ方法はないわ。絶対にカプセル拘縮を避けたいならば、シリコンバッグ挿入法以外の豊胸法を選ぶしかないというわけ。

カプセル拘縮を起こしてしまうと、まるでテニスボールのようにまん丸くカチカチのバストになってしまうこともあるの。こうなると、誰が見ても不自然と言わざるを得ないわね。

でも、大胸筋の下にバッグを入れる方法なら、カプセル拘縮を起こしても目立ちにくいわ。心配な人は、大胸筋下法を検討してみるのもひとつの手よ。

コレだけは必ずやって欲しい!豊胸手術後のアフターケア

どんな種類の手術にしても、アフターケアがまったく必要ない手術なんて、ありえません。手術直後の大きくて綺麗なバストを保つには、絶対的にアフターケアが必要です。

その大事なアフターケアを具体的にご紹介していきます。

マッサージ指導

まずは、とにもかくにもマッサージです。マッサージなくして理想のバストは手に入りません。

自己流のマッサージではなく、クリニックできちんとしたマッサージ方法を教えてもらうことがとても大切です。手術の方法によってマッサージ法は違ってきますから、自分に合った方法をきっちりと習得しましょう。

  • マッサージする力の強弱
  • マッサージを始める時期
  • マッサージする部位
  • マッサージする方向

このような細かい点に関してもきちんとした指導を受けて、家に帰ってもひとりで出来るようになっておくことが大切です。

カプセル拘縮を防ぐマッサージ

先にもお伝えしたように、豊胸バッグ挿入法によって手術を受けた場合、カプセル拘縮を防ぐためにも絶対にマッサージをする必要があります。

豊胸手術後は、プロテーゼが皮膜拘縮(カプセルコントラクチャー)を起さないように毎日定期的にマッサージをすることが大切です。ご自分の利き手で乳房の中のプロテーゼを外側へ強く押します。次に内側へ、そして上方、下方と押し込みます。続いて内回し、外回しとプロテーゼをまわして行くのです。片方5分程度で十分でしょう。
引用元:酒井形成外科

基本的には、このようにマッサージをすればよいかと思いますが、やはりご自身のバストを施術した医師から直接指導を受けるのが、もっとも良い方法です。疑問点は遠慮なく質問して、ベストなマッサージ法を身に付けましょう。

お薬

当たり前のことですが、クリニックで処方されたお薬は、必ず最後まで服用しましょう。特に抗生物質は、自分の勝手な判断で途中で止めたりしないことが肝心です。

当然のことのようですが、意外と忘れてしまいがちなので、お気を付けくださいね。お薬を処方どおりにきちんとのむことは、アフターケアの基本中の基本です。

信頼できる医師の指示を守る

上記のマッサージ指導に関してもそうですが、そもそも豊胸術を受ける前に信頼できるクリニックや医師を見つけることが何よりも大切です。そのためには、術後のアフターケアやカウンセリングまでしっかりやってくれるところを選ぶべきなのです。

今となっては、豊胸手術は日帰り入院が一般的です。でも、当日だけですべてが終わるわけではありません。

  • 術後の定期健診の指示
  • マッサージ法指導
  • カウンセリング

これらの指導や指示をきちんとしてくれる医師を選ぶようにしましょう。こちらから尋ねなくても定期健診を指示してくれることが、信頼できるクリニックを選ぶ基準のひとつとなります。

また、術後は思わぬ不安や違和感が出ることもあります。そんなとき、いつでも電話などで相談を受けてくれたり、カウンセリングの予約を取ってくれるクリニックだと安心です。

豊胸手術後には、きれいなバストを保つためにも、マッサージが欠かせないわね。ご紹介したように、マッサージ法自体は難しくはないけど、術後の痛みや疲労の中でマッサージ法を学ぶのは大変かもしれないから、あらかじめ練習しておくといいわね。

マッサージ法や検診について丁寧に指導してくれるクリニックを選ぶことも、カプセル拘縮などの問題を防ぐためにはとっても重要よ!

コツコツ続けることが大事!自分で行うアフターケアをご紹介!

ここまでは、主にクリニックから具体的な指示を受けて行うアフターケアについてお話しました。もうひとつ、とても大切なのが生活の中で自分で行っていくアフターケアです。

十分な安静

メスを使った手術ならもちろんのこと、注射だけの手術でも安静は必要不可欠です。激しい運動は絶対にNGですから、スポーツをする習慣のある方は、少々我慢が必要になります。

もし余裕があれば、あらかじめお仕事もお休みをとっておければ、ベストです。

また、お風呂はしばらく止めて、シャワーを浴びるようにしましょう。お湯に浸かることは、意外と体力を消耗するものです。疲れることを避けて、自分を大事に扱ってあげましょう。

十分な栄養

豊胸手術でバストを大きくして、それと同時に減量で体重も落として…なんて考えは、術後はやめておきましょう。手術をするというのは、身体にダメージを与えることになります。そんな状態の身体を、少しでも早く元の状態に戻してあげる必要があります。

消化の良い食べ物を、ゆっくりとよく噛んで食べましょう。そしてもちろん、飲酒・喫煙は避けましょう。

下着選びもお手入れのうち

豊胸手術後は、下着選びも大切なお手入れの1つです。胸が大きくなってそれを彩る下着を選ぶのは楽しいかと思いますが、あくまでデザイン重視ではなく、サイズにフィットする物を選ぶようにしてください。

通常であっても、サイズの合っていない下着をつけているせいで形が悪くなるのは有名な話です。ただでさえ、術後は胸の状態が不安定ですから、なおさらです。

せっかく手に入れた美しい胸の形を、下着のせいで壊すのはもったいない事です。できれば、日々変化する胸の状態を細かく把握し、その時々にあったサイズを選んで、しっかりとサポートしてあげるように心がけましょう。

どんな豊胸法であれ、施術後はゆっくり安静にしなきゃいけなんだね。たとえお手軽なヒアルロン酸注入法であっても、身体に負担がかかっていることには違いないんだから、それを自覚して無理しないのが一番だね。

おっぱいのサイズが大きくなったら、ブラ選びも楽しそう!でも浮かれてないで、新しいバストにぴったり合ったブラを選ぶことも大事というわけだね。

アフターケアこそ成功の鍵!術後を大事に過ごせば美胸に近づく!

豊胸手術後のお手入れは、意外と大変なものかもしれません。でも、アフターケアを頑張れば、手術で美しくなった胸を長持ちさせることができます。

すでに手術した人も、まだ手術していない人も、正しいアフターケアなくして、大きくて綺麗な胸を保つことは不可能なのだということを、分かっていただけたかと思います。

手術は、信頼できるクリニックにお任せして、仕上げは正しいお手入れで、ハッピーな心とバストを手に入れてくださいね。

豊胸術は、受けることを決心するまで、そして実際に施術を受けただけでも、心身ともに大きな負担を感じ得るものです。それに加えて術後のアフターケアにも気を配るのは、なかなか大変なことよね。

でも、いろんな問題が起こるリスクを減らすため、そしてせっかく受けた手術の成果を保つためには、ここが頑張り時よ!

特に、カプセル拘縮を起こしてしまうと再び手術することになってしまうから、それを防ぐためにも面倒がらずマッサージなどのアフターケアをぜひ続けてね。そうすることで、思い通りのバストをキープできるようになるわ!

この記事をシェアする!