『にんじん』はバストアップ効果なし!?勘違いだらけの理由とは

2015/12/01

バストアップを目指している女性は、その方法をインターネットや本などで調べていると、運動やマッサージ、下着やサプリメントとイロイロな情報を目にするかと思います。中でも、バストアップに聞くという食事を取り入れる事は比較的簡単に始められますよね。

バストアップ効果のあるものとして一番有名なのは、やはり大豆製品でしょう。しかし、時々、『にんじん』にバストアップ効果があると目にした事がある人もいるのではないでしょうか。

実は、私たちが思う『にんじん』にはバストアップ効果はないって知っていましたか?そんなバストアップ効果を勘違いされている『にんじん』について、今回はその理由をご紹介します。

実はまったく効果なし!?にんじんとバストアップ効果の真実とは

バストアップには「にんじん」が良いというインターネットの記事を見ますが、実はこれは勘違い。正しく言うと、少し語弊がある事をご存知でしょうか?

あのオレンジ色の『にんじん』には効果はない!その真相とは

『にんじん』と聞くと、私たちが思い浮かべるのはあのオレンジ色の緑黄色野菜ですよね。体の健康や発育のための栄養素を沢山含んだ食材で、毎日でも食べておきたい野菜です。だから、バストアップ効果があると言われればありそうな気がします。

しかし、実際にはこのオレンジ色の『にんじん』自体には胸を大きくする効果はまったくありません。正確にいうと語弊、つまり勘違いなのです。

そもそも、なぜ勘違いされているのか。それは、バストアップ製品の成分に「ニンジン」の言葉が書かれているからなのです。実は、ここに書かれている「ニンジン」は私たちが想像するようなオレンジ色の『にんじん』ではないのです。

つまり、バストアップ商品に『ニンジン』の文字が書かれていたことで、必然的に人はあのオレンジ色の『にんじん』自体にバストアップ効果があると思い込んでしまい、結果的に『にんじん』に胸を大きくする効果があると勘違いしてしまったと考えられるのです。

その正体はハーブだった!?勘違いされている「ニンジン」とは

では、勘違いの原因となっている「ニンジン」とはいったいどのようなものなのでしょうか?実は、その正体は以下の2つになります。

  • セイヨウカワラニンジン
  • セイヨウニンジンボク

どちらも、バストアップサプリの配合物の欄によく書かれているのですが、実際に見たことがある人は少ないのではないでしょうか?実は、これらはどちらもハーブの1種になります。

セイヨウカワラニンジンは一般的にサザンウッドとも呼ばれ栽培されています。キク科の多年草植物であり、観賞や香草のほか、薬用のハーブとして昔から西洋で人気のある植物です。

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その効能は、体内の血行促進や消毒、殺菌効果があるといわれています。レモンのような香料としての効果も相まって、女性のストレス軽減につながり女性ホルモンを安定させて、血行促進によりバストのハリや弾力を与える効果があると言われています。

そして、もう1つのセイヨウニンジンボクは女性の味方ともいえるべきハーブなのですが、こちらは後程詳しくご紹介したいと思います。

でも、やっぱり『にんじん』も良い?胸にも嬉しいその効果とは

はじめに、『にんじん』にバストアップ効果はないといいましたが、やはりまったく影響が無いわけではありません。

ご存じのとおり、『にんじん』はベータカロチンを多く含んだ野菜として知られていますが、このベータカロチンには皮膚や粘膜などを正常に保つ働きをしてくれる効果があります。つまり、胸の肌にハリを与え、綺麗なバスト作りに欠かせない成分なのです。

また、ベータカロチンは体に摂取されると必要な分はビタミンAに変化し、残りはベータカロチンとして残ってくれるためまさに一石二鳥の効果をもたらしてくれる美容食なのです。つまり、『にんじん』もバストアップにまったく関係がないというわけでもないのです。

『にんじん』だけど違う?女性の味方セイヨウニンジンボクとは

では、バストアップのもう1つの「ニンジン」である、セイヨウニンジンボクをご紹介します!実は、とても女性にとっては欠かせない「ニンジン」なんです。

姿はラベンダー?風味は胡椒?正体は観賞もできるハーブだった

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セイヨウニンジンボクは、漢字で書くと「西洋人参木」となります。名前から一見、我々がよく知るオレンジ色の『にんじん』の仲間であるかと思われますが、実はまったく違い、その正体は、クマツヅラ科のハーブの1種なのです。

写真でも分かるとおり、まるでラベンダーのような花をつけます。全体の大きさは3~6mほどの低い木です。花の見ための美しさから近年では観賞用として栽培されることが大変多くなりました。

別名をバイラテックス、ビテックス、チェストベリー、チェストツリーなどいろいろな名前があります。一般的には、チェストベリーの名前の方が流通しているようですが、セイヨウニンジンボクという名前でもよく使われています。

古くから民間療法の薬として使われてきたハーブで、乾燥させた果実は胡椒のような風味があり、昔は香辛料としてもしようされていたようです。

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ちなみに、なぜセイヨウニンジンボクという名前で呼ばれているかというと、オタネニンジン(薬用人参、朝鮮人参など)の葉とよく似ていたため、元々中国原産のニンジンボクと見分けをつけるために「セイヨウ」と頭につけられセイヨウニンジンボクと呼ばれたようです。

まさに万能薬!?セイヨウニンジンボクは女性のためにあるハーブ

セイヨウニンジンボクの1番の特徴は、女性のホルモンバランスを改善してくれるという効能がある事です。その歴史は長く、2000年以上前から西洋でも効果が知られ使用されており、昔から女性の病のためのハーブとして使われてきました。

また、性ホルモンの分泌にも作用するとあって、かつては修道士の性欲を抑える香辛料として使用されていた記録もあるようです。

実際の効用としては、以下の3つの作用があります。

  • プロゲステロン(黄体ホルモン)の分泌を促す作用
  • 女性ホルモンが不足している場合は分泌を促して補い、過剰に分泌している場合は抑える調節効果
  • エストロゲン(女性ホルモン)とのホルモンバランスを適正に保つ=アダプトゲン作用

このように、女性ホルモン状況を正常な状態に保ってくれる効果をもたらしてくれるのです。主に月経不順や生理痛、月経前症候群(PMS)、子宮筋腫、母乳の不足、不妊、にきびなど、ホルモンに関わる女性の問題に有効だと考えられています。これらは、科学的にも証明されているようです。

そして、気になるバストアップ効果ですが、セイヨウニンジンボクは女性ホルモンの分泌に作用効果がある事から、胸の発育に重要な乳腺の発達を促してくれる効果あるのです。つまり、直接的にバストアップ効果があるハーブともいえる存在なのです。

正しく知ろう!セイヨウニンジンボクの摂取方法と副作用をご紹介

セイヨウニンジンボクは女性ホルモンに作用するハーブですので、服用にはある程度の注意が必要になります。そこで、摂取方法と副作用についてご紹介します。

長期摂取が大事!セイヨウニンジンボクのサプリとハーブティー

セイヨウニンジンボクを摂取したい場合には、市販されているサプリメントやハーブティーが手ごろで簡単な方法です。大体1日20mg~40mgを取ると良いでしょう。

ハーブティーでは、セイヨウニンジンボクのみだと苦味が強いため、大抵は他のハーブとブレンドして飲まれています。また、効果を得るためにはある程度、長期間の摂取が必要になり、最低でも3ヶ月から6ヶ月の摂取しないと効果が得られません。そのため、毎日続けられるような方法をとりましょう。

不妊・月経不順など 月経前症候群(PMS)の改善 にきびの改善
3ヶ月程度 1ヶ月~3ヶ月 6ヶ月以上

上記はあくまでも目安になります。人によっては早く効果が現れたり、まったく効果が出ない場合もあります。そのため、予め了承の上で摂取するようにしてください。また、体の調子を見ながら摂取するとなお良いでしょう。

バストアップの場合には、セイヨウニンジンボクが配合されているサプリメントを服用すると効果的で簡単な方法かと思います。その際には、それぞれのサプリメントに記載されている用法容量を守って必ず摂取するように心がけてください。

摂取がダメな人もいる!?セイヨウニンジンボクで気を付けたい事

セイヨウニンジンボクは天然のハーブであるため基本的には副作用がないとされています。しかし、まれに胃腸障害、アレルギー症状、ニキビ、めまいを引き起こす可能性があります。そういった場合は直ぐに摂取をやめて病院に相談に行きましょう。

また、女性ホルモンに作用があるハーブのため摂取を避けたほうがいい人もいます。以下、該当する場合になります。

  • 妊娠中・授乳中の女性
  • 経口避妊薬(ピル)を服用している女性
  • ホルモン感受性が高い状態の病気(乳がん、子宮がん、卵巣がん、子宮筋腫、子宮内膜症など)の女性

また、ドーパミンへの影響もあるといわれているため以下の人の使用も控えるか、使用前に病院に相談したほうがよいでしょう。

  • ドーパミンに作用する抗精神病(高濃度で摂取した場合のみ)
  • パーキンソン病
  • ドーパミン系に関係のある薬を服用している人

また、幼い子供への使用も控えたほうが良いようです。もし、自分が使用しても大丈夫かわからない場合には、かかり付けの医者や病院にかならず相談し摂取したほうがよいでしょう。

といっても、セイヨウニンジンボクは基本的には副作用がない自然でつくられた安全なハーブであることは間違いありませんので、よほどの事がない限り安心して使用しても大丈夫でしょう。

『にんじん』もハーブの『ニンジン』もバストの為に上手に摂ろう

いかがだったでしょうか?『にんじん』にバストアップ効果がないとわかって残念な気持ちもあるでしょうが、反対に「セイヨウニンジンボク」がバストアップ効果のあるハーブであることが分かっていただけたかと思います。

いずれにしても、私たちがよく知る『にんじん』も、「セイヨウカワラニンジン」や「セイヨウニンジンボク」も女性にとっては、うれしい効果をもたらしてくれる食材である事はたしかです。

胸を大きくする効果がないから食べないと思わずに、ぜひ効率よく摂取して、美しいバストアップを目指してください。

ただし、ハーブに関しては効果があるからと言って摂りすぎてはいけません。何事も適度というものがあります。多く摂りすぎてはかえって体に悪い場合がありますので、自分の体調を見ながら適正な量を摂取するようにしましょう。

なにより、量を多くとりより大事なのは長期的に続けることです。バストアップは1日にしてならず。継続してつづける事こそ一番の近道だと思います。ぜひ、今回の記事を参考にしてバストアップの手助けにしてみてください。

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